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What is a coach? vol.1

先週のことにはなりますが、CAM Japanさんのコーチングインターンがオンラインでスタートしています。その振り返り(主に感想になりますが)をしていきます。CAMさんのnoteのリンクは下に貼っておきます。

ついにインターンスタート!笑顔が絶えない自己紹介

私含め、7人が集まったクラス。最初に自己紹介をする前に、CAM Japan ディレクターであるMotoki Asaiさんがとても残る言葉を言っていた。

「集まった人たちを生き物と思い、全体で考えていくこと。」

私たちはコーチングの習得を目的とし集まった人たち。このインターンがなければ出会うことはなかった可能性の方が高いと思います。しかし、そんな私たちを、単に「個」として考えるのではなく、一つの「生き物」として捉えることで、自分の発言や考えていることが生き物全体の学びの深まりや成長に繋がる、という意味でこの言葉をくれました。これはコーチングで大事になってくる考え方らしいのですが、今の私たちにとっても、「恐怖心」を打ち消す言葉になったと感じます。この言葉を導入部分で持ってくるところにMotoki Asaiさんの凄さを実感しつつ、それと同時に、コーチングの根本の考え方の深さと重要性を再確認させられました。

最初の自己紹介は、二人一組になり、それぞれ「名前」「このプログラムに参加した想い」「趣味」を話しました。ただ、それだけでは終わらずに、全体共有の際には、自分のことではなく、ペアのことを紹介するということを行いました。その際に、ペアの人と話してみて直感的に感じた印象も共有しました。これには、「相手のキャラクター(印象や強み)を知る」というコーチングをする際に大切になってくる部分の意図が込められており、自己紹介という一見当たり前な導入部分にも大切なものがたくさん転がっていました。紹介されると少し照れくさいのですが、この行為を通じ、日本人の「褒められ慣れてない」部分が露呈しているなとも感じました。

WHAT IS A COACH?(コーチって?)

自己紹介をした後は、このプログラムの内容や目的等についてお話を聞きました。そして、一枚の車の絵と共に唐突に出されたこの質問。

「What is a coach?」

簡単に説明すると、「コーチって車のどの部分なんだろうか。」という質問です。これには色々な意見が出ました。

「後部座席じゃないか。」「助手席なんじゃないか。」

「ワイパーなんじゃないか。」という意見も出ました。理由は、運転席に座っているクライアント(コーチングを受ける側の人)の視界を見えやすくする役割があるから、だそう。ものすごく素敵ですよね。ちなみに私は助手席と答えました。横で一緒に道を進みながら、時には声をかけたり、手助けしてあげるポジションがコーチと重なると思ったからです。

結論から言うと、運転手にならない限り、どこにコーチを持ってこようが構わないのだそう。一番大切なのは、ハンドルを握らないこと。それはもはや、曇りを晴らす役目を越えて「誘導」してしまうことに繋がってしまうからです。

印象に残ったこと

ここからは、私が話を聞いていて、また、話していて「面白いな」と思いメモをしたことをいくつかまとめたいと思います。

①コーチングを「手法」や「技術」としてではなく、「生き方」として捉える。

ここには、本質的な部分が見え隠れしています。挙げられた例を出すと、自分の今やっている仕事をうまくしたくてコーチングを学んだとします。そのおかげで、仕事はうまくいきました。しかし、そっちに意識が行き過ぎて「家庭」が崩壊していたら本質は違うよね、ということです。つまり、全てのベースは「生活」であり、「コーチング」はあくまでも人生に彩を加える一つの「手段」でしかないということだと、私は解釈しました。「元も子もない」とはまさにこのことだと感じます。

②コーチングは、そのプロセスを信じる

コーチングとは、その人をコントロールしたり、「こうしよう」と誘導するのではなく、その人に導かれるように一緒に信じることだそう。先ほどの「運転手」の話と少し繋がりますよね。これには、コーチの語源が関係しているそうで。コーチとは「馬車」のこと(ブランドのCOACHのロゴも馬車ですね)。そして、意味は「人をA地点からB地点へ連れていく存在」とのこと。このことからも、行先はコーチが決めるべきではないということがよくわかります。馬車に乗る人のことを信じ、あくまでコーチは一緒についていくだけ。これは、すごく大事な要素だと思います。

③音声、ビデオ、対面にあまり違いはない

コーチングは向かい合ってやるのか、ビデオ越しでやるのか、それとも電話か。結論から言うと、その人次第だそう。それぞれにメリットとデメリットが存在し、その人が望む状況で行うのがベストなんだとか。例えば、対面では泣きづらいとかのデメリットは考えられますよね。このとき、対面や電話で一番変わるであろう情報量の多い少ないは、コーチングにはあまり関係ないらしい。あくまで想いを引き出し、話を辿っていくことになるからだと個人的には思っていますが、これからやる中で実感していければと思います。

まだまだありますが、この辺で今回は締めたいと思います。第1回目からとても濃密な時間になったことは確かです。無知から新しい知識を入れるからこそ、こういった「振り返り」は自分でしっかりと行っていく必要があるなと感じました。次はどんな驚きと発見があるのか、ワクワクです。

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