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聞くのかい、聞かないのかい

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多くの人は自分の考えが正しいと思っていて、当たり前だけど自分の考えどおりに行動していると思います。でも人は、それぞれ考え方が違うことを知っていながら、それなのに自分の意見のほうが正しいと思ってしまうものなんですよね。

っていう内容を以前、サラって書いたのだけれど、確かにそうだよなって改めて思いました。

じゃあ、人はどんな時に、自分の意見を主張せずに、人の意見を尊重することができるのでしょうか?

正直、これがすんなりできれば、自分より賢い人や人生の先輩方の意見を素直に聞くことができて、そしてすぐに自分の考え方をアップデートしていけるんですよね。

結局、自分の考えだけに固執してしまって、成長するスピードを遅くしていたり、視野の狭い考え方で失敗してしまうということが多いと思います。


そう考えると、自分にとって「意見を聞ける人」と「聞けない人」って明確に分かれていると思いませんか?

どんな人の意見は聞けて、どんな人の意見は聞き流すのか?

ある程度の人の答えはだいたい同じになってくるのではないかと考えました。

■意見を聞ける人

・尊敬できる部分をもっている人

・師弟関係があって、師と仰ぐ人

・自分を律することができる人

・成功していると思える人

・何かしら目に見える実績を残している人

・誰もが羨むような地位がある人

・納得させるだけの材料を持って意見を言っている人

思い浮かんだのはこんな感じです。

実は、最後以外は意見の「内容」じゃないですね。要するに誰が言っているのか。

実際に、「自分がその人のことをどう思っているか」ということと「その人は社会的にどう見えているのか」がとても高い割合を占めているなあと思いました。あとはその人との関係性とか。

みなさんはいかがでしょう?誰の意見なら素直に受け入れることができますか?

そして、自分の意見をちゃんと聞き流さずに聞いてくれる人は誰ですか?

反対に考えれば、自分の意見を聞いてくれるようになるためには、「自分が他人にどう思われているか」「社会的に実績を残せているか」が大事になってくるということです。

尊敬される振る舞いをしているか、自分を律しているか、成功しているか、実績を残せているか、誰かのお手本となっているか、そういったところを人は見ていて、単純に「この人の意見は聞く、聞かない」というのを無意識に判断しているのではないかと思います。

間違った意見を常に聞いていては意味がありませんし、正しいことを主張することも当然、大事なことです。そこの判断をしっかり見極める正しい目と耳を持つことが、とても重要なのかもしれません。

どうしても聞いてほしい時に聞いてもらえない、私から共有いたします。

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