見出し画像

なんとなく、かいてみる。

何か書きたくなった。だから書いてみる。

この記事がすぐ読める短いものになるか、はたまた飽き飽きするほど長くなるかはわからない。

でも日記とかチラシの裏とかってそんなものだと思うし、決まりきった型がないほうがリアルな気がする。



今日、近くのショッピングモールに行った。その中にあるカフェでパソコンカタカタやりながら、ワーホリについてできることやらなんやら調べようって思ったから。

で、着いたのが11:30くらいかな?今からカフェに入ってパソコンやりながら昼ごはんか……それは違うよなって思って本屋に行った。

僕は本が好きだ。小学生のころから読み始めたハリーポッターに始まり、小説をメインに人並みには読んできたのかな、と思う。そして読むのが早いらしい。

この前も家にあった宮部みゆきさんの『ブレイブ・ストーリー』(上中下巻で構成されていて、それぞれ500ページほど)を3,4日で読み切ってしまった(それだけ暇人だったというのもある)。

話がそれてしまうが、『ブレイブ・ストーリー』は2006年にアニメ映画化されていて、僕は小説より映画に先に触れた。そして描かれる世界に魅了されて原作を読み、驚嘆した。なんだこれ。原作のほうが断然面白いじゃないか(映画のほうが好き、という方ごめんなさい)。

以下ネタバレ含みます。ご了承いただける方のみ先をお読みください。

あらすじは、小学生である主人公のワタルが、家庭の崩壊と無理心中未遂という悲惨な現実を変えるため、ファンタジーの世界に飛び込み様々な冒険をする、というもの。

これだけ読むとシンプルだが、何せ描写が見事なために置かれてる状況や心情をつぶさに思い描くことができる。

何より前半の現実部分、ごく普通の家庭がガラガラと音を立てて壊れていく様を全体の約3分の1を使って緻密に描いているので、読んでいるこちらとしても「頑張れワタル!」という気になってくる。

そして、僕の現状でこの作品を読んで思ったこと。
それは、「旅や冒険は良い意味での現実逃避だ」ということ。

ワタルはつらい現実から冒険の世界へ飛び出し、目まぐるしい環境の変化でその現実を一時忘れ(た様に僕には見えた)、最後には現実を前向きに受け止め進んでいく、という成長を見せた。

僕は失恋という現実からワーホリの世界へ飛び出し、環境の変化により彼女を僕の中で風化させていくだろう。そして願わくば新たな出会いを繰り返しながら夢へと進んでいくだろう。



それはさておき、本屋が好きな理由はほかにもある。それは、今自分が興味のあるものが如実にわかる、ということだ。

仕事で独立を考えている人はフリーランスや起業のコーナーに向かうだろうし、妊娠が判明したら出産や育児のコーナーにも注意が行くだろう。

そんなわけで、自分がぶらぶら本屋を歩いていると、面白そうなタイトルだなーと惹かれて手に取る本があったりする。もちろんそのジャンルは一つである必要はないが、いずれにせよ今の自分の興味がわかる。

そんな僕が手に取ったジャンルは、旅、幸せ、広報、ラジオあたりだ。

だが、何よりも感じたのは「今はそんなに活字を求めていない」ということだった。

面白そうだなーと思い手に取ってみても、パラパラとめくって1,2ページ読んで戻してしまう。なんというか集中できていない。

まあそういうこともあるさ、と思った次第だ。




本、で思い出したことがある。先日天気がいいもんで家の近くをお散歩していたら図書館があったので入ってみた。本屋と同じく、図書館も今の自分の興味がよくわかる。

その時手に取ったのは椎名誠さんの本。彼の独特の文体の小説が実家にあったため学生時代はそれを読んでいたが、その時手にしたのは旅の本だった。

椎名誠さんは実にいろいろなところを旅している方だ。国内外問わずいろいろなところへ行きそれについていろいろ記している。それらを読むにつれ世界中を旅行することへの憧れが否が応でも増してくる。

その時手に取った本は椎名さんが記した旅先の出来事に写真がついているもので、とある一枚の写真に僕の目は釘付けになった。

それは、チベットで巡礼者の世話を焼くことを生きがいとしている老婆の写真だった。

老婆の顔はしわくちゃで、歯抜けで、別に笑ってるわけでもなかった。
日に焼けて、まぶしそうで、それでも話しかけてきてる感じだった。

なぜそんなにその写真に惹かれたのかもわからない。本文を読んでみると、チベットは標高が高いため雲がはるか下にある太陽の国らしい。あまりにも日差しが強いので老人の多くは目をやられてしまうのだとか。

そしてチベットの巡礼者は五体投地という尺取り虫のような進み方で遥か遠くの巡礼地を目指すそうだ。そんな巡礼者の世話を焼く老婆……

全てが僕の知らないことだった。今まで生きてきて、人並みの経験も人と少し違う経験もある程度してきたと思ってたけど、想像だにしない世界だった。

それから家に帰ってきて、机のそばにあったネパール特集の雑誌をすぐに読み込んだ。遥かなる秘境に、僕の想像の及ばない世界に思いを馳せながら。

そして僕はより一層想いを募らせた。世界中を旅するとき、必ずこの地を訪れよう。ここだけじゃない。広大なモンゴルの草原も、交易品が行き交ったシルクロードも、ごうごうと燃え盛る地獄の門も、古代から栄える中東の古都も、アフリカの広大なサバンナも、南米の密林や雷の降る湖も、極寒の海に息づく生物も、灼熱の砂漠も、全て破壊して進む竜巻も、息をのむ満点の星空も、それらの環境で生きる人々も、全て見に行こう。
ただただ見とれたり、会って話して笑いあったり、涙を流したりしよう。

ああそうだ、僕はこれからワタルのように未知の世界へと飛び込むんだ。
将来への不安や、どうやって生きるかという現実問題をひとまず脇に置いて夢の世界へ飛び込んでいくんだ。
そして願わくば、その中で新たな気付きや夢を得て力強く生きていこう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?