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やることあっても寝るのが好き


寝るのが好きだ。

よく、寝てしまって制作できなかった。誘惑に負けて寝てしまったって書いてるけど、寝ることを否定したくはない。
ちょこっとだけ寝て疲れを取って、それで制作ができればいいのだ。
起きれないのが駄目なのだ。

最近、今まで自分が作った作品に、寝ることをモチーフにしてるものが結構あることに気付いた。

好きなことは、無意識に優先して作ってしまうのかも。

寝るのは、背骨がまっすぐに伸ばされて、やわらかい布団の上に乗っかるのが気持ちいい。

布団は、綿の柔らかさが、肌触りがとても好きだ。
掛け布団や毛布の、適度な重量が体の上に乗ってくるのも好きだ。

干した布団は気持ちいいに決まってる。糊でパリッとしたシーツは気持ちいいに決まってる。
万年床でも、自分の体温でいい塩梅に温まった布団の中は気持ちいい。

寝るのって娯楽だと思う。

冬場の寝るまでは冷たいのに、起きる頃にはぬくぬくで出たくないって布団が好き。
夏場、暑すぎて布団で寝れなくても、木の床で寝ると冷んやりして気持ちいい。寝起きはすごく疲れるけど。


昼間働いて疲れて、ようやくばんごはんを食べて、胃に血がいってしまうと、どうしたって眠くなる。自然の摂理だ。生理現象だ。

時間の流れが寝るのを促す流れになってるって思う。やりたいことやるには、時間は理不尽だ。

抗うことができない訳ではない。でも、寝ちゃいけない時に寝るのは、また格別に気持ちいい。
難しいことを話す先生の授業中だったり、講演の演説だったり、朝礼の退屈なスピーチだったり。

最近のお気に入りは、昼食を食べた後に、スマホを見ながら、寝落ちしてしまうのが気持ちいい。

夜、好きなことしてたり、やらなければいけないことしてたり、とにかく、もうどうしても寝なくてはいけなくなったときに、布団に入ると、まだ気持ちが高揚していてすぐに寝れないときがある。

そんなときに、仰向けで目を閉じて、未来のことを考えたり、楽しいことを想像したりしながら、まだ起きてる、まだ寝てない、でもいつの間にか寝てしまう、その境目はどこだろう?ってことを延々と考えてるうちに、寝てしまうのが好きだ。


今まで色々作った「寝る」モチーフの作品


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