窓ガラスに激突しても平気な顔をしていた父を見て、気づいたこと。
私の子供たちがまだ小さいころ、東北のほうで一人暮らしをしている父に会いに行った。
子どもたちを遊ばせるところを探していた昭和の父は、ボウリング場をチョイス。
父の住む町、つまり私の実家周辺で唯一の大きなショッピングモールの中にある。
子供たちは、いつもと違う風景に喜びながら、父の運転する車に乗っていた。
「駐車場に車を停めて行くから、先に行って待ってろ」
そう言う父の車を降り、ボウリング場へ走って向かった。
中には、クレーンゲームやガチャがあり、大喜びの子供たち。