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カンボジアにあるMaison Kayserでインターン!〜観光ゼロの学び多き旅〜

2020年2月21日〜3月4日までカンボジアの首都プノンペンに滞在していました。coronavirusが拡大する前だったので良かったですが、今行ったらアウトですね。というか、まずカンボジア国内に入ることができません。coronaが終息したら、また旅行行きたいな〜 皆さんお身体にはお気をつけてくださいね!#Stayhome (※あえてcoronaを英語で書いています。上に注意書きが出るのが嫌なので。笑)

それでは本題へ! 

カンボジア訪問は人生で3回目。父がプノンペンに単身赴任している関係もあり、中学生時代に2回来たことがあります。

タイトルに記しましたが、今回は観光ゼロ!「旅」といって多くの人が想像するような都市観光は一切せず、多くの学びと経験に恵まれた、アカデミックな「旅」でした^_^

フランス生まれのパン屋「Maison Kayser(メゾンカイザー)」でのインターン以外にも、日本人の若者(留学生やインターン生など)が集う会に参加、日系IT企業訪問、ボイストレーニングWSに参加など、イベント盛りだくさんの約2週間。具体的にどんなことをしていたのか。noteに書き留めていきます(^o^)

カンボジア渡航で学んだことは山ほど。しかし、一番感じたことは「人との出会いの大切さ」です。旅先で出会う人は新しい価値観をくれる。それによって新しい発見が生まれる。それが凄く好きで旅行を趣味にしてるのかもしれません^_^

新しいことに挑戦したい方、海外インターン・海外で働くことに興味がある方、カンボジアについて知りたい方、そして学生にオススメの記事となっています(^^) 

KIZUNAフェスティバル!〜日本とカンボジアの文化交流イベント🇯🇵🇰🇭〜

Institute of Foreign Languages(IFL)というプノンペンにある語学学校で行われたKIZUNAフェスティバル(日本とカンボジアの文化交流イベントのようなもの)に参加してきました。プノンペンに着いた週末に開催されていたので、父の同僚(カンボジア人)に誘われ行ってみることに(^O^)

道が人の波でごった返しています、、、

焼きそばや餃子といった日本食から綿飴といった駄菓子の屋台が勢揃い。また、日本ならではのコスプレ衣装や浴衣を着ている人もいて、まさに日本文化フェスティバル!

この後すぐ夕食を食べる予定があったので、何も食べませんでしたが、美味しそうな料理がたくさんありました!

毎回「文化」に魅力を感じています。詳しくは初回の記事の「日本一周をしたい理由」の項目を見ていただければ分かります!下にリンク貼っておきますね(^^)

https://note.com/zowigc/n/nff5a911a93c2

そんな私は高校2年時のカナダ留学中、現地学校で"Japanese Culture Festival"と題したイベントを開催しました。図書館で行ったので、KIZUNAフェスティバルほどの規模ではありませんが(^_^;)

折り紙、射的といった簡単な日本の遊びを紹介する程度。しかし、イベントを1から作る楽しさ、そして自国の文化を広める面白さを学びました!

「文化」という言葉自体とても抽象的ですが、他国そして自国の文化の理解を高めることによって人は寛容な心を抱いていくような気がします。身近に文化交流ができる場所が増えるといいですね^_^

【メインテーマ】Maison Kayserでインターン!カンボジアでのインターンってどんな感じ?言葉は通じるの?

この記事のメインテーマであるインターンについてです!

約一週間、プノンペンのRiversideという地区にあるMaison Kayser(メゾンカイザー)でインターンさせていただいてました。インターンといっても給料は1円足りとも出ていません(^_^;)

しかし、とても良い経験を積むことができました! 以下の流れで、今回のインターンについて話していきます(^o^)

Ⅰ. 経緯 Ⅱ. 仕事内容 Ⅲ.言語・客層

Ⅰ. 経緯

なぜ海外インターンをしようと思ったか。そもそも何故カンボジアのメゾンカイザーでインターンさせてもらえることになったのか。この2点を説明していきます!

 ①海外インターンをしようと思ったきっかけ

大きく2つあります。

☆1つ目は、海外での経験を積みたいから。

高2時の留学を終えて、帰国してからは英語を話す機会が大幅に減りました。もちろん住んでる国は日本ですし、公用語も日本語。自然と、日本語しか話さなくなるのは当たり前と言えばそうかもしれません、、、

それによって英語のスピーキング力が衰えました。やっぱり、言語は喋らないと忘れる(^_^;) なるべく自分の英語力を維持、そして向上させるために、英語の授業では積極的に活動。また、自分が受けた大学の学部の試験が全て英語だったため、去年は英語を必死に勉強したつもりです。

しかし、それはあくまでも受験英語。主観ですが、本当に英語が上手な方はどんな場面においても物怖じせずに英語を話す(使う)ことができると思います。日常会話からアカデミックなトピックまで。

