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172杯目:【マイ考察】技術が進歩して楽になると、逆にストレスが増えていく・自動車運転

自動車業界は100年に一度の変革期・・・

若者の自動車離れ・・・

などと言われております。


トヨタが、まだ自動車を買っているの?ってCMやったり、

トヨタウォレットと車とは関係ないようなことを始めたり、

一見自虐ネタかと思うようなことを仕掛けてきております。


そういった観点からも、これからの自動車メーカーは、

今まで通りただ自動車を販売してメンテナンスをしていれば良い時代じゃない。

変わっていかないと、ダメになってしまうという危機感を感じます。

一見、勝ち組に思える大企業トヨタでさえも・・・。


自動車を運転する負担を昔と比べると、

勝負にならないほど、毎年技術が進歩しております。


高速道などを運転していると、

今の車は室内に入ってくる音も少なく、

フレームなどの骨組みもしっかり作られているために、

どっしりと安定して快適な高速運転ができます。

でも、結局は運転する人の感性が重要だと思っていて、

運転が楽しいかといえば、そうでもない。

感性に訴えるものがないから・・・。


極端な例で言うと軽トラックだと時速60や70キロ出すと、

フロントガラスを通して見える景色は、

すごく速く感じて、運転に集中して他のことをやろうという余裕がありません。

しかし、普通乗用車でそれ以上のスピードで移動しても、

安定していて、持ってるハンドルにくるキックバックもないので、

簡単にいっちゃうとやる事がなくて暇。

車がなんでもやってくれて、

さらに自分の運転技術の未熟さまでカバーまでしてくれるのですから、

暇すぎて、車の運転が楽しいなんて思う若者なんてあらわれるわけがない。

移動するためのただの道具にしかならない。


以前ニュースでも話題になった高齢ドライバーの運転。

アクセルとブレーキを踏み間違えた交通事故。

オートマチック車じゃなく、マニュアル車だったら、

アクセルを間違えて踏み込んでも、

エンストして終わり。

勢いがついているとそうも言ってられないかもしれませんが、

間違いなく、さらに加速して建物や人に突っ込むということはない。

マニュアル車のクラッチ操作、半クラッチとか・・・

結構、難しいですよね。

微妙な調整でアクセルを踏みクラッチを繋いでいく動作。

もしマニュアル車しかなかったら、

高齢者の運転免許証の返納もここまで問題にならないでしょう。

逆に、そういう手足をリンクさせた微妙な操作ができる高齢者なら、

まだしっかり運転は任せられるかもしれません。


技術の進歩を否定するわけではないけど、

自動ブレーキだったり、自動運転だったり・・・

そこまで車が人間を面倒見なくても良いんじゃないの?

って思う事があります。

自動ブレーキと言っても、あくまでも補助装置であり、

車が勝手にやってくれるから、

運転者はブレーキを踏む動作をしなくて良いってことではないですからね。

1トンや1トン半の重量物がそれなりのスピードで移動してるので、

100%それを止めるのは、物理的に無理なのではないかと・・・。


自動運転も、居眠りや飲酒やスマホ操作がOKくらいまでにならないと、

本当の意味での自動運転ではないのではないかと思うところがあります。


数々の極論を言っているように思われるかもしれませんが、

完全に車に委ねる事ができないで、

常にドライバーにやることの余白が残っている限り、

そういうことなのではないかと・・・。


自動運転の技術が進んでいって、

運転者はただメーター類を見て、

異状があるかないかだけを監視するだけの運転はストレスでしょうね。

確率が低いけど、でも目を離しちゃダメだよ!というストレス。


走行中、基本ヒマでやる事がないけど、

メーター類を2秒以上注視しちゃダメだよ!

スマホをいじっちゃダメだよ!

ナビを2秒以上注視しちゃダメだよ!

と、ヒマなのにやっちゃいけない事が増えていく事に・・・。


#コラム #考察 #自動車 #運転 #自動運転 #自動ブレーキ

#便利 #ストレス







貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。