ジグザグ会

ジグザグ会の備忘録として。 そして、ちょっと新しい記事なども。 ~資本主義(けいざい)…

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ジグザグ会の備忘録として。 そして、ちょっと新しい記事なども。 ~資本主義(けいざい)よりも命が大切。  原発を必要とする社会なんていらない!  命を守れ(怒)!  誰かを犠牲にして成り立つ「平和と繁栄」は不正義だ!  怒りのデモ文化を復権させるぞ!~

最近の記事

何が起きていたのか1974~75(後編)

     何が起きていたのか1974~75(後編) 京成サブ  1975年の最大のニュースといえば、ベトナム革命戦争勝利(5月)だが、この上半期は、新左翼運動界隈にとっては何とも暗鬱な時期だった。5月19日には、74年から爆弾闘争を展開してきた東アジア反日武装戦線のメンバーが一斉に逮捕された(2人が全国指名手配)。そして6月25日、山谷や釜ヶ崎で活動して手配中でもあった寄せ場活動家(元広島大)の船本洲治が沖縄・嘉手納基地前で焼身した。7月の皇太子訪沖への抗議と、反日武装戦線

    • 何が起きていたのか?―1974~75(前編)

      何が起きていたのか?―1974~75(前編) 京成サブ   運動史の回顧録でほとんど見かけないのが1970年代の半ば頃。実は74―75年あたりというのが、いろんな意味でエポックメーキングな年だったと思う。今回は学生時代(20~22歳)の記憶と体験を頼りに、まず1974年にスポットを当ててみる。 この年は、新年早々から石油ショックの影響で、東京のネオンが暗くなり、深夜のテレビ番組もなくなった。世の中は、オカルトブームで『エクソシスト』が大ヒット、『ノストラダムスの大予言』や

      • 立て看とアジビラ

                立て看とアジビラ             京成サブ  最近はいくつもの大学に「立て看同好会」というサークルが出来てゲリラ的に立て看を設置したり活発に活動しているようだ。『情況』の最新号にも、学生たちの座談会が掲載されて、なかなか面白い。数年前に、京大の立て看が町の景観を損なうとかで撤去騒ぎがあったり、昨年秋には、明治大学の学園祭で立て看を立てる自由を主張した立て看に対して、当局が警察を呼び、学生も処分されるなど、信じられない事態にもなった。今やほとんどの大学が

        • 「消えたスクラム - デモの基本形とは何か?」

          「消えたスクラム - デモの基本形とは何か?」                  京成サブ  デモのときに、スクラムを組まなくなってもう何十年経つだろうか。今でも、中核派や革マル派のデモでは時々、先頭の全学連がスクラムを組んで機動隊ともみあったりもしているようだが、70年代頃に比べると、わびしい感じは否めない。  記憶では争議団連絡会議が主体となって1976年から続けられてきた「9.14反弾圧闘争」では、終盤近く(大体、日比谷公園解散なので官庁街に入ると)に密集スクラムで機動

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          幻の解放区 ~渋谷暴動からテント村~

          幻の解放区 ~渋谷暴動からテント村…そして~                              京成サブ  10月のことだが、こんなニュースがあった。渋谷区が例年のハロウィン混乱対策と称して「(ハロウィンのために)渋谷に来るな」と区長が宣言、さらにハチ公周辺を何とバリケードで囲ってしまったのだ。何年か前にハロウィンでエキサイトした一部の若者たちが軽トラを横倒しにしたことがあった。別に暴動というほどの騒ぎにはならなかったが、その後警察は防犯カメラ映像などで徹底追跡して

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          頭脳警察1971~幻野祭とジェーン・フォンダ

          頭脳警察1971~幻野祭とジェーン・フォンダ 京成サブ  頭脳警察のステージを生で初めて体験したのは1971年8月15日、三里塚幻野祭のときだ。当時は、9月に第2次強制代執行が迫るという緊迫した状況のなか、この祭りは青年行動隊の呼びかけで3日間行われた。ただ、反対同盟の幹部や現地常駐諸党派の活動家からは「祭りなんかやってる場合か」と批判もあり、実際に参加したのはノンセクトの活動家や、ロックコンサートに来るような若者や野次馬半分の連中だった(断片的だが当時の映像も残っている

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          入管闘争ってそもそも…

                          京成サブ   ごぶさたしてます。去年の「国葬」めぐっての雑感以来ですが、その後の運動状況の停滞を少しばかり吹き飛ばすうねりがこの数カ月の入管法改悪反対の闘いでした。ここでは法案の問題など中身については、既に認識済みだろうとの前提で、街頭闘争の局面だけ見ていくと、画期的だったのはまず5月7日の高円寺デモ。大雨にも関わらず2千~3千人くらいは集まったようで、これは残念ながら行けませんでした。行った仲間に聞くと、2011年4月の反原発高円寺1万人デモ

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          死者よ来たりて…由比忠之進さんの焼身決起から55年

              死者よ来たりて…由比忠之進さんの焼身決起から55年                                京成サブ  安倍の「国葬」を前にして、70代の男性が首相官邸の近くで抗議の焼身を決行した。報道だと重傷とのことだが、その後の後追い報道はないし、本人がどこでどういう状態なのかも分からない。「国葬」反対行動の場面でも、だれも言及しないし、せいぜい飲み会の話題に少しなったくらいだ。どうなったのだろうか。確か、安保法制の頃だったか、新宿駅南口の歩道橋の上で

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          【ブックレット】米国の対中国戦略と辺野古・自衛隊配備の役割

          【ブックレット】米国の対中国戦略と辺野古・自衛隊配備の役割 このほど、ジグザグ会でブックレッ卜を発刊しました。これは米軍が構想する世界戦略(極東安保)についての客観的な解説です。なので「沖縄に対して没主体的」というご意見もいただきました。  ですが、沖縄の米軍・辺野古新基地建設や、自衛隊・南西諸島配備を、なんとなく「日本を守るものなんでしょ?」程度に思っている一般の人々にとって、これが軍事戦略的にどういうことなのか正確に知ることは、いずれにせよ自分の態度を決定する上でぜひ必

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          2021.10.10 コロナ下の差別・分断・ヘイトを許すな!新宿 ACTION

          撮影・制作:ジグザグ会(草加耕助) 以下、主催(差別・排外主義に反対する連絡会)による呼びかけ文 ――― 命を脅かし、生活を破壊する自公政権と小池都政にNOを叩きつけろ!        10.10新宿ACTION ―コロナ下の差別・分断・ヘイトを許すな!ACTION(第5弾)―  2011年9月23日、差別・排外主義に反対する連絡会(2010年結成)呼びかけによる最初の新宿デモが闘われました。以来10年、職安通りをメインにしたデモを呼びかけ、多くの皆さんとの連帯・共闘を進めてきました。特に昨年の緊急事態宣言以降は、「コロナ禍の差別・分断・ヘイトを許さない」と、街ACTIONを継続しています この間、東京五輪の強行で、感染はさらに拡大する一方、卑劣な差別事案も次々に噴出し、命と人権を踏みにじる国―都のやり方に、怒りと憤りが高まっています。  連絡会は、「有事」の日常化のなかで進行する、差別扇動、弾圧と分断を許さない闘いとして、10月10日に新宿デモを広く呼びかけるものです。 日時:10月10日(日曜)14時集合  15時 デモ出発 場所:JR新宿駅東口:アルタ前広場 ★ 終わってないぞ!東京五輪の後始末 ★ 白日にさらせ!差別者・レイシストどもの実態を! ★まっぴらごめんだ!自助と自己責任の悪循環 ★でしゃばるな警察・検察! 有事下の弾圧に反撃を! ★あきらめるな!街へ出よう!声を上げよう! 抗おう!  主催:差別・排外主義に反対する連絡会

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          2019.12.19「香港連帯新宿デモ」第二弾

          『香港に自由を!連帯行動』第2弾です。 2019年12月19日18時半 新宿駅東口アルタ前ひろば集合 出発前集会の詳しい様子は ↓ https://youtu.be/4JxwDAEe4BU 11月15日の第一回デモの様子は↓ https://youtu.be/81u6tWU_5oY 主なスローガン 香港人加油!香港に自由を!中国に民主主義を! アジアに自由と平和を!全世界のいたる所に民主主