〈ネタバレ無し〉エンドロールは、迎えに来ない。『街の上で』感想🎬
どうも!じきどらむです!
『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』などを手掛けた今泉力哉監督の最新作が1年越しの延期で遂に公開されました。
公開されたら直後に東京では緊急事態宣言が発令し、大型シアターでは休館していたので渋谷のユーロライブで鑑賞してきました。
と言う訳で今回は『街の上で』の魅力を書いていきたいと思います。最後まで宜しくお願い致します!
予告はこちらです⤵︎
分かりやすいあらすじ
誰も見ることないけど、確かにそこに存在する。
最高傑作
本作は時代と共に変化する文化の街、下北沢を舞台に紡ぐ、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての物語です。
街の住人たちとの他愛ない会話や変わらない想いと変わりゆく街並みをコミカルにそして丁寧に描いています。
どこにでもある下北沢の日常を今泉監督独特のユーモアと優しさに包まれており「今泉映画最高傑作」の呼び声も高い珠玉の群像劇です。
4人のヒロイン
今泉監督作『愛がなんだ』のナカハラ役でインパクトを残し、本作が映画初主演となる若葉竜也が主人公の青を演じています。
そんな青の周りには元恋人、古書店の店員、美大の監督、美大の衣装スタッフという4人のヒロインが登場しぐちゃぐちゃに混ざり合っていきます。
それぞれ違った魅力を感じられるヒロイン達を演じるのは、朝ドラに出演した実力派女優や演技初という新星女優という最高の組み合わせです。
街の上で
人生という日常の中で必然的に絡み合ってしまう、大切で愛おしい存在たちの忘れられないこの一瞬。
自分がこの物語の世界線にいると錯覚してしまうような、リアルで繊細な表情や引き込まれる会話に嫉妬してしまいます。
上映後、映画館から自宅までの帰路の中で普段生活している変わりゆく街の魅力を再確認することが出来ます。エンドロールは、迎えに来ない。
まとめ
『街の上で』★★★★★
今年鑑賞した新作邦画の中でNo.1に面白かったです。ミニシアターの枠を飛び越えて全国大型映画館でも公開予定なので是非ご覧ください。
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『街の上で』公式サイト
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