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「うつ病治療の画期的進歩」を簡単に。『いやな気分よ、さようなら』第一章

 さてさて、第一章から読んでいくことにしましょう。

 わかりやすく書きたいので下に凡例を出してみます。

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凡例

・見出し(これだけわかればいいポイント)

・ちょこっと解説orコメント

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 字を読むのがきつかったり、頭に入ってこない人は「見出し」だけ追って読めば大体の内容を掴めるようにしてみました。もうちょっとわかりたい人は下の「ちょこっと解説orコメント」を読めばいいというそういう仕組みです。

それでは早速第一章を読んでいきます。

第一章は何について書かれているかというと……

「認知療法」ってどういうもの?

っていうのと

それを学ぶメリット

です。いわゆる前置きですね。こういうことできるようになるから、「まぁやってみましょうや」って感じです。さて、それじゃあ見てみましょう。

・うつは簡単な方法を学ぶことで克服できる病気

・その対処方法が認知療法で感情の病気に対処する治療法で、あなた自身に
    当てはめることのできる即効的な技術。
 →うつ状態と戦う力を与えてくれる。

・認知療法の技術ってどんなことできるの?

①速やかな症状の改善

・軽い症状の場合一二週間の短期間で症状がよくなる。

②症状の理解

・なぜあなたが憂鬱なのか、どうしたらその気分を変えられるか。
 はっきりとした説明、正常と異常の気分の区別。どの程度の症状か診断

③自己コントロール

・混乱したり症状がでたりしたときの有効な対処法がわかる。
 自分の意思のコントロールができるようになる。

④予防、そして成長

・うつになりがちなあなたの性格を見直し動揺を予防。
 人間価値基準の基本から再評価。

これは人生のあらゆる精神的危機に対処可能で、人生のあらゆる問題にも応用ができる。

・認知療法って胡散臭くね?―そんなことありません

・認知療法は科学的に実証された治療法。
 実際的で常識に基づいて自分自身で自分に役立てるもの。

・認知療法の原理

①人間の感情はすべて「そう思うからそう感じる。」

・感情は、あなたの物事の受け取り方(認知)あるいは考え方から作られる。つまり考えが感情を規定する。

例:雨の日はつまらない。→雨の日がつまらないと思うから、実際にそう感じてしまう。雨の日だっておもしろいことはある。

②憂鬱な時には悪い方向ばかりでものごとを考える

・自分だけでなく世の中全体。重症だとこれからも悪いと思う。
 自分の人生には嫌なことしかなかったしこれからもと確信する。
 →明らかに不合理。
(うわ、耳が痛い……)

③マイナスの考え方は、認知のゆがみを含んでいる。

・認知療法を学ぶにつれ、このような考え方は不合理であり、
 間違っており、それこそがあなたの憂鬱の原因である。
   うつ病とは貴重な人生の体験ではなく、認知のゆがみからくる、
 不条理な考え方が作り出した空回りの産物、偽物の体験。

以上が信じられるなら、
精神的な混乱を引き起こす歪みを直す方法を
マスターすることで、感情をコントロールできる

=気分も改善する。

Q認知療法はどのくらい有効か薬なしでよくなるの?

A 抗うつ剤に効果として勝っていた。治療効果の出現も早かった。

抗うつ剤との併用も効果的。だが非常に少数だが治らない人もいた。つまり万能薬ではない。(考え方としては、薬というより対処の仕方だと思う。つまり学んだ対処が実際に実用化できない場合には治ることはないということ。だと思う。)

・回復する鍵は自分自身でよくなろう思うこと。

・この態度を続ける限り必ず良くなる。
(病理利得とかいろいろな、病気であることが自分にとって都合のいいことになっているから治らない等の話も、僕は聞きましたが、やっぱり自分が何とかしようと思う気持ちが一番大事なんだと思います。でもすぐに良くならないから心が折れちゃう。だから僕は「よくなるといいなぁ」くらいに思うことにします。)

治ったら再発しないの?―そんなことありません

・その時のために感情をコントロールするための技術、それが認知療法。

・うつの再発率は高い。だからこそ認知療法が必要

・それではこれをどうあなたに当てはめるのか。
 認知療法の練習を始めましょう。

おわり

ということで第一章とりあえず作ってみました。

みにくかったり、説明がわかりにくいなと思ったらコメント欄にでも、どうすると見やすいかなどご意見いただければと思います。一応暫定的にこの方法でやってみて、適宜改善していけたらと思います。

チョコ棒を買うのに使わせてもらいます('ω')