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国内最安値!? 4合瓶400円の日本酒の味とは。

こういった時期だからこそいいお酒、好きなお酒を!

というのもいいですが

真逆の方向にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

時間もいっぱいありますしね。

まあこんな記事を書いておいてなんですが、オススメはしないです。
試される場合は自己責任でお願いします。


さて。

業務スーパーにて購入です。
4合瓶で税抜き370円、税込みで407円の日本酒ですよ

以前から気になってはいたんですよね。
紙パックのお酒やスーパーの1000円前後の日本酒も飲んだことですし、最安値クラスの瓶のお酒もせっかくなら飲んでみようではないですか。

新潟県長岡市 関原酒造
群亀 普通酒

糖類添加は無し、醸造アルコール添加のみですね。
これで400円とはどうしたものか……
まあ予想はつかなくはないですけれど

製造年月は2020.3

何はともあれ、試してみましょう。

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まずは冷酒。

見た目はさらっとしていて、かすかに黄色がかってますね。

白米よりは玄米方向の穀物の香り。少し熟成が入っているのでしょうか。
奥の方にねっとりした酸味のような香りもいますね。

口当たりはなめらかで、淡麗といえるギリギリの量の旨味と甘味。
コクのある味わいを思わせます。
旨味などを感じたすぐ後に苦味を伴った酸味が来て、後味までその刺激が残っていきます。

いわゆる
「昔らしい新潟のお酒ですね」と感じさせる香りで、今の現代的なお酒を飲みなれている方には良く思われないような香りではあるでしょう。
良く言えば程よくふくよかな味わいでキレが良く、食事時に使いやすい。
悪く言えば「あの時」飲まされたような、重たい飲み口の苦いお酒。

対象年齢は65以上、というイメージ。

若い方や日本酒飲み始めの方にはオススメしにくいお酒ですね。やっぱり。


一応燗酒もやってみましょう。

温度を上げながら飲んでみましたが、旨味や酸味の要素もそれなりにあるので、60℃手前がちょうどよさそうですね。

醸造アルコール添加のタイプですが、丁寧に温度を上げてあげるとアルコール感も目立ちにくくなります。

冷酒よりは燗酒の方がオススメですね。

ただ、出汁や醤油を使った強めの味わいの料理が欲しくなります。


新潟の郷土料理といえばのっぺ。

こういうものに合わせた味付けと考えればまあ、そうなのかな、というような味づくりと思います。


400円、良いと思うかどうかはあなた次第・・・

気になった方は是非どうぞ。

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