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912杯目:【珈琲初心者日記】中途半端に楽しくなってきたからのジレンマ

終わりのないコーヒーの世界。
という事は正解がないのがコーヒーの世界ともいえる。
突き詰めようとすればするほど深みにはまり答えが見つからない。
コーヒーの世界はそういうものではないかと初心者ながら思ったりもする。

しかし、コーヒーの世界は突き詰めていくと壁にぶつかるのと同様、初心者だと途中である程度の正解が見えちゃうことがある。

見る人から見れば、レベルのかなり低い段階でのところではあるけれど、コーヒーに限らず物事ってそういうところありますよね?

もしかしたら今の自分がそういう段階なのかもしれない。
インドネシアのマンデリンの苦みが好み一辺倒だった自分が、ある時からちょっと飲んでみたコロンビア・スプレモのおいしさに気づき、これも好んで飲むようになった。

そうなるとコーヒーの味に対する探求心が増してきて、他の豆のコーヒーも飲んでみよう!という気になってくる。

それでコーヒー豆を販売しているお店を見て歩くんだけど、豆販売の最小単位が(粉でも)200gというところが意外と多い。
ただそういうお店はg換算してみると安かったりするので、200g単位での価格が高いという事はではない。

でも、そうは言っても200g。
自分は基本1杯10gくらいで淹れているので約20杯分あるんですよね。

味の冒険はしたいけど、飲んでみてもし自分好みではなかったら残りの豆はどうしようと思ってしまう。

手元に届くまでのコーヒー豆の工程と移動してくる距離を考えると、いくら高価な豆でも素直に高いとは思えない。

ご飯つぶ一粒でも無駄にしないで食べなさい!と育った自分にとっては、それを考えるとコーヒー豆一粒でも無駄にしたくないとの思いが強すぎるくらいに強い(苦笑)

なので、出す金額ではなくコーヒー豆のことを考えると冒険して購入できない。

1杯単位のドリップバックで味を確かめてみるという方法がないわけではないけど、その辺のジレンマを感じたりします。

こういうジレンマを感じるキッカケになったコロンビア・スプレモだって、珈琲問屋さんでたまたまその月だけ100g190円(税込み)でやっていたから購入する決断ができて、飲んでみたら自分に合ってたという何段階もの工程と偶然の結果だったし…

身近にコーヒー好きな人でもいればシェアするとか差し上げるとかも出来るんでしょうけど、ここ数年の外出せずに家にいよう生活様式の中で始まった自分のコーヒー趣味なので、そのような人もいなく、しばらくこのジレンマは続きそうです…

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。