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【福祉の世界へ】



 総合的な学習の時間では、福祉について学習中。

 少し遡って、3年生での総合の時間。

 3年生では、自分自身の強みを考えることから、少し広がって地区の魅力を考えるところまでを学習。

 4年生の総合の時間の初めに、これまで学習してきたことを振り返りました。

 より賢くなっていくためには、この先どんな学習をしていったら良いかを一緒に考えました。 自分→地域→ 、、、どんな学習になりそうか?と考えてきます。

 すると、「市やまち」「県」「社会全体」「世界」と広がっていくと、子どもたち。

 というわけで、「市やまち」に範囲を広げて学習していくことに。

 先日道徳の学習で「郷土愛」について、学習しました。そんなところから、「どうだろう?自分たちの市やまちを大切にしているだろうか?」という話題に。

 そもそも「大切」ってなんだろうと、考えてきます。
 「物」「人」「自然」あらゆることに対して「大切」にしているだろうかと考えていきます。

 特に、話題の中心になったことは、「人」を大切にしているかどうか。

 あいさつはよくしている!
 車が道を譲ってくれたら、ペコリとする!など。

 そこで、1つ問いかけました。

 「市やまちの人々は、みんな幸せに暮らせていますか?」と。

 真剣なスイッチが入ったのが分かりました。顔つきの変化です。

 「確かに、自分は楽しく過ごしているけれど、、、。」
 「自分は、大切にしてるけれど、、、。」

 さらにもう一つ聞いてみました。
 「市やまちの人々が、みんな幸せに暮らすために、まだ何かできることはあると思いますか?」と。

 9割以上の子どもたちの手が挙がります。

 そんな話し合いの流れから、4年生の総合の最終ゴールは、「みんなが幸せに暮らせるために、自分たちにできることに実際に取り組む」となりました。

 それにあたって、少しだけ情報を整理しました。

 「みんな」とは誰を指すのか、子どもたちは話していくうちに、どんどん視野が広くなっていきました。
 「子ども」「大人」「妊婦さん」「赤ちゃん」「高齢者」「目や耳、身体が不自由な人」「怪我をしている人」「車いすで生活する人」

 視野が十分に広がったところで、「このようにみんなが幸せに暮らせる社会のことを【福祉】といいます。」と言葉を教えました。

 これから福祉の世界にどっぷりと浸かっていきます。

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