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~「配られたカードはプレイしきる」 答えは必ず自分の中にあるから④~

Q8 そうするとやはり提供するサービスとかプロダクトと言ったらアロマや電気だけど、絢子さんの思いとしてはご自身を取り巻く環境を大切にしたい?無理して経済発展じゃなく、調和しながら生きていきたい?そしてそれらを残したい?
 
そうですね。アロマの仕事も結局は、自分が自然の一部だということを思い出させてくれて、地球の一部として全体と調和して生きていくことを教えてくれるからなんです。持続可能な在り方というか。だから、なんでもかんでも直ぐに医療インフラに頼る一択ではなく、、薬や治療が第一選択って決めつけずに、“この症状は私に何を伝えてくれてるのかな?”とか“自分でどう手当できるかな?”っていう、ご先祖さまがもっていた知恵、自然界の動植物たちには備わっている本能や調和力を、自然療法を通じて伝えさせていただいてる自負はあります。


 このエネルギーの業界に来て思うのは、発電所とかもそうなんですが、すでにあるものをどうやったら分かち合って利活用し合えるかっていうところのマインドって結局自分にも照らし合わせられると思うんです。自分の中に既にあるリソースをどうやったら有効活用して利活用して生きていけるか。それが何かメタファーというか、そこに強烈に惹かれてるんだなっていうのを思います。「内から作る。内に答えがある。今あるものをどう活用するか」。

それはこれまでの異業種キャリアのすべてに共通していて、私の中ではつながっているし、そこに英語も活用できた、というだけなんだと思います。本当に英語がなければこんなハチャメチャなキャリア形成もありえなかったと思うし、とても感謝しています。また、電力事業も外資が参入してきたタイミングだったし、アロマも今みたいに飽和状態ではなく、その当時はプレーヤーが少なくてやりやすかった状況なので、自分の英語力もさらに武器にできたというように、自分にとってタイミングもよかったのだと思います。
 
Q9 ご自身で人生を切り開いてきた印象もあるのですが、環境も後押ししてくれたんですね?
後々考えると何か魂の計画だったんだろうな、と思うんですよ。結婚もそうだったし、そもそもイギリスに行くのもそうなんですけど、ある意味自分で決めてないんですよ。置かれたところで咲なさいってどなたかの言葉であるけど、私そういう星の元なんだなって思う。だから“ぐわっ”と「自分が行きたい場所はここです!」みたいに言ってる人に猛烈に憧れもあるしコンプレックスもいまだにあるんですけど、私はそういう命の使い方を託されてきてるのかなっていうのは何となく思いますよね。
 
だから私、自分の人生で一つ決めているのが「配られたカードはプレイしきる」です。自分で取りに行くんじゃなくて配られたら、これなんですねってそれをやりきるってことだけは決めています。
 
Q10 今後のカードはどんなカードが配られそうでしょうか?
ここ最近、実は潮目なのかなと感じています。私、以前に二つ宣言したことがたまたま重なってるんですが、一つそのアロマのビジネスを辞めるとき、当時はまだまだ未熟でいただいたご恩に後ろ足で砂をかけた感じで出てきちゃったんですね。その時に同時期に辞めたスタッフが何人かいて、私は必ずまた学校やるかをやるからその時絶対一緒にやろうねって言ってきた。それが2013年ですけど。それからいま、丸9年ですよね。

そして今の会社入って勤め先で初めて今の社長に会ったときに彼が、「俺は10年社長やるつもりだから」と仰って、「じゃ私もあなたの10年を伴走します」って言ってしまいました。今そこから9年経ったので、それがあと1年ぐらいですけど。多分それぐらいのときに何かがちゃんと起こるべくしてもしかしたら会社員卒業するのかな、と。

Q11 あと1年、お仕事もしつつ、もう少し他のこともやられるイメージですか?
これまでは、様々な経験や学び、遊び、ご縁を通じて「自分に全て答えがある」っていうことを実感できたり、またご縁あった方々に手を変え品を変えお伝えしてきたつもりなのですが、もちろん私1人では限界があるので、今後は色々な方とコラボしながらできるアカデミーを作ることがが私の中の構想で、少しづつサービス展開しはじめているんです。
 
名前はW-Lifeアカデミーで、Wはワンダフルもありますしウェルネス(豊かさ)、ウィットもある。そしてwoman のWでもある。女性って結局一つの人生じゃなくて、その時々でいろいろな帽子(=役割)をかぶっている。そしてWa(和)。日本のいろんな要素を色々な方の知恵をお借りしたり何かお繋ぎしたりしながらできる場所を作っていきたいなと思っています。

アロマはその一つですが、それには仲間が必要で、1人でやっていく気は全くなく、組織にする気も全くないんです。植物も、芳香分子があって、それがはじけて香りとして揮発して出て行くんですけど、そんなイメージです。お互いの持ってる分子がくっついたり化学反応を起こしたり。でも弾けてまた出ていくような、そういう感じでやっていきたいと思っています。

様々なキャリア、活動、ライフイベントを通じて「配られたカード」をプレイしきってこられた絢子さん。そんな絢子さんがご自身の志をもとに次のステージでチャレンジしたいことをお伺いします!⑤へ続く


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