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体験談から語るパラメーターを振り切るメリット

こんにちは!

皆さんは何かに振り切ったことってありますか?
例えば、三度の飯よりゲームだろ!!なんて言って寝ずに食べずに一日中ゲームをしたりとか。
だらしないな~なんて思う方もいますよね?

でも振り切っているのであればゲームでもなんでも良くね?って思ってる僕の超主観的な話を体験談と共に書いていきます。

大分の強心臓

僕が「こいつやべぇだろ」って引くくらい振り切ってる人間を見たのは高校生の頃でした。

高校の頃はサッカー部に所属、九州では名の通った高校だったので県外からも沢山の選手が入部してきました。

「山口1のファンタジスタ」
「沖縄の心臓」
「福岡の小さなマジシャン」とか
(これ全部僕が勝手に言うてるだけです)

みんな物凄いかっこいい肩書きを背負ってやってくるんですよ。

ただその中でも、振り切りすぎてるわコイツって思った人間は

「大分の強心臓」

こいつは本当に振り切ってた。
まぁ強心臓っていうだけあってめちゃめちゃ走れる。
僕が死にそうな顔して走ってても、こいつは楽しそうに走ってる。
そして、ランメニューを一番最初に消化したこいつは言うんですよ

「みんなあと少しだ、頑張ろう!!」

ふざけんな。性格までいいじゃねぇか。

でもそんな強心臓でも試合に出してもらえない時期がありました。サッカーなんて11人しか試合に出れない訳ですから、肩書き持っている人間たちもその枠から漏れていきます。

皆試合に出れるよう、通常の練習が終わった後は更なるスキルアップを目指して自主練習に取り組みます。

その自主練習中に一人でコートの半分を使って練習している奴がいるんですよ。正直滅茶苦茶邪魔なんですよそんなもん。

僕「何の練習してるの?」
心臓「ドリブル!!」
僕「おぉ頑張れよ!」
心臓「ありがとう。見とけよ!ドリブル極めるっちゃ」

ドリブル練習にコート半分もいる??なんて思いながらも
‘‘~っちゃ‘‘なんて方言使われたら見守るしかないですよね。

そこから彼はひたすらドリブルに振り切りました。
試合でもパスを出さずにドリブルばかり、、、


チームメイトから不満が出ることもありました
「パス出せよ」
監督からも
「おい!心臓!!!お前がドリブルするよりパス出してた方が得点できる確率高かっただろ!」
なんて言われているシーンを何度見たことか。
そんなこと言われても色んな意味で強心臓な彼は
「うるせ~っちゃ」
って呟くんですよ。
確かに練習を続けて彼のドリブルは半端じゃないキレを会得した。

ただ、チームとして効果的ではないドリブルを選択し続けた彼は、スタメンから少しずつ遠ざかっていく。

時は経ち、高校生最後の大会が始まろうとしていた。

「7番、奄美の生んだ奇跡」
「10番、福岡の小さなマジシャン」

なんていって大会に向けてのメンバーが発表されていく、

その中に強心臓の名前もあった。

ただ、大会が始まってから彼の出場機会は少なかった。
道中苦戦を強いられながらも、チームは決勝戦進出
相手は県内最大のライバル校だった

1点ビハインドで迎えた後半戦
大切なタイミングで行われた選手交代に呼ばれたのは、、、
‘‘大分の強心臓‘‘
監督からの指示は
「好きなようにやってこい」
のみ。

監督の最後のアイデアは彼の個の力でした

心臓が出てきてチームも大盛り上がり、恐らくみんなの心の中で「こいつならやってくれるかも」という気持ちがあったと思いますし、僕もその一人でした。

しかし強心臓の投入も虚しく敗退。
僕たちは枯れんばかりに涙を流しました。

振り切った先には?


彼はなんて言われようと、自分のやりたいことに振り切りきって、周りの人間を認めさせました。

結果として最後の試合には負け、彼はチャンスをものにすることが出来なかったけど

・振り切ったら、認めてくれる人間がいる
・振り切った武器を必要としている誰かがいる。
・振り切った武器があるとチャンスがやってくる。

これが今回僕の伝えたかったことです。

ゲームもe-sportsの普及により本気でやれば稼げる時代です。
今では、スポーツ選手並みの報酬だってもらえます。
こんなこと考えられませんでした。
でもこんな大きな市場があるということは、振り切っている人間たちによって時間ばかりを蝕むと思われていたゲームに価値が生まれてるんですよね。

自分を笑ってた周りの人間が笑えなくなるくらい振り切っちゃえ

そう思って一つのものを極めていける時間の使い方したいですね!

最後までご覧いただきありがとうございました。




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