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紙1枚にまとめるビジネスプラン

僕はフリーランスになって4年ほどが経ちます。

普段は企業や個人からお仕事をもらって広告記事を書いたりなんかしています。

💬2022年で37歳になったということもあり、自分中心の仕事を生み出せるようにならなきゃなと模索中です。

同じように副業や、自分で起業したい!という人は多いはず。

そんな人はまず自分なりにビジネスプランを作ってみてはどうでしょうか。

今回は紙1枚にまとめる簡単ビジネスプランの方法を紹介します。ぜひ最後まで読んでみて、いいなと思ったらスキをお願いいたします。

✍️1枚のビジネスプランに書く項目はこれ

まずは全体像を簡単に把握しましょう。ビジネスプランの項目になるものはこれです。

  1. 概要

  2. お金(費用)

  3. 宣伝

  4. 成功基準

  5. 期限

  6. 問題・懸念点

  7. 問題・懸念点の対策

  8. 一言でいうと

この8項目を網羅すればOKです。

あくまでも紙1枚というのがポイント。短くわかりやすくシンプルにまとめないと1枚にはおさまりません。

わかりやすさを重視して作ってみてください。1つずつ項目を説明します。

1.概要

まずはビジネスプランの概要です。ここで大事なポイントは3つです。

  1. 誰に売るか

  2. 何を売るか

  3. それは何を助けるのか

「誰の何をどうするのか」これがビジネスの基本。広告でも自信を持ってこれをいうのが大事です。

例えば、「40代の気になる目元小ジワを目立たなくする」みたいなところですね。

スポーツジムの加入者を増やすにしても「誰に」が変わると伝える内容は変わります。

  • ガチムチのキン肉マンになりたい人

  • 健康診断でひっかかったから痩せたい人

この2つはどちらも需要がありそうですが、全く違う属性ですよね。「誰に」をしっかり決めておかないと伝わりにくく誰も興味を持たない商品・サービスになってしまうのです。

2.お金

次にお金の話。

  • いくらかかるのか(費用)

  • いくら儲けるのか(利益)

