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〈ネタバレ無し〉真の恐怖は“鑑賞後の余韻”『アンテベラム』レビュー

〈こんなの間違ってる〉

どうも!じきどらむです!

映画の始まりか終わりが衝撃的だと記憶に残りやすい映画になるのですが、怒涛の後半ラッシュが最高だと更に好きな映画になりますよね。

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そんな映画を風の噂で聞きつけたので、近場で唯一やっていたTOHOシネマズ日比谷シャンテに向かい鑑賞してきました。

という訳で今回は予測不能なサスペンススリラー『アンテベラム』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!


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イラスト:じきどらむ


予告はこちらです⤵︎

分かりやすいあらすじ

人種問題から目を逸らすな…!


絶望の始まり

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米国ルイジアナ州では大きな綿花の農場がありました。そこは南部連合軍駐屯地の農場で黒人の奴隷たちは人間として扱われていませんでした。

現実に耐えられず逃亡未遂をした女性もいましたが白人たちに残酷に殺され、すぐさま証拠隠滅の為に火葬されてしまいました。

そんな悲惨な場所でエデンと呼ばれる女性はいつか来る逃亡のチャンスを今か今かと息と自我を潜めて待っていました…。


反人種差別

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短編映画作業を主だったジェラルド・ブッシュとクリストファー・レンツが初めて制作した長編映画が本作です。

南北戦争のアメリカで奴隷として酷使される黒人奴隷たちをテーマにしたサスペンススリラーの反人種差別映画に仕上がっています。

また『ゲットアウト』や『アス』の制作陣も参戦しているので、観終わった後の言葉にならない恐怖感がしっかりと描かれています。


冒頭の一文

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映画の冒頭「過去は死なない、過ぎ去りさえもしない」というウィリアム・フォークナーの詩が表示されますが、この一文がとても重要でした。

映画の余韻に浸る時にこの一文を思い出して下さい。作品が伝えたかったテーマが身体に染み込んできて、恐ろしさに身震いをしてしまいます。

目を逸らしたくなるような人種問題を過去の出来事として認識せずに現実として受け入れていきましょう。予測の付かない映画体感が出来ます。


まとめ
『アンテベラム』★★★★★

人種差別をテーマにした作品は多く存在しますが、観客の注意の引き方が絶妙でまんまと騙されてしまいました…。なにこれ面白い…!

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!


『アンテベラム』公式サイト


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