マシントレーニングの進化?
「筋トレ界、機械化進んでなくない?」
こんにちは、ずーみーです。
突然ですが、筋トレ界って機械化進んでなくないですか?
このまえテレビを見ていたらこんなものが登場していました。
Higatrec(ヒガトレック)
https://higatrec.com/
こちらは、機械的に負荷を調整するスミスマシンのようなものです。
トランスデューサーによって1レップごとに発揮した力が計測出来るとのこと。
素晴らしいマシンだと思います。
私たちが「筋トレ」と言って思い浮かべるのは「ウェイトトレーニング」ばかりです。
ですが、もはやそんな時代ではないんだと気づかされます。
「ウェイト以上の力を発揮できなくなればもう持ち上がらない」というのはウェイトトレーニングの弱点です。
ウェイトを落とせばまだ動けるはずなのに、挙上が止まってしまいます。
これでは筋肉をエクストリームな状況まで追い込むことができません。
この問題を乗り越えるため、上級者はドロップセットやチーティングを多用します。
ドロップセットではウェイトを持っていない時間ができてしまい、チーティングでは負荷のかからない動作域が出てきてしまいます。
ここにはウェイトトレーニングの弱点が反映されているのではないでしょうか。
いっぽう、機械制御されたマシンではこの弱点を乗り越えることができます。
バーの動きを固定周期の単振動とすれば、常に全力運動を行うことができます。
力が足りなくても動作が止まることはありません。
常にその時々の100%の力を発揮しながら、連続的にドロップセットを行っているようなものです。
かのマッスル北村さんはトレーニングを行う際、1~2レップしかできないような高重量から初めて、どんどんドロップセットを重ねたそうです。
この手法が時を超え、アップデートされて蘇るときなのかもしれません。
Higatrec、ぜひ触ってみたいですね。
レイテンシーに違和感はないのか、どこまで詳細な負荷波形設定ができるのかなど、気になることが盛りだくさんです。
新しいトレーニングデバイスの登場にはいつもワクワクします。
伝統的な手法にこだわりすぎて頑固オヤジになってしまわないよう、注意していきたいですね。
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