「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました!☆過去作とその所感☆
宣伝タイム
俺の過去作は以下のリンクにあるからね。
BOOTHで電子版を頒布中だかんね。よろしこね。はい宣伝おしまい。
自己分析をしよう
ビジネススキルには様々なものがあると思います。
俺は割とビジネススキルは収入に直結するから身に付けておいて損はないだろうと思う派なのですが、一方で本屋で表紙にどや顔を晒してる書籍とかTwitterで偉そうにくどくど高説垂れてる奴とか居酒屋で聞いてもない仕事論を唾飛ばして語る不潔感だらけの大人とか、ビジネススキルという単語には小汚い嫌悪感がつきまといます。
そんで、今回はビジネススキルの一種に通ずる回です。
そう、自己分析です。
俺が過去の文フリで頒布した冊子とその反響を振り返って、どれがどうだったかを検証していきます。
できるだけ普遍的な要素を抽出するので、皆さんが「ふーん、へー、ほーん」となることを心掛けます。
逆に「違う、そうじゃない」と思うことがあればぜひコメントください。よろしくお願いします。
分析①ティミッド&アウェイ 上&下巻
カテゴリ:ライトノベル
価格:各500円→1000円(上下巻セットで1500円)
合計発刊数:上→90冊 下→65冊
合計頒布数:上→約70冊 下→約45冊
余談:「ぶんせき」って打ったら「文責」が変換候補の筆頭だったの個人的にはカッコいいと思う
はい、ちゅーわけで最初は「ティミッド&アウェイ」略してティミアンです。上下巻に分かれてます。
弊サークルZUMA文庫で最大の印刷数と頒布数を誇ります。
文フリ出店の処女作にして毎回毎回刷り続けてるから当たり前と言えば当たり前ですよね。
度々申し上げていますが、このティミアンはカテゴリを象徴する作品でもあります。
「エンタメ・大衆文芸」カテゴリで出店していたときよりも、「ライトノベル」カテゴリで出店していたときの方がより多く売れました。
やはりカテゴリは大事です。
ティミアンの特徴としては「身内には死ぬほどウケがいい」というものがあります。
他作品ではあまりないのですが、ティミアンに関しては中身の詳細な感想やファンアートを頂けることが多いんですよね。
逆に外部の方から頂いたことはありません。
多分出だしで読ませることに失敗してるんだろうなあ……。
コンセプトが明確なので、売り文句を付けやすいのも特徴。
「主人公が『曲がり角で自販機を出す能力』で戦う異能バトル」と書けば、ジャンルとオリジナリティをアピールできるので。
ライトノベルらしいライトノベルをやりながら、しっかり個性を確立しているのでアピールしやすいです。
分析②短編小説集 南を向いて左側
カテゴリ:エンタメ・大衆文芸
価格:500円
合計発刊数:10冊
合計頒布数:10冊(完売)
余談:表紙イラストは中村佑介のイメージで描いてもらった
え、10冊……?
え、10冊!?
注文履歴を見てびっくりしました。え、俺これは10冊しか刷ってないの?
やばー。
短編小説集の第1弾です。大学時代のサークル誌に掲載していた作品を主にした個人アンソロジーです。
ほぼ身内に配って終わったのかな……?
今から3~5年前の作品が主なので、質や雰囲気が多少は違うかもしれません。というか同じだったらマズい。
表紙がオシャレすぎるので増刷してもいいかもなあと思ったり。
ブースに置いとくだけで見栄えが良くなりそうです。
特に感想を貰ったりはしていません。
あ、そういえばこれ嫌な話思い出した。
大昔にSKIMAで書評をお願いしたんですよ、後書きに掲載できればいいなあって。
もちろん後書きなので「悪い評価ではなく掲載できるような良い評価を書いてください」ってお願いしました。
なんだその依頼、それもそれで変な話だな……。
まあ結果的に送られてきたのは、皮肉めいた京都風書評だったんですけど。もちろん掲載していません。遠回しに「これつまんねw」って言われてる文章載せたくはないでしょ?
それ以来俺はSKIMA使ってません。
分析③短編小説集 北を向いて右側
カテゴリ:エンタメ・大衆文芸
価格:500円
合計発刊数:30冊
合計頒布数:30冊(完売)
余談:初めて表紙を自分の写真+加工で作成。二度とやるまい。
短編小説集の第2弾です。次は西を向いて真反対、さらに次は東を向いて正対です。まあそれはいいや。
コロナ禍で大学のサークルと決別して以後の作品を多く収録しています。
そのため、公募に出した作品が多いです。
織田作青春文学賞で二次審査までいった「有吉」なんかがあります。
『北を向いて右側』に関しては、公募の経歴を打ち出すことが分かりやすいアピールポイントになりました。
短編集はどうしても売り文句を付けにくいので、どこに焦点を当てるかがポイントになります。その点で、前作の『南を向いて左側』に比べると「公募」という分かりやすいアピールポイントがありました。
こちらは割かし多くの感想を頂いています。ZUMA文庫の発刊した本の中では、外部の方からの反響が最も大きい作品です。
特に以前に紹介した『女がオンナを殺そうとする話』の武内颯人さんからの感想は大きかったです。
武内さん効果もあって認知度が向上しました。
どうしよう、せっかくだから文学フリマ東京36に持っていこうかな。
と思ったら発送納期がどう足掻いても間に合いませんでした。
全体的に一定のクオリティの保たれた作品が多いので、私自身のカラーも分かりやすいし批評も述べやすいのではないでしょうか。
分析④ブルーウェイクス -海賊たちの優勝旗-
カテゴリ:エンタメ・大衆文芸
価格:1000円
合計発刊数:25冊
合計頒布数:16冊
余談:サッカーは文フリと相性が悪いことに気付いた。
ピーキーな題材を模索しつつ、時節柄に合わせた作品です。
当時ワールドカップ直前だったので「サッカーの話は熱いやろ!」と思って書きました。そしてすかしました。
でも冷静に見直すと16部も売れているんですよね。これがまあ意外や意外。もっとおびただしい数残ってるもんだと思ってました。
作品の軸が不明確でアピールがイマイチだったと反省しています。
読者目線で求められていることに、上手く応えられない歯痒さがありました。
後は単純にサッカーという題材がハマらなかったことも一因……。
さいごに:&YELLOW
カテゴリ:エンタメ・大衆文芸
価格:500円
合計発刊数:40冊
合計頒布数:??冊
余談:1年ぶりの短編集
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