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がんばる。楽しく書く。励まされている。
ありがとうございます。
Inner Peace
例年に比べて雨の日が多いように感じていたが
不思議と何週間も前から雨の心配はしていなかった。
変な確信があった。
当日が楽しみで、夜明けよりもだいぶ前に目が覚める。
新聞配達のカブの音や、カラスよりも早い。
週末の騒がしさが過ぎた後の
何も通らない、わずかな静寂で朝を待つ。
エレベーターで一気に昇っていく時の
あの解放感と高揚感を
もう少し味わっていたいといつも思う。
みんなが無言になって上を見
コラージュっぽさがあると言われた。ダブルミーニングではない重ね方の精度をもっと上げたい。削ぎ落として骨太になった分、対比が強すぎて視線が保てなかったようだ。
その解決策は緩急なのか。もっとポイントを絞った濃い世界観にしたら良いのか。
厳格に二つに分けてから重ねてみたらいいのかも。
音楽に関する言葉をいくつも使ったけれど、「音楽そのものを書いた」、「可聴域外の音を表現した」という感想をもらえて驚いた。もっと頑張ろうと思った。
読まれないだろう一人に向けていつも書いている。
インスピレーションはいつだって、あなたです。
今日嬉しかったこと。先生から「とても良い」「作品から香りを感じる」と言ってもらえたこと。メンバーから「リズムがあるがそれを拒むような言葉の配置がある」、「ひとつでは言えない感情が描かれている」と言ってもらえたこと。わざと像が簡単には結べないようにしたのに伝わるんだと思った。
本が全く読めなくなってしまった。のに積読本だけが増えていく。どうにかして自分の価値をつなぎ止めたいのだと思う。文字を読むことは能動で、それが今はつらい。
好きなものから逃げたくなる。そうやって世界を狭めて、最後はどうなってしまうのだろう。傷めつけて、その溝は音になれるのだろうか。
「私たちは、誰からも、何も受け取らないのだとしても、互いを必要としている」と哲学が肯定してくれるのなら。
情緒の調節がうまくいかない。
低空飛行はデフォルトだが、ここ最近特に顕著で涙腺もそれに引きずられているようだ。
最寄駅から部屋までどうしても堪えきれず声をあげて泣きながら帰った。マスクと夜のおかげでひどい顔は晒さず済んだが、イヤホンをしていたのでどの程度の声量だったか分からない。
言葉の前に音がある。
が、音を確定させるのを拒んでもいる。
どちらとも取れるそこに佇んでいたいと思っている。
文字を絵画のように眺めていたい。
音の確定しない名前は可能だろうか。
体を表さない名でありたい。
線は線に非ず、文字は文字に非ず
分かっているつもりでもどうしても引きずられてしまう。
周りの人たちはそれでも早めに気持ちを(意識的に)切り替えて
自分たちにできることをしたり、
身近なところから日常をその手に取り戻していく。
適応力が高いんだと思う。
私は普段の生活のこまごましたことでさえ「切り替え」がうまくいかない。
小説は最近ほとんど読まない。
もしかしたら隣人かもしれないような時間軸の似たものは特に手にしない。
本を閉じ
新しく名前を考えてみてはいかがですか?と先日アドバイスをいただいた。
思いついたものを伝えた。来年回答がくる。
変えられないものもあるし
変えられるものもある。
今年は何だか全く年末感がない。
ただただ静かな夜だ。
いつもそうだ。
一番しんどい時に、一番うれしい通知がくる。
いつもそうやって、すくってくれる。