ビジネスで切っても切り離せないお金はしっかりと調べて考えましょう。既存のビジネスがあるなら、それを参考に金額を算出すほうが良いです。

金額を割り出すのが難しい場合は、最大と最小を算出しておけば大丈夫です。

例えば
・200円の団子を売ります。
・1日300個作れます。
・営業は1日8時間です。

といった場合。最大300個×200円、最低8時間×1個×200円となります。最低ラインはお店の前を通る人数を調べてそれの数%で算出してもいいですね。

この場合、1日60,000円が最大の売上です。これ以上は存在しないと考えて費用をはどこまで使えるかを考えます。

もちろん、最大の売上は毎日は続かないので、売上はもっと低く見積もるほうが現実的になります。

3.宣伝

そして、宣伝方法。宣伝なしで商品やサービスが売れることはありえません。どうやって自分の商品・サービスを認知させるかを考えましょう。

  1. リアル口コミ

  2. SNS

  3. 広告

主にメインどころはこんな感じです。リアル口コミやSNSは無料でできるので、できるだけこの施策はやるべきです。

しかし、即効性は期待できません。

そのため、広告を取り入れますが広告はお金がかかります。Web広告、チラシにしてもお金がかかるので売上が少なければ結果的にマイナスとなります。

自己資金に対して、どこまで広告を打てるのか試算しておきましょう。

💬
Web広告に関しての費用感が全くわからないという場合はTwitterからDMください。簡単なご相談は無料で受け付けます。

4.成功基準

何がどうなったら成功と呼べるのか、という基準を決めておきましょう。

💬
ちょっと解釈が難しいですが、ゴールとは違います。あくまでも通過点と考えるほうが良いかも。

紙1枚に売上ゼロ→売上100億のビジネスプランを書くのは不可能です。あくまでも初期段階の成功基準を決めておきましょう。

ここで決めた成功基準に達するまでが、今回の紙1枚ビジネスプランになります。

基準は明確に数字で表せるものが良いですね。

  • 予約数100件獲得

  • 300個の商品完売

  • 5,0000いいねを獲得

この成功基準が見えたら、また次のビジネスプランを考えるという感じ。

5.期限

成功基準とともに大切なのが期限です。いつまでに成功基準を達成させるのかということ。

期限というのはものすごく大事です。

💬
極端にいえば、誰でもどんなビジネスプランでも1000年あればどうにかなるもんです。しかし、それは現実的ではないですよね。

なので、1年後とか、3ヶ月以内にとか時間の制限を設けておきます。

こうすることで、できること・できないことも明確になります。この期限までに達成できなかったら辞めようということもできます。

撤退することも1つの作戦です。

6.問題・懸念点

今回のビジネスプランをやるにあたっての問題点や懸念点を洗い出します。

問題点を考えるときは5W2Hの中で問題になることはないかと考えてみます。

【5W2H】
When(いつ?)
Where(どこで?)
Who(誰が?)
What(何を?)
Why(なぜ?)
How(どうやって?)
How much(いくらで?)

問題点になりやすいのは、「どこで」や「いくらで」が多いと思います。

「どこで」→広い場所を確保できるか。場所を貸してくれるか。アクセスは良いか。悪天候でも使える場所か。

「いくらで」→レンタル費用はいくらか。人件費が高すぎないか。

など、考えられる問題をたくさん挙げていきます。これをやるポイントは人の揚げ足をとるつもりでやることです。

脱線しますが、自分では何もしないくせに人の指摘ばかりする人って周りにいませんか?そういう人になりきってビジネスプランの悪いところを見つけましょう。

7.問題・懸念点の対策

問題点と懸念点が出たら、それに対する対策もセットで考えましょう。これがなければ⑥の項目が意味がなくなってしまいます。

「雨が降った場合」→屋内施設も予約しておく。傘をさしながらでも楽しめるような会場作りにする

など、問題が起きたときにクリアできる準備ができていればOKです。

対策というのは全てをクリアにするだけでなく、「どこまで耐えられるか」という考え方もできます。

💬
例えば、「100万の赤字までなら自腹で補填できる」という状態だった場合、これを許容範囲のリスクとして突き進む方法です。

ビジネスプランを立てるときにリスクゼロはありえません。問題が起こったとしても、ちょっと痛いくらいなら大丈夫です。

8.一言で言うと

そして、このビジネスプランを一言でいうと何ですか?という質問に答えられることも大事です。

Youtubeの令和の虎を見ていても、よく聞く質問ですね。

  • 40代の目元のシワ悩みを解消するクリームです。

  • 100歳まで元気で過ごすためのトレーニングメニューです。

  • 10周年を迎えたら夫婦が思い出を作るためのディナーコースです。

このように、一言でバシっと言えるものが決まっていると理解してもらいやすくなります。

💬
また、ビジネスプランに関わってくれる人にもシンプルに自分の意志が伝えやすくなります。これは、信念でもあります。

シンプルかつ、魅力的な一言を考えてみてください。

まとめ

今回は紙1枚にまとめるビジネスプランを紹介しました。

自分で何かをしたい!と思っても何からはじめていいか分からなかった人、まずはこの8つの項目を紙に書いてみてください。

💬
大事なのは綺麗に書かないこと。とりあえず書いてみる。まだ人に見せるわけじゃないから自由に書くってところからスタートしましょう。

他の人のビジネスプランを参考にするときも、この8つの項目に照らし合わせてみてください。
そうすることで、自分ならもっと良くできるなと思えるポイントも見つかるはず。

💬
ぜひ何か面白いビジネスプランなんかを思いついたらコメントで教えてください。

このnoteが参考になったと思ったらスキ、シェアをお願いいたします。また次のnoteでお会いしましょう。

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