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「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました!☆初参加 一般来場者編☆

はじめに


くそブログっぽいタイトルにしたら冷やかし半分で見に来てくれるでしょうか、来ないか。

サムネは文学フリマ何も関係ありません。絵が下手でごめんなさい表紙書いてくれていつもありがとうチュッチュ。

私は文学フリマには過去5回連続で出店しており、5月の文学フリマ東京36で6回目を迎えます。
そこで今回、文学フリマにおける私個人の含蓄と知見をエピソード形式で紹介する企画を立ち上げました。

題して「文学フリマってなに? 特徴やメリットについてまとめてみました♪」シリーズです。
イベント当日を迎えるまでの1ヶ月毎日投稿していきます。
え、まじで毎日投稿すんの? できるか、俺? あまり自分を信じすぎるなよ。

初めて参加する方へ① 本質

正直この企画がどんな層に届くかも分からないので、情報の照準をどこに定めようかなってとこから曖昧なんですよね。
とりあえず今回は「初めて参加する方」にターゲットを絞ってみます。

初参加のときに思うことと言えばズバリ「何を楽しめばいいの?」ってことだと思います。

「え、同人小説を楽しむんじゃないんですかw」
「俺はネットの友達に会いに行くから別に問題ないんだが?」

分かります、分かりますよ。

だけどさあ、ぽわんぽわんじゃん、そういうのって。もっとこう、具体的なエピソードがほしいじゃん。
そんなことないですか? 本当に? 世の中の本質に気付きたくないか?ないかて。

教えてやろう、物の本質ってヤツをさあ!

初めて参加する方へ② カテゴリ

文フリには大雑把にカテゴリがあるんですよ。ほんと、大雑把に紹介しますよ。

まずは小説ね。
これはもう読んで字のごとく、小説。小説の中にもなんか色々あるんですけど、今回は割愛。

次が評論
コミケとかコミティアにも多いよね、評論。文フリの場合は比較的文芸評論とか多いイメージです。出店サークル数は評論が一番多いらしいですね。

最後が詩歌
規模感は小説より若干少ないかな?くらいで、いざ足運んでみると大差ないです。かなりレベル高くてピーキーなサークルも多いから、俳句短歌に興味がなくても歩いてるだけで発見があるかも。

大体この3つかな。カテゴリの話をしたら長くなるので、また別でまとめます。

んで、このカテゴリなんですけど、それぞれエリアが別れてるんですね。

だいたい小説でひと固まりになって、評論で固まって、詩歌で固まって……さらには小説+評論の半分/評論の半分+詩歌で別会場になったりします。
文学フリマ東京35がそんな感じでした。

だから詩歌目当てで来たけど、会場を間違えて入ったからお目当てが見つからないまま右往左往……なんてことが無きにしも非ずです。怖いンゴねえ。

幸いにも運営事務局が恐ろしく仕事できるので、マップをしっかり読めば無問題です。くれぐれも会場内には気を付けてくださいね。

初めて参加する方へ③ レベル

実際気になるじゃないですか、レベル。

だって言ったら同人よ? 本屋にはプロの書いたやつが並んでるけど、文フリに並んでるのは多くがアマチュアなわけよ?

もちろん、文フリにプロが出ることもありますよ。「NHKにようこそ」の人とか斜線堂有紀さんとか、ずらっと行列ができるスーパースターも出ますよ。

後は芥川賞受賞して間もない李琴峰が出たこともあります。

あれ、結構プロが多いな。
「GOSICK」の桜庭一樹もデビュー前は文学フリマに出てたって言うし。

そういうプロ達はもう雲上人よ、水蒸気の遥か上に住む人々よ。出店サークルって意味ではフラットだけど、その格には果てしない差があるわけですね。

じゃあアマチュアは所詮アマチュアなのかっていう話なんですね。

や、分かりますよ。正直言って、出店者である俺自身も「俺のを買うんだったら本屋行って買うよなあ……」と思いますよ、ぶっちゃけね。

だけどそれは俺の場合の話ね。

いざ文フリで買ってみると「え、これ商業出版されてないの?」ってレベルでビビるくらい面白い小説がある。結構多くある。
個人的にびっくらこいた作品も紹介したいけどそれは後日。今回は割愛。

なんなんですかね、あれ。
多分だけど、商業出版されてる本て「より大勢が100点を出す小説」になることが多いと思うのよ。
だけどアマチュア作品だと「少数が1000点を出す小説」が見つけられる。その代わり多数は「???」ってなるみたいな。

つまりですね、あなたにビビッと刺さるピーキーな小説に巡り合えるかもしれないのですよ。
それってとんでもなく素敵な読書体験だと思いません?

小説を読んでて「あ、これ自分のために書かれてるわ」って錯覚するあれ。
それを味わえる確率って、多分文学フリマはめちゃんこ高い。

文フリに行ったことない皆さんには、ぜひそんなズバーンと突き刺さる一期一会を味わってほしいものです。

文フリにはあなたのフェチがある!

終わりに

というわけで今回は、文学フリマの特徴とメリットについてまとめてみました♪ いかがでしたでしょうか?

ダラダラ書いてたら長くなっちゃった。本当は1000文字に抑える予定でしたが。

今回は一般来場者向けでしたが、次回はサークル出店者向けに書いてみたいと思います。

言うて俺も4回しか参加してないから経験値なんてたかが知れてるので、より知見に富んだ読者諸賢におかれましては「ハハ、言ってらあ」と思っていてください。くれぐれもTwitterで晒して叩くようなことはしないでください。俺泣いちゃう。

ではまた次回。

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