ドイツのストライキとタイプ6の気づき/029

ドイツの国鉄ストライキが行われ、電車が動かなくなった。

ストライキが始まると知ったのは、旅行の前日の5日。7日の深夜2時から始まり、8日までストライキ行われると発表された。焦った。

5日、ストライキが起こると知った夜に、本当はシュトゥットガルトに行くか迷った。タイプ6の私は最悪の想定を考えてしまうから、もしも帰って来れなくなったらどうしようと考えてしまい、行動に移せなくなっていたのだ。

でも、自分のタイプを知っているから、不安を解消すれば行動に移せることも知っている。とりあえず、チューリッヒ駅のカウンターでストライキになった時の対処法を教えてもらった。

気合を入れて、番号が呼ばれたのでカウンターに向かう。ドイツ語で、聞いてみた。

「ストライキが始まったら、どのような方法でスイスに戻ってくればよいでしょうか? 」

すると「ストライキね、たぶん7日の2時からよね。まだ始まっていないから詳しく分からないの。でも、始まったらドイツ国鉄のHPで確認してみて。運行している電車、どれでものっていいからね」

とにかくどの電車でも乗っていいから、チューリッヒ行きに乗ってか帰って来ればいいとう。そんなものなのかと拍子抜けしてしまった。

この件で、私の心配も緩和されとにかく行ってみようと思えたので、聞いて正解だったなと思う。

行きは、フリックスバスという長距離バスを利用。電車よりも安価なので、格安でドイツに行きた時は、便利な交通手段だ。

例えば、シュトゥットガルトまで電車を利用すると、約60フラン。フリックスバスなら、12フラン+主要駅までの交通費4フラン＝約16フラン。

断然お得な長距離バス。

初めてのことは誰だって怖い。だけど、意外とどうにかなるもんなんだと思えるようになると、行動力になる。

心配で行動できていないなと気がつけば、その心配を解消してみると、意外と一歩が軽くなる。

私の心配は、それほど大きなものじゃない。そんなふうに思える自分がいる。

(更新チャレンジ29日目)