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「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました!☆発行部数はいかほど?編☆

何部刷ればいいの?

同人誌を作るときに直面する、最大にして最古の問題がこれです。
印刷数によって値段も重さも変わるので、大切ですよね。

今回は発行部数の目安について述べていきたいと思います!

俺は20~30

まずは私自身が何部刷ってるかお伝えします。
だいたい新刊は30部が目安です。
好評だった既刊になると、在庫を余らせる前提で50部くらい刷ったりもします。おかげで「ティミッド&アウェイ」は大量の在庫が自宅にあります。

逆にサッカーがテーマの「ブルーウェイクス」は、題材がピーキーだったことも相まって20部程度に抑えました(それでもだいぶ余りましたが)。

買ってくれる友人の宛がある場合は要調整ですが、現地で買ってくれる純粋な読者を想定するのであれば、おおむね20部が良いのではないかと思います。
30部だと少々強気くらいかもしれません。

逆に事前の評判が良かったり次回以降のイベントも見据えたりするのであれば、50部くらいは用意していいかもしれませんね。

何部売れたら大型なのか

さて、何冊売れたら大型サークルと言えるのでしょうか。
基準は色々あると思いますが、まず100部いったら超有名最強サークルです。三桁は破格ですよ。

平均で言うと、初出店で20も捌けたら良い方。10部も売れないなんてザラにあるとかないとか霧嶋董香です。

一次創作小説って同人界隈でもかなり厳しい世界だそうで。漫画や画集ならもう少し伸びるそうですが。

小説だけで50部いったら、ひとまずはそこそこ強いサークルになれるはず。
そこで読まれて「この人の小説ええやん」ってなるか「もう買わんわ」ってなるかは、あなたの技量次第です!

これが評論のジャンルになると、もうちょっと増えるそうです。
例えば話題の作品についての論評は、三桁を見越して発行することもあるとか。

当然と言えば当然ですよね。
名も知らない人の書いた得体の知れない小説より、名も知らない人の書いた有名作品への感想であれば、まだ後者の方がとっつきやすいでしょう。
え、どっちもどっち?

余談:チラシ

私はチラシを配る派です。
ブースで「こんにちは~」と声を掛けながら、道行く人に小説の内容を簡単に紹介しています。

チラシの内容としては
・タイトル
・あらすじ
・価格
・サイズ
・ページ数
・ブース番号
・サークル名

と言ったところでしょうか。

チラシの印刷数としてはおおむね200から300枚程度です。
感覚としては100枚につき1人が冊子を買ってくれるくらいの割合です。

たった1人と思うかどうかは人それぞれです。
私はたった1人のために必死になります。弱小ぼっちっちサークルだから。笑えよ、笑ってくれよ。自虐だよ自虐。面白いだろ?

ウン百枚刷ってもチラシはだいたい配り切れます。
何回か足りなくなって途中でコピーしに行ったこともしばしば。割と多めに刷ってみてもいいかもしれません。

問題があるとすればティッシュ配りと同等のメンタルが求められることでしょう。
声を掛けてスルーされた程度でへこたれちゃあいけません。帰り道に大量のチラシが余っていてもへこたれちゃあいけません。

あ、やばい辛いこれ辛いよ。嫌なことを段々と思い出してきたよ。次々と溢れ出てくる。止まらねえ、止まらねえぞこれ。心が闇に呑まれる、呑まれていく……。

…………

………………

セカイを……

スベテをぶっこわしてヤル――

“続く”

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