自称・救援会

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最近の記事

自称・救援会 会計監査報告書

先日発表した収支報告について、会計監査報告書が出ました。自称・救援会監査委員の海上宏美が監査を行いました。 自称・救援会

    • 飯塚声明文

      以下は、2021年2月18日に名古屋地裁で行われた建造物侵入被疑事件の判決後に飯塚早織(仮)さんが記者会見の場で読み上げた文書の再録である。記事末尾に原版PDFを掲載する。  今回の事件において私は、名古屋国際センタービルに入ったが、(私個人は)ビラは撒いていないし、ビラを撒く目的で入ったわけではないと主張し、(アメリカに抗議するという)目的については黙秘しその結果起訴されています。  裁判においては(純粋に)抗議活動それ自体が目的であったと主張しました。検察側の抗議活動す

      • 刑法130条と生権力

        自由流襟座或  2021年1月末、8・3行動に関する公判が行われた。この公判にかかる名古屋地方検察庁検察官、鴫谷検事による起訴状および公判中の野呂検事とのやりとりは、日本執政下において法がどのように運用されているかを示しており、興味深い。本論では、ここから見えてくる、現在の日本列島上の政治の実態について論評してみたい。  まず、起訴状の内容を示そう。 公 訴 事 実 被告人両名は,××××と共謀の上,正当な理由がないのに,令和2年8月3日午後4時40分頃,株式会社第一ビル

        • (わ)第1號 民主主義勢力による反逆事件 評決文

          以下は、2021年1月末に名古屋地裁で行われた初公判において室伏良平氏が検察官に対して読み上げ、後日弁護士を通して裁判所に提出した文書の再録である。Webの制約によりレイアウトや字体を再現できないこともあるため、記事末尾に原版PDFを掲載する。 ────────────────────────────── 2680 年(わ)・第 1 號  民主主義勢力による反逆事件 評 決 要 旨 被 吿 人    名古屋地方檢察廳檢事  野 呂 裕 子 主

        自称・救援会 会計監査報告書

          米領事館抗議でビル侵入男、起訴内容認め検察に終身伐採刑 名古屋地裁初公判

          【写真提供=中﨑クルス】 名古屋米国領事館の入った国際センタービルに無断で立ち入ったとして建造物侵入の容疑で起訴された室伏良平被告(30)他1名の初公判が1月下旬、名古屋地裁で開かれ、室伏被告は起訴内容を認めた。 検察側の論告によると、街宣によって警備員の注意を惹くなど計画的な犯行で、ビル管理者の権利を害する悪質な行為である。室伏被告は7ヶ月前にも有罪判決を受けており、規範意識がなく、再犯の可能性が高い、と指摘した。 【イラスト提供=大野左紀子】 これに対し、評議会は

          米領事館抗議でビル侵入男、起訴内容認め検察に終身伐採刑 名古屋地裁初公判

          卒論を獄中に入れたい!

          中﨑クルス 私は大学4年である。卒業に必要な単位を取るための卒業論文を書いていた。「現代アナキズム研究におけるバクーニン受容」というタイトルの文章である。ざっくり言うと、アナキズム史に確実に存在するミハイル・バクーニンという「異端」の、アナキズムにおける意義と、現代でアナキストとして旺盛にアナキズム思想について執筆活動を続けている栗原康を批判的に評価した文章である。 * さて、話は変わって、自称・室伏良平氏(以下自称氏)との関係である。自称氏とは、数年前の高円寺で会った

          卒論を獄中に入れたい!

          『米國領事館でまた會ひませう』と8.3ビラに顕現する戦前・戦後・その後

          大野左紀子 米國領事館でまた會ひませう|東8番|note 1. テキストにおける時制の混在『米國領事館でまた會ひませう』と名付けられたこのテキストは、一読すると、”狂人”Mとその仲間たちの8月3日の行動を第三者的視点から記述した体裁になっている。書き手である自称・室伏良平がMを”狂人”と設定しているらしい理由は、「狂氣」という言葉が3回出てくることからも推測できる。 しかしMとはどう考えても自称・室伏良平本人であろう(Mは室伏の頭文字)から、これは自称・室伏が自身の行動を

          『米國領事館でまた會ひませう』と8.3ビラに顕現する戦前・戦後・その後

          自称・救援会の新局面

           昨年11月27日午後9時2分に始動した自称・救援会による救援活動は、ここにきて新たな局面を迎えた。12月後半になって、自称・救援会が救援を担った自称・室伏良平氏および飯塚早織(仮)氏の保釈請求がそれぞれ通り、両氏の身柄が解放されたうえで公判に臨むことになったためである。解放とは言え、留置所という「代用監獄」から資本主義的管理社会という「鉄の檻」に移送されたに過ぎず、そうした一般論はさておいても、両氏には1月末に予定されている公判に向けて様々な制約が依然として課されているのだ

          自称・救援会の新局面