「歌詞から考える人生論」#1 失敗を認め、ゆっくり進め
今日は、曲の歌詞から僕が考えたことを書いていこうと思う。
紹介する歌詞はこちらだ。
言う通りだ
映画のような終わりばかりなら
歴史は止まるはず
ゆっくり行けば行くほど
景色が見えてくる
遠回りしたくなる
サカナクション『アドベンチャー』より
人生はハッピーエンドとは限らない
映画のような終わりばかりなら
歴史は止まるはず
映画のような終わり、というのは幸せな終わり方、つまりはハッピーエンドを指しているのだろう。実際に私たちが住んでいる世界では、ハッピーなことばかりが起こるわけではない。
成功と失敗で成り立っているのが私たちが住んでいる世界だ。
ハッピーではないこと、つまりは失敗から得られることは多い。
科学者や発明家だって、成功よりも失敗の数の方が多いはずだ。
失敗で成り立っていると言えるこの世の中で、成功しか起きなければ、歴史が進んでいくことがない。失敗で学んで進んでいくのだ。
つまり、失敗を怖れることはないのだ。失敗することの方が普通なのだ。
もちろん、失敗することは怖いことだ。
失敗したことを過度に叱責する人がいるのも確かだ。
しかし、失敗することは普通のことだし、失敗から毎回学び、成長していけばよいのだ。
失敗を許容しやすい世の中にするために、せめて自分だけでも、他人の失敗に過度に反応することはやめようと思う。
映画のような展開はなくとも、ハッピーエンドになるとは限らなくても、失敗から学べるような生き方をしていきたいと思う。
人生は急がずゆっくり進め
ゆっくり行けば行くほど
景色が見えてくる
遠回りしたくなる
ゆっくり行けば行くほど景色が見えてくるということは、急いで進んでしまうと周りのことを見ることができないということだ。
私たちは、これから自分は何をすべきなのかと思い悩んでしまうことが多々ある。何かしなければならないとわかっているのに、どうしたらいいのかわからず焦ってしまう。焦ると周りを見ることができず、重要なことに気が付くチャンスを失ってしまうことになる。
思い悩んだ時ほど、急がずにゆっくり進み、周りをしっかり見ることが大事だ。
周りをしっかり見ると、自分ができることは何なのか、おのずとわかってくるのではないか。
そのことを理解すると、ゆっくり進むことが好きになってきて、遠回りしたくなる。そういうことだと思う。
時には急ぐことが必要な時もあるだろう。それは、自分のするべきことがはっきりしている時だ。
何をするべきかわからないときは、いっそ遠回りしてやろうという気持ちで、ゆっくり進もう。
まとめ
・人生のなかで、失敗することは当たり前だ。失敗を怖れることはない。
・周りの人が失敗しても、自分はそれを責めないようにしよう。それが失敗を容認できる世の中につながる
・自分がどうすべきかわからないときは、急がずにゆっくり進み、周りをしっかりと見よう。そうすれば重要なことは何かがわかってくる。
今回はサカナクションのアドベンチャーの歌詞の一部から考えを深めた。歌詞が気に入ってくれた方は、ぜひ実際に聴いてみてほしい。
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