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⑨相手にどう思われているかを考える 【メンタルボロボロになったので、とりあえず本に書いてある通りに自分と向き合う事にした。】

この記事はジェリー・ミンチントン著「うまくいっている人の考え方 完全版」(弓場隆 訳)に書いてある事を元に自分と向き合ってみる・実践してみる記録です。ここに辿り着くまでの経緯・私の脳内思考は下の投稿をご参照ください。

ここ数日、身の回りがバタバタしていた。いい意味で新生活がようやく軌道に乗ってきたような、空回りばかりの様な・・・。そのせいか、週末から4日間ほど毎日悪夢を見た。しかも、うなされて起きるようなレベルの悪夢。辛い。何より悪夢を見た次の日って、心が寝た感じが全くしないのが困る。

そんなちょっとお疲れのまま、今週を迎えた。

ようやく昨日、この本を再び開いたが、次の章は仕事について。あれま!私そんなに働いてないから仕事がどうこう言われても・・・と、スルー 笑 「あ、私、およびじゃないっすね。」と、気の利くアシスタントみたいにササーっとページをめくった。

「相手にどう思われているかを心配しない」

まず最初に、「相手にどう思われているか心配してないと、人間やっていけないっしょ!」と言いたい。この本を読み始めて数週間、初めて「ん〜ちょっと同感できない」と思った。ただ単に悪夢続きだったので、心がいつもよりオープンじゃないのかもしれない 笑

昨日から1日考えているが、やっぱりちょっと納得できない。このページの内容がとても短いからか、なんだか言葉足らずな気がするのだ。

11 相手にどう思われているかを心配しない
あなたが相手にどう思われているかを心配しているときは、たぶん相手もあなたにどう思われているかを心配している。

うまくいく考え方 その11
自分が相手に与える印象を気にしないほうが、いい印象を与えられる。

「うまくいっている人の考え方 完全版」ジェリー・ミンチントン著(弓場隆 訳

これだけ!!

タイトルはちょっと「ん?」だが、その後に続く言葉は、まあ〜わからんでもない。特にうまくいく考え方のほうは、なんとなくわかる。

けど、やっぱりちょっと首を傾げてしまう。そもそも、この本はジェリー・ミンチントンさんというアメリカ人の方が著者だ。西洋と東洋の昔から根付いている価値観が違うせいなのか、それとも私だけなのか、この「相手にどう思われているかを気にしない」という言葉に素直に「うん」と言えない。

私の中で、「相手にどう思われるかを心配する」のは人としての配慮だと認識している。一緒のコミュニティー、会社、クラス内の輪を重んじる行動のひとつなのだと。

だが、色んな国や職場で「相手にどう思われるかを心配しない」タイプの人間に会う事が増えた。近年では「私は私。周りは気にしない」という認識の人をネットでよく見かける。その考え方はいい考え方だと思うが、それを理由に周りへの配慮が皆無だったり、自分の意見には同調してほしいのに相手に全く歩み寄らない・・・といったパターンが増えているように感じる。

私の以前の職場は、女性が多めで、年齢も同年代か年上の人が多かったせいか(?)、何かと「手伝うよ」とお互い声をかける事が多かった。その内、みんなで仲良くなって、仕事の後にアイスクリームを食べに行ったりするぐらい和気藹々に。それから数ヶ月後、新しい若めのスタッフが3人加わった。

新入りだからか、年齢のせいなのか、文化の違いなのか、同じチーム内で困っているメンバーがいても全く手を貸さなかったり、上司の上にいる上司への自己アピールばかりな新メンバー。

これ・・・なんか知ってる・・・、鬼滅の(初期の頃)伊之助の身勝手な行動にあたふたしている炭治郎みたいな気分だ 笑。 相手や周りの気持ちを考慮してなさそうな行動を見る度に、「私は炭治郎。広い心を持つのだ。心を燃やせ(?)」と言い聞かせていた。

まあ、今思い返せば、新入りでみんな色々余裕がなかったのかもしれない 笑 だが、当時は「え、チームの事全く考えてないじゃん!」と、驚いた。

話はだいぶずれたが(笑)、もしかしたらこの著者が言いたいのは「そういうことじゃなくてね、自分の印象とかネガティブに気にしすぎると、よくないってことっすよ。」みたいな事なのかもしれない。

それなら、まあ、そうだよねとしか言えない 笑

だが、ここは正直ちょっと譲れないと思っているのが本音。気にしすぎはよくないけど、全く気にしない初期の伊之助みたいに「勝負しろ!」って場違いな自分勝手な行動ばかりするのは、いかがなものだろうか?と、思ってしまう。

鬼滅の3人小僧みたいに、思いやりの心を持ってバランスのいい関係を築くには、やっぱり相手にどう思われているかを、「心配」というより「少し考えたほうがいい」様に思うのだ。

なにより「いい印象を与えたい!」と思う言葉の裏側には、「相手を大事にしたい」とか「相手と友好な関係を気づきたい」という相手への思いやりが隠れている気がする。

・・・なんて、本にうんうんと頷くだけじゃなく、こんな風に自分の意見を言えるようになったので、私のメンタル少しずつ回復してきたっぽい。このまま心を燃やして生きたい。






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