そう考えると、今の自分に足りないのは海外での経験。その第一歩に今回のインターンがありました(^^)

☆2つ目は、海外(特に途上国)ビジネスを実践的に学びたいから。

今やネット社会。日本国内にいようと、海外の事情を簡単に知ることができます。しかし、実際に訪れてみないと知りえない発見も必ずあるはずです。

私には将来、海外で活躍できる人間になるという抽象的な夢があります。無論、日本に対する理解を高めることは重要だと考えます。しかし、その夢の実現を目指すのであれば、日本だけに留まっててはいけない。いつもそんな気がしています。

社会に出る前により多くの経験を。そんな思いで、海外インターンに踏み切りました!

 ②メゾンカイザーでインターンできた理由

父のコネクションです。

冒頭で言いましたが、父はプノンペンに単身赴任しています。(かれこれ、6年くらい)

プノンペンにあるメゾンカイザー上層部の方と父が知り合いで、今回のインターンを快く受け入れてくださりました!

Ⅱ. 仕事内容

インターンと言っても、実際何をしていたのでしょうか。結論から申し上げますと、私のインターンは仕事内容の面から言えば、バイトとほとんど同じでした!皆さんは「インターン」という言葉を聞いて、何を想像しますか。私はこんな感じを想像してました↓↓↓

スーツを着て、PCを目の前に先輩方のアドバイスをもらいながら、業務につく。こういうインターンを想像されている方も多いのではないでしょうか。

では、そもそもインターンとは?ケンブリッジビジネス英語辞典で調べてみることに!

internship: a period of time during which a student works for a company or organization in order to get experience of a particular type of work  (Cambridge Business English Dictionary, n.d.)
訳)インターンシップ:ある特定の仕事の経験を積むために、学生が企業や団体で働く期間 (ケンブリッジビジネス英語辞典より)

要するに、スーツを着たり、PCを使ったりするのが必ずしもインターンと言う訳ではありませんね!(笑)社会には様々な種類のインターンがあると思います(^^)

少し話が脱線しましたが、本題に戻ります('◇')ゞ 仕事内容は以下の通りでした!

・接客 ・レジ打ち ・コーヒーなどの飲み物作り ・食事や飲み物の提供 ・商品の補充 など

これだけ聞くと、バイトでいいじゃないか!と考える方も多いでしょう。しかし、経験の薄い私にとって、「他国で、新しい環境で、多言語を用いて働く」ということに意義がありました。インターンを通して学んだことについては、下にある「インターンを通して感じたこと。~同じ目線に立つことで分かるものとは~」をご覧ください(^O^)/

Ⅲ. 言語・客層

言葉は通じたの?と疑問を持つ方もいると思います。通じました!客層は8割くらい西洋人。クメール語(カンボジアの公用語)が話せなくても、英語だけで大丈夫でした!

また、一緒に働いているスタッフ(キッチン担当除く)も皆英語が喋れます。お客さんのほとんどが外国人であるプノンペンのメゾンカイザーでは「英語を話せることが最低条件」だそう。さらに、ほとんどのスタッフが学生だったため、簡単に打ち解けられました(^^)

しかし、キッチン担当のスタッフは英語が話せません(T_T) ホール担当のスタッフが忙しい時は、翻訳の力を借り、自己流クメール語で彼らとコミュニケーションとってました。(笑)

【メインテーマ】インターンを通して感じたこと。〜同じ目線に立つことで分かるものとは〜

未だ途上国であるカンボジアにビジネスチャンスを探しに来る企業は多いです。特に、中国企業の進出は著しく、街中に中国語の看板があるほど。3 年前に来た頃はクメール語の看板がほとんどだったんですよ(^.^)

カンボジア人の給料は低いため、人件費を抑えられる。このような面からすると、現地スタッフを雇い、ビジネスが成功すれば、その分利益も大きい。

しかし、ここで課題になるのが現地スタッフの育成だと考えます。言語という壁はもちろん、文化の違いという壁もあります。

約一週間インターンさせていただき、途上国ビジネスに関する新しい発見が大きく分けて2つありました。

1つ目は現地スタッフを同じ目線で一から教育することに価値があるということです。

今回のインターンでは、カンボジア人スタッフと同じ目線で働くという貴重な体験をすることが出来ました。カンボジアで事業を展開しようとする海外企業の多くは、態度に示していなくても、「自分たちが上。現地スタッフが下。」という意識があるでしょう。そうではなく、目線をそろえることが大切なのではないでしょうか。

2つ目はリーダー育成の重要性です。

途上国ビジネスにおいて、最終的に現地スタッフだけでも全ての業務を問題なくこなせるまで教育を徹底することは必要不可欠だと考えます。(無論、職種にもよりますが、、、)そこで重要になるのがリーダーの育成。責任感があり、円の中心となれる現地スタッフのリーダーがいると、連携が取りやすくなるでしょう。

上記はあくまでも、持論です。人によって意見は大きく分かれると思いますね(^.^)

【サブテーマ】出会いとは、、、~日本人の若者(留学生やインターン生など)が集う会に参加!~

父の会社の同僚Mさんの紹介で、日本人の若者(留学生やインターン生など)が集う会に参加してきました!

個人的にインターンの次に収穫があったのが、この会でした(^O^)/

約15人くらい来ましたが、全員私より年上でした。(笑)また、その中で知り合い同士とかもいる中、私は全員と初対面(^_^;) こんなスタートでしたが、終わってみれば楽しく、学び多き会であったと感じました。年齢関係なく、場に馴染むことも出来ました!

こういった初対面の人と出会う会で毎回思うのは、会が終わった後に「印象に残っている人」と「印象に残っていない人」が存在するということです。このような感覚を持ったことのある方も多いのではないでしょうか。

出会いを大切にしている人であれば、絶対前者になりたいでしょう。私もそうです。前者になれれば、ふとした時に連絡をもらえて、何かしらの良いチャンスを貰えるかもしれない。一方、後者であれば、その会で出会った人との縁は糸をハサミで切るようにバサッと切れていきます。

出会いを大切にし、如何に自分を相手に伝えられるか」がコネクションを作るカギなのではないでしょうか。無理にはしゃいで伝えすぎても、ただの自慢になってしまいがちです。そこが駆け引きなんですけど、むずかしいですよね。 だから、コミュニケーションは大変、、、

ちなみに、私にとって、約15人いた今回の若者の会で「印象に残っている人」は3人です。

①Kさん:カンボジアの日系企業の社長(20代後半)

インターンの募集を考えていて、まずは今の若者の声を聴きたいとのことでいらしたそうです。隣の席に座らせていただき、長い間お話しさせていただきました!

東南アジアでビジネスをされている方のお話を生で拝聴できたことは自分にとってとてもプラスでした(^^) 

また、ヒッチハイクで埼玉⇔兵庫間を移動された時のお話も聞くことができ、旅好きの私にとって非常に興味深いものでした!

②Nさん:日本の大学の留学プログラムでプノンペン大学に通う留学生

たまたま座った席が隣で、私の相手をしてくださりました!

大学の授業は全て英語で、さらにクメール語の授業もとっているそうです。また、大学がない日は日本人学校の幼稚部でアルバイトをしていると言っていました。留学プログラムをこなすだけでも大変なのに、空いてる時間を利用して課外活動をされているNさんは素晴らしいなと思いました。

③Cさん:カンボジアにある日本語学校でインターンをしていた大学生。

Cさんと初めて会ったのは実はメゾンカイザーでした!お客さんとして来店された時、「えーっと」と言いながらバリバリの日本語で商品を注文してきました。(笑)なので、流れに乗って私も「お会計~ドルです。」って言ってみました(^^)(^^) 正直、インターン中に日本語を聞くとは思っていなかったので、予想外の展開に驚きを隠せませんでした(^_^;)

そんなCさんとまさかの再会!お互いそこに来ることは知らなかったのでびっくりしました。(笑) どうやら、カンボジア農村部にある日本語学校でインターンをやっていたそうです。私語学にも興味があるので、面白そうだな~と思いながら、体験談聞いてました(^^)/

日系IT企業を訪問

父の知り合いRさんの日系IT企業を訪問しました。

IT企業を訪問するのは初めてだったので、まずはオフィス内の環境にびっくりしました。ズラッと並らぶデスクの上にはPCがあり、全員が真剣な眼差しで画面に向かい、業務を行っていました。

Rさんのバックグラウンド、カンボジアでどのようにビジネスを展開してきたかなど、とてもためになる話をしていただきました。

また、カンボジア人スタッフのKさん(20代)ともお話しする機会がありました。彼女はトリリンガルで、クメール語、英語、タイ語を話すことが出来ます。留学経験がないにも関わらず、とても流暢な英語を話していました。

彼女は3月で退社する予定で、次のプランがあると言っていました。カンボジアでは、転職は普通であるという認識らしいです。

日本の社会では、転職が多いと好印象を持たれないケースが多々あります。一度就職すれば、そこで長い間働く。それがセオリー。

日本人とカンボジア人の職に対する価値観の違いに気づきました。

ボイストレーニングWSに参加!〜腹式発声を学び、声が変わる体験!〜

「声」は「お金」になる。

今回のボイストレーニングWSを通して、一番印象に残った言葉です。

カンボジアの日本人学校で先生もされていた父の知り合いIさんの紹介でボイストレーニングを体験することに!元々滑舌も良くなく、声も通りにくい私は、自分の声にあまり自信を持てていませんでした。そんな悩みを克服したいとずっと考えていたので、今回のチャンスは願ったり叶ったりだったんです(^^♪

講師はMIMIさんという方でした。(日本人)世界中に生徒さんを持ち、ボイストレーナーとしての経験も豊富です。

皆さんは「腹式発声」という言葉を聞いたことありますか。その名の通り、お腹を使った発声法です。息の吸い方、お腹に力を入れる方法、声の出し方など、様々なことを教えてもらいました。そして、約1時間くらいのWSで、なんと「声が変わる体験」を!WS前と後に録音した声を比較すると、差は明らかで、正直とても驚きました(゜-゜)

「声」は「お金」になる。

まさにその通りだなと感じました。大学に入ってからも、プレゼンテーション、スピーチなど話す場面が多いですし、何せ社会に出れば、トーク力が試されます。声が聞きづらくては相手にされないケースもきっとあるはず。そう考えると、如何に声が大事は分かりますね(^^) 確かに腹式発声を毎回行うのは難しいかもしれません。しかし、ここぞという重要な場面で、使えたらいいなと思ってます!

【必見】プノンペンのおすすめレストラン!

約2週間の滞在で行く機会があったプノンペン市内のレストランのうち、厳選したおすすめ店2つを紹介していきます!この写真にも王手ファストフード「Burger King」が見えていますが、日本を含む海外の飲食店はプノンペン市内で幅広く進出しています。

また、市内には現時点で2つのイオンモールがあります。3号店のオープンも決まっているそう。そのため、カンボジアに住む日本人は生活という面ではあまり困らないという印象を受けました!

①Pka Chan(クメール料理屋)

私がインターンしていたメゾンカイザーのすぐ近くにあるクメール料理(カンボジア料理)のお店です。クメール料理のほとんどにレモングラスというハーブが使われているのですが、その独特な匂いと味が苦手です(^_^;) 

なので、なるべくクメール料理は食べないようにしていましたが、せっかくまたカンボジアに来れたのに全く食べないで帰国してしまうのも勿体ないと思いました!(^^)! そこで、インターンの昼休憩中、クメール料理の定番、「Amok(アモク)」に挑戦!!(上の写真)

結果、意外と美味しいことに気づきました!(笑)簡単に言ってしまえば、ピリ辛のベジタブルカレーのようなもので、その気になれば自宅でも作れるかもしれません(^^) 今回の挑戦を通して、ある程度クメール料理に対する苦手意識が薄れたような気がしてます(@^^)/~~~

②SaKaNa LaB

日本人が経営する海鮮居酒屋です。海鮮料理が食べたくなったら絶対にここに来るべき!それくらい、このお店はお勧めできます(^^)

メニューが豊富。刺身などはもちろん、唐揚げなど揚げ物もあり、日本にある居酒屋とほとんど変わらない。いや、それ以上かもしれません!さらに値段もそこまで高くないです!ぜひプノンペン訪れる際は足を運んでみてくださいね!(^^)!

中でもお勧めの品が「サーモン」と「生牡蠣」です(^O^)/

・サーモン:凄くトロトロでした!寿司大好きで結構寿司屋に行く機会が多いのですが、ここのサーモンは格別です(´▽`)

・生牡蠣:カンボジアで生牡蠣を食べられるところって少ないと思います。SaKaNa LaBの生牡蠣はポン酢ベースの味付けがしっかりされていて、食べ応えがありました!

最後に

今回の記事はだいぶ長かったと思います。コンテンツが多かったです。(笑)少しずつ書いていたので、すごく時間がかかってしまってやっと完成(^_^;) いかがだったでしょうか。


観光ゼロ、学び多き旅。記事を書いているだけでも、今回の旅がいかに充実していたかを感じさせられました。特に、この約2週間で強く感じたのが「人との出会いの大切さ」です。父のコネクションを通してではありましたが、現地で知り合った人からの招待でイベントに参加させていただけることが多かった気がします。

次回カンボジアに戻ってくるときは、父のコネクションなしに自分が作ったコネクションでインターンなど様々な活動に取り組めたらと思ってます!将来の夢は定かではありませんが、何らかの形でカンボジアと関わりたい。支援をしたい。そのように考えてます(^O^)/Coronaの感染状況にもよりますが、大学の長期休暇にカンボジア訪問する予定です!楽しみだな~


「旅」って十人十色。旅先で観光するのも良し、のんびりするのも良し、グルメ巡りするのも良し、インターンするのも良し。私のブログを読んで、「こんな旅の仕方もあるんだ!面白い!」と感じていただけたら幸いです(^^) 何か質問とかあれば随時答えられたらと思ってますので、どうぞ!

それでは次の記事で会いましょう(^_^)/~

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