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最近の記事

最初に言葉があり、そこからイメージしたものを書いているという感想が嬉しかった。思考から成る意味ではなく、文字の形や音にやや意識を向けている気がする。それはこの四年弱で多少身についたものだと思う。意味を超えた余韻だけ残したい。文字の配置も変えてみた。こういう試行錯誤はとても楽しい。

    • 講評は「非常に完成度が高い。短い作品の中で膨大なものを表現している」だった。 弛緩している箇所の指摘もあり、学びがある。 断崖絶壁のようにバツッと文を結んだのは音楽からの影響だが、この分野でも有効らしく、なんだか嬉しい。 短期間で書けたので、もう少しこの方式を試してみようと思う。

      • 「言語によって 言語ならざるものを翻訳している」 私がやっているのは、やろうとしているのは まさにこれだ。

        • ひたすら駆けた

          件の件(くだんのけん)は無事提出できた。 書き方を全く変えて 前に教えてもらった「自動筆記」形式を採用した。 シュルレアリスムとも関わりがあるようだが そこはいずれまた調べてみたい。 とにかく浮かんだ言葉を書き連ねていく。 すると全く考えもしなかったものが出てくることがあり 文脈から逸脱して良いアクセントになったりする。 人によってはそれをグルーヴ感と説明する。 今回目指したものは ・とにかく疾走感を出すこと ・言葉を堰き止めないこと 自分で納得のいくところまで こんな短

        最初に言葉があり、そこからイメージしたものを書いているという感想が嬉しかった。思考から成る意味ではなく、文字の形や音にやや意識を向けている気がする。それはこの四年弱で多少身についたものだと思う。意味を超えた余韻だけ残したい。文字の配置も変えてみた。こういう試行錯誤はとても楽しい。

        • 講評は「非常に完成度が高い。短い作品の中で膨大なものを表現している」だった。 弛緩している箇所の指摘もあり、学びがある。 断崖絶壁のようにバツッと文を結んだのは音楽からの影響だが、この分野でも有効らしく、なんだか嬉しい。 短期間で書けたので、もう少しこの方式を試してみようと思う。

        • 「言語によって 言語ならざるものを翻訳している」 私がやっているのは、やろうとしているのは まさにこれだ。

        • ひたすら駆けた

          がんばる。楽しく書く。励まされている。 ありがとうございます。

          がんばる。楽しく書く。励まされている。 ありがとうございます。

          止まる

          自分の書いたもので自分を傷つけた。 美しいもの、本当に心が動いたものを書きたい。 が、テーマを決められてから書くものは よろこびから発しない、能動的ではない部分もあり、 最初、どうしても汚泥のようなものが出てくる。 辛抱して書き続けると次は酸味を帯びた臭気を醸す。 それでも何とか、これは発酵だと思い込み少しずつ進めると ようやく書きたかったものの綻びが見え始める。 淀みが沈殿しきって、綻びの端切れをゆっくり掴もうとする。 けれど、手を伸ばしたら再び視界が曇り始めて 綻びも揺

          Inner Peace

          例年に比べて雨の日が多いように感じていたが 不思議と何週間も前から雨の心配はしていなかった。 変な確信があった。 当日が楽しみで、夜明けよりもだいぶ前に目が覚める。 新聞配達のカブの音や、カラスよりも早い。 週末の騒がしさが過ぎた後の 何も通らない、わずかな静寂で朝を待つ。 エレベーターで一気に昇っていく時の あの解放感と高揚感を もう少し味わっていたいといつも思う。 みんなが無言になって上を見上げる瞬間も好きだ。 普段はもっと賑やかで、音をなかなか拾いにくいけれど エスカ

          コラージュっぽさがあると言われた。ダブルミーニングではない重ね方の精度をもっと上げたい。削ぎ落として骨太になった分、対比が強すぎて視線が保てなかったようだ。 その解決策は緩急なのか。もっとポイントを絞った濃い世界観にしたら良いのか。 厳格に二つに分けてから重ねてみたらいいのかも。

          コラージュっぽさがあると言われた。ダブルミーニングではない重ね方の精度をもっと上げたい。削ぎ落として骨太になった分、対比が強すぎて視線が保てなかったようだ。 その解決策は緩急なのか。もっとポイントを絞った濃い世界観にしたら良いのか。 厳格に二つに分けてから重ねてみたらいいのかも。

          音楽に関する言葉をいくつも使ったけれど、「音楽そのものを書いた」、「可聴域外の音を表現した」という感想をもらえて驚いた。もっと頑張ろうと思った。 読まれないだろう一人に向けていつも書いている。 インスピレーションはいつだって、あなたです。

          音楽に関する言葉をいくつも使ったけれど、「音楽そのものを書いた」、「可聴域外の音を表現した」という感想をもらえて驚いた。もっと頑張ろうと思った。 読まれないだろう一人に向けていつも書いている。 インスピレーションはいつだって、あなたです。

          今日嬉しかったこと。先生から「とても良い」「作品から香りを感じる」と言ってもらえたこと。メンバーから「リズムがあるがそれを拒むような言葉の配置がある」、「ひとつでは言えない感情が描かれている」と言ってもらえたこと。わざと像が簡単には結べないようにしたのに伝わるんだと思った。

          今日嬉しかったこと。先生から「とても良い」「作品から香りを感じる」と言ってもらえたこと。メンバーから「リズムがあるがそれを拒むような言葉の配置がある」、「ひとつでは言えない感情が描かれている」と言ってもらえたこと。わざと像が簡単には結べないようにしたのに伝わるんだと思った。

          本が全く読めなくなってしまった。のに積読本だけが増えていく。どうにかして自分の価値をつなぎ止めたいのだと思う。文字を読むことは能動で、それが今はつらい。 好きなものから逃げたくなる。そうやって世界を狭めて、最後はどうなってしまうのだろう。傷めつけて、その溝は音になれるのだろうか。

          本が全く読めなくなってしまった。のに積読本だけが増えていく。どうにかして自分の価値をつなぎ止めたいのだと思う。文字を読むことは能動で、それが今はつらい。 好きなものから逃げたくなる。そうやって世界を狭めて、最後はどうなってしまうのだろう。傷めつけて、その溝は音になれるのだろうか。

          「私たちは、誰からも、何も受け取らないのだとしても、互いを必要としている」と哲学が肯定してくれるのなら。

          「私たちは、誰からも、何も受け取らないのだとしても、互いを必要としている」と哲学が肯定してくれるのなら。

          情緒の調節がうまくいかない。 低空飛行はデフォルトだが、ここ最近特に顕著で涙腺もそれに引きずられているようだ。 最寄駅から部屋までどうしても堪えきれず声をあげて泣きながら帰った。マスクと夜のおかげでひどい顔は晒さず済んだが、イヤホンをしていたのでどの程度の声量だったか分からない。

          情緒の調節がうまくいかない。 低空飛行はデフォルトだが、ここ最近特に顕著で涙腺もそれに引きずられているようだ。 最寄駅から部屋までどうしても堪えきれず声をあげて泣きながら帰った。マスクと夜のおかげでひどい顔は晒さず済んだが、イヤホンをしていたのでどの程度の声量だったか分からない。

          ページの後ろのほう

          名前を決めた。 物事を区別するために名前があるとどこかで読んだことがある。 また何かに縛られるようで本当はひとつに決めたくなかった。 そんな気持ちも込めていると説明できそうな事柄を後から知って、今はわりとその名前を気に入っている。印象がまた変わったとも言ってもらえた。 ひとまずこれでスタートラインに立てる。立とうと決めた。 まだ怖いことは沢山ある。 知ることと気づくことは違う。 知ることを優先しすぎて、機微に鈍感になりはしまいか。 あらゆるものを「アレの真似事」としか認識で

          ページの後ろのほう

          言葉の前に音がある。 が、音を確定させるのを拒んでもいる。 どちらとも取れるそこに佇んでいたいと思っている。 文字を絵画のように眺めていたい。 音の確定しない名前は可能だろうか。 体を表さない名でありたい。

          言葉の前に音がある。 が、音を確定させるのを拒んでもいる。 どちらとも取れるそこに佇んでいたいと思っている。 文字を絵画のように眺めていたい。 音の確定しない名前は可能だろうか。 体を表さない名でありたい。

          線は線に非ず、文字は文字に非ず

          分かっているつもりでもどうしても引きずられてしまう。 周りの人たちはそれでも早めに気持ちを(意識的に)切り替えて 自分たちにできることをしたり、 身近なところから日常をその手に取り戻していく。 適応力が高いんだと思う。 私は普段の生活のこまごましたことでさえ「切り替え」がうまくいかない。 小説は最近ほとんど読まない。 もしかしたら隣人かもしれないような時間軸の似たものは特に手にしない。 本を閉じた瞬間、そこはかとなく絶望するから。 小説の世界が自分の世界に浸食してくるから。

          線は線に非ず、文字は文字に非ず