好きなことは苦にならない
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職業を選ぶときに自分にはどんな職業が合っているか、誰もが考えることだと思います。
その時に大事なのが、自分自身が持っている「特性」に注目してみよう、ということです。
子供のころから自分は何をしているのが好きだったのかとか、なぜかこれをしていると時間がすぐに過ぎるとか。
ある本に書いてあった内容ですが、TとCとLに分けると自分の「特性」が見えてくるようです。
つまり、
T Thinking 思考力、考える力
C Communication 伝える力、人と繋がる力
L Leadership 人を動かす力、行動を起こす力
当然、人は全ての要素を持っているとは思うので、その中で比較的これ寄りかなというぐらいでいい。
T型の人は、将棋や囲碁や頭を使うゲームなどが好きで、暇があれば何か問題を解いている人が多い。なので職業的には戦略を立てたり、思考することで問題が解決するような職業が合っていると言えます。
C型の人は、これはだいたいわかると思いますが、人が好きで、人と話すことが好きで、人と繋がることが好きな人です。コミュニケーションを武器に営業や人前に出るような職業が合っていると言えます。
L型の人は、子供のころから学級委員や生徒会長、部活のキャプテンといったポジションに気が付いたらなっているような人です。ですので、職業というよりは何かのプロジェクトのリーダーや組織を率いていくような特性があると言えます。
自分が子供のころ、何をしていることが好きだったか、苦にならなかったかを考えてみるといいかもしれません。
1人で過ごすことが好きで、人と関わることがあまり得意ではない人もいれば、いつも友達に囲まれて話をすることがデフォルトの人もいます。
その糸口から自分は何系の職業なら苦にならずにやっていられるかを探していくと、わざわざ苦手な職業を選んでしまうことがなくなります。
当然、仕事なので辛いことや大変なことが必ず訪れます。
その時に、自分の「特性」に合っていれば、何とか切り抜けられるということです。
苦手な競技をずっとやっていくことほど、キツいことはありません。苦手な分、周りの人よりもやはり結果も出ないと思います。
自分の「特性」を理解し、苦にならない職種を選びつつ、その「特性」を着実に伸ばしていけば、きっとその分野で認められるようになるでしょう。
また、TやCやLは年を重ねるごとに変化していくものだとも思いますので、そうなれば、違う職種にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
どこに自分の「特性」があるのか、過去の行動を振り返って探してみて、そしてその突出した部分をどんどん磨いて強くしていきましょう。
それが自分を守ってくれる最大の武器になることでしょう。
これから仕事を選んでいく人たちへ共有いたします。
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