「無料でやります!」で仕事をやるべきではない
僕はフリーランスのWeb広告ライターとして4年ほど活動しています。先日、こんな質問をいただきました!
🐶「実績がないので無料で仕事を引き受けようと思うのですが、どうですか?」
結論としては、無料で受けるべきではないです。
実績がないからお金をもらうのは申し訳ないという気持ちはわかりますが、仕事をする以上はお金をもらう権利があります。
今回は、「無料でやります!」と元気に仕事を引き受けるのは危険だという内容を書いてみます。
✍️結論:無料でやりますはやめよう
どんなことでも仕事である以上、無料でやるのはやめましょう。
仮に実績がなかったとしても、ど素人だとしてもお金をもらう権利はあるのです。胸を張ってお金をもらいましょう。
お金をもらうべき理由を説明します。
⌘ お金をもらわないことは誠実さではない
無料でやります、というのは誠実さではありません。むしろ、ただのアホです。
お金をもらうということは、それなりの責任が発生するということ。
お金をもらうことこそが誠実さなんです。
⌘ 自己犠牲は続かない
お金をもらわないということは、あなたの時間や労力を犠牲にしているということです。
そして、仕事相手は感謝してくれるどころか「また次も無料でやってもらおう」としかなりません。
あとからお金をくださいと言おうものなら、「がめついなぁ・・・」と理不尽なことを思われるだけです。
✍️実体験から学んだこと
ここで僕の実体験を2つ紹介します。
①飛んでいったデザイナー
仕事で必要なデザイン作成をお願いできるデザイナーがいました。その人は自分にとってもチャンスなので無料で引き受けてくれるとのこと。
僕の要望や納期も伝え、ずっと待っていましたが・・・。
何度連絡しても音沙汰なし・・・。納期はすぎて、やっと返事がきました。
「体調を崩しておりまして・・・・」
それはかわいそうなことなのですが、正直僕(客)にとってどうでもいいことなんです。
むしろ、だったらその状況を先に教えてほしかった。
お金をもらっていない人は無責任になりがちです。この出来事依頼、外注するときはまずお金の話をするようにしています。
②無料で頑張ったバンドの裏方
今度は僕が無料で働いたという話。
僕は昔、バンドの裏方をしていました。2~3年ほどしていましたが、すべて無給です。
フリーターをしながら手伝いだったため、全くお金がありませんでした。
いつか、このバンドが成功したら!とか、どこかですごい人脈に繋がれたら!とか夢見ていました。
しかし、結果的に何も残っていません。本当に何もです。
当時のバンドメンバーは1人も成功しておらず、僕も連絡先を知りません。残ったのは僕の奴隷根性くらいでしょうか。
日給5,000円でももらえていたらずいぶんと違っただろうなと今でも思っています。
✍️最初はお金をもらえないは思い込み
こんな話をすると、「初心者でお金とるのは申し訳ない・・・」という意見も出てきます。
しかし、それは大間違いです。初心者だろうとど素人だろうとお金はもらっていいのです。
コンビニ店員としてバイトをすると、バイト初日からお金が発生します。これが当たり前。
それでも、お金をとるのが申し訳ないと思ってしまう場合はある程度ルーティーンが決まった仕事を選ぶといいでしょう。
完全マニュアル化している
流れ作業
イエスマンでいればいい仕事
副業を探す上でも、このポイントを抑えておけば大丈夫。
クラウドワークスなどで仕事探す場合には、「マニュアルがあります」と記載されている案件のみを受けるというイメージです。
最初はこういったもので経験を積んでおけば、後ろめたい気持ちも徐々になくなっていきます。
まとめ
今回は、無料で仕事を受けるべきではないという話をしました。
無料で仕事を受けることは、雇う側も働く側も得しません。
ちなみに僕は友達であってもしっかりお金をとります。一切割引しません。
逆もしかりで、友達のお店でも一切割引を受けません。
お金を介す以上は、お客さんですからね。こういったところをしっかりしておくほうが、友達関係も良好な気がします。
今回のnoteが参考になったと思ったらスキ、シェアをお願いいたします。また次のnoteでお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?