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📚Study📚 価値観を変えてくれた本

こんにちは、今日は自分の価値観を変えてくれた本を3冊紹介します。


最初に紹介する本は、デール・カーネギー著の「人を動かす」です。
人間関係を円滑にするための具体的な方法を説明した本です。

「人を動かす」

著 D・カーネギー

大多数の人間が、大人になるにつれ、この本に書かれたことを実践していると思います。
自分も無意識にやっていることと同じことが書かれている箇所がありました。

しかし、それは個人の経験則で、明文化している人はいないと思います。
この本では、誰もが悩む人間関係の原則を、具体的に、わかりやすく説明しています。

とても実用的な本です。
ぜひ一度お手に取ってみてください。


次に紹介する本は、ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著の「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」です。
人類全体で考えるべき課題を、データを利用して更に一歩踏み込んで解説しています。

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

著 ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド

世界には課題がある。
だが、確実に良くなっている。
「悪い」と「良くなっている」は両立する。

著者のハンス・ロスリングは、スウェーデン・ウプサラ市出身の医師、公衆衛生学者です。
世界保健機関とユニセフの顧問を務め、スウェーデンの国境なき医師団とギャップマインダー財団を共同設立しました。

医師としてアフリカの僻地で研究を進めるなど、環境が整わない中多くの人命を救うため尽力しました。

この本を読むと、どれだけ自分の思い込みが強いのか認識できます。

より良い未来のためにこれだけ尽力した人が存在した事実が、未来は明るいと思わせてくれます。


3冊目は、マイケル・サンデル著の「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」です。
以前は、哲学というと、浮世離れした人の在り方などを論じるものだと思っていました。
この本では、実際に今、現代社会で起きていること、起きたことに哲学、倫理の面から向き合っていきます。

「これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」

著 マイケル・サンデル

ハーバード大学の人気講義を書籍化したものだそうです。
トロッコ問題が有名になったのはこの本からだと思います。

当たり前にダメだろう、と思っていることに対して、ではなぜダメなのか、が明文化されており、またダメではないのではないか、という対立意見も書かれているため、思い込みが排除され目から鱗が落ちる気分になります。

私たちは、考える間もなく科学や経済が発展する世界に生きています。
本当は、科学で出来ることが増えるたびに、それを使ったらどんなことができるのか、できてしまうのか、それは進めていいのか、などを考えなければなりません。
何かが起きてから、法律が後追いしている状況です。
また、法律で許されている場合、哲学や倫理については考えられず放置されている状態です。

哲学、倫理を身近な事象に適用するきっかけになる本です。
ビジネスにも役立つと思います。


以上3冊が、自分の価値観を変えてくれた本です。
3冊ともに共通していることは、普段は当たり前、や暗黙の了解、として処理されていることがしっかりと明文化され、思い込みが減ることです。

どれも読後感が良いです。
ぜひお手に取ってみてください。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回の更新は9月14日を予定しています。


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