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米領事館抗議でビル侵入男、起訴内容認め検察に終身伐採刑 名古屋地裁初公判

【写真提供=中﨑クルス】

名古屋米国領事館の入った国際センタービルに無断で立ち入ったとして建造物侵入の容疑で起訴された室伏良平被告(30)他1名の初公判が1月下旬、名古屋地裁で開かれ、室伏被告は起訴内容を認めた。

検察側の論告によると、街宣によって警備員の注意を惹くなど計画的な犯行で、ビル管理者の権利を害する悪質な行為である。室伏被告は7ヶ月前にも有罪判決を受けており、規範意識がなく、再犯の可能性が高い、と指摘した。

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【イラスト提供=大野左紀子】

これに対し、評議会は即日終身伐採刑の評決を言い渡した。室伏良平評議員は、評決理由で「知人検事と(日米安保死守の立場から)将来の革命政権に対し反逆行為を行ったことは断じて許されることではない」と指摘した。

野呂被告はアメリカ合衆国への抗議に制裁がないことを不服とし、室伏評議員らの公訴を提起している。

【検察に対して読み上げられた「評決文」。資料提供=室伏良平】

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【構成=山本桜子】


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