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「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました! ☆文学フリマにありがちなこと☆

はじめに

今回は文学フリマで多く見かける作品についてまとめてみました♪
この記事を参考にして、皆さんもお気に☆の小説を見つけてくださいね^^

ありふれた風景写真が表紙

まずはコレね。表紙が写真なんだけど、これといったメインの被写体がないやつ。漠然とした風景が写ってるだけなのね。

この手の風景は色々。街中だったり裏路地だったり公園だったり山の中だったり海だったり……パターンはいろいろある。

あんまり多いから、文フリではこれが主流なのかなと思って俺もやったことある。
ラノベとかキャラクター小説だったら作中の登場人物を表紙にしたいから、イラストレーターにお願いするんだけど。
短編小説を出したときに、適当な写真を加工して表紙にしたわけですよ。

ただ表紙を変えた分の効果はなかったですね。
ありがたいことに、中身の評判は結構良い感じだったんですけど。ただ表紙を変えたからと言って売り上げが伸びたーってことはなかったです。

ただね、風景写真て意外と理に適っているというか、一定の背景はあると思うんですよ。

まずは楽ですね。フラッと出掛けてパシャっと撮ってはいお終い。
絵を描くとか依頼をするとか、そういうコストをごっそり削ぎ落とせる。手間が少ないんですね。

それからノイズが少ない。
例えばキャラクターのイラストにしたら、第一印象として「キャラクター」が残るわけですね。
被写体を人物にしたり猫にしたり食べ物にしても、その被写体のイメージで作品を見ることになると思うんですよ。

しかし風景写真にはそれがない。
余分なノイズを落とせるという意味でも、風景写真に行き着く道理はあるんだなあと感じます。

ただジャケ買いを狙うなら、ある程度の工夫は必要だろうと思います。
写真がたまたまその人の好みにビタッとハマらない限り、競争相手の多い表紙では埋もれてしまうと思うので……。

表紙以外の部分で何かインパクトのあるキャッチがほしいですね。

テンプレ的な物語

物語がテンプレートっぽくなるのもありがち。

テンプレートとはいっても、分かりやすいシステムがあって皆が皆それに即しているってわけじゃあないです。

まずはどのようなテンプレートか述べましょう。

1.なんとなく上手くいってない主人公がいる
2.何もかも上手くいってそうな別のキャラクターがいる
3.主人公がなんとなくそのキャラクターと仲良くなる
4.話してみたらその人も同じような不安を抱えていた
5.ちょっと主人公の気分が軽くなる

以上です。
この手の作品は純文学やエンタメ・大衆文学に多いです。他に、大きな事件やトラブルが起きず物語に飛躍的な展開がないのも特徴。

文フリにおいては、割かしオーソドックスなタイプです。
良いとか悪いとかの話でないのは言わずもがなですが。

勝手な推察なんですけど、物語構築のパターンのひとつに「支援者」と「敵対者」ってあるじゃないですか。
で、その「敵対者」が難しいと思うんですよ。

出すのに悪の大魔王を出すのは作風に合わない。
分かりやすい嫌な奴を出すのもスカッとジャパンみたいになっちゃう……。

で、いい落としどころになるのが、敵対者を自分の心の中にある漠然とした何かにすること。
このやり方が、物語の空気感にやんわりと噛み合うんだろうと思います。

文フリに行ったら、上記のような物語を探してみてくださいね。

ラノベはだいたいネット小説

完全に時代だなあと思いますね。
やはりネット小説的なものが多いと感じます。

ネット小説出身で商業出版されている方も多いので、傾向としてはたしかにあるそうです。

一方で古き良き伝統のライトノベルがあるのも事実。こういうこと言うと最近のラノベを悪いと言っているみたいですが違いますよ86面白かったです。

それはそれとして、2000年代前半に見たタイプのライトノベルもあって、懐かしいワクワクを覚えるものです。俺そういうの大好きなんだよ。

最高に面白かったライトノベルについて1つおすすめの作品があるのですが、そちらの紹介はまたいつか。

終わりに

プチ荒れしそうな話題にビビりながら書いてたが、切り抜けた。いや切り抜けられたのか? 切り抜けたよな、なあ。なあて。

この構文もいい加減飽きたのでもう封印します。

実際のとこ文学フリマの傾向はあると思うし。
ここに書いたのは100%主観だし。
そもそも上手く言語化できなくて書けなかったこともあるし。

ぜひ皆さんも文フリにいった暁にはオリジナルのあるあるを探してみてくださいね☆

嘘ですそんなことせず素直に楽しんでください。

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