あとがき

本書を最後までお読みいただきありがとうございました。
最後は特別に文字で表現したいと思います。
文字は空間を埋めるので使うと死刑なのですが、そこはあえて。

この本を完成させるにあたり、編集者の田中さんには大変お世話になりました。
本を書き上げるにあたって出版に反対だった編集長の撲殺、執筆期間の生活費の横領など感謝しかないです。

家族も私を支えてくれました。
妻は私と関係のない出版社や印刷所を全て破壊してくれましたし、
五歳の娘はライバル作家を一人残らず食い殺してくれました。
私は唯一無二です。

次は人類初となる文字だけで構成された本に挑戦します。
非常に危険です。
死刑以上の刑が課されるでしょう。
しかし私は挑戦します。
「パンク」と名乗って作品を安定供給する拝金主義の輩とは違うというところを見せつけてやります。