〈ネタバレ無し〉空を見上げるのが怖くなる『NOPEノープ』レビュー

〈半年間、同じ雲を見ている〉

どうも！じきどらむです！

社会派のホラー作品を制作することで有名な若手監督ジョーダン・ピールが手掛けた最新作『NOPEノープ』が日本でも公開されました。

予告を一度見ても理解不能なSFホラー作品に仕上がっていて、本作は映画館で最高の体験を出来る為に全編IMAXカメラで撮影された作品です。

という訳で今回は空を見上げるのが怖くなる『NOPEノープ』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します！

予告はこちらです⤵︎

キャッチコピー

最悪の奇跡が起きる。

イラスト:じきどらむ

最悪の恐怖を

馬の調教農場を経営するOJは、父が飛行機からの落下物によって事故死する最悪の状況を目にし、その死因に疑問を持って生活していました。

仕事もうまくいかず、農場の馬を西部の町を再現した近隣のテーマパークに馬を売って、なんとか凌いでいると奇妙な出来事を体験します。

馬が牧場から脱走したので追跡したOJは、丘の上にとても巨大で奇妙な飛行物体を目撃しました。その後、想像も絶する恐怖が襲い掛かります。

スペクタクルを制作

『ゲットアウト』や『アス』で知られるピール監督がコロナ禍真っ只中の2020年に書いた作品で、様々な恐ろしい出来事を詰め込んだ作品です。

ピールは米Empire誌のインタビューで、本作のテーマを“最悪の奇跡”と表現し「私はスペクタクルを作りたかった」と明かしました。

続けて「私の好きな芸術と、それを見ることができる映画館での体験を促進するような作品をね」と語り、映画館で観るべき作品だと伝えました。

ありえない体験

本作に対しては特に賛否両論ぎありますが、私は物語が持つテーマとそれを未知の存在で表現している本作がピール史上No.1に好きな作品でした。

「半年間、同じ雲を見ている」というセリフで、一気に興味を持っていかれる奥深さと息を潜める“何か”の正体を目にする時に衝撃が走ります。

映像の端々が繋がり、惨憺たる絶望の中で最悪の奇跡を体験したら思わず「NOPE（ありえない）」と呟いてしまうような作品です…。

まとめ
『NOPEノープ』★★★★☆

全てを支配出来ると思い込んでいる傲慢な人間たちと、対峙するように寡黙な主人公が引き立ちます。最後の決戦はスピード感があり最高です！

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした！

『NOPEノープ』公式サイト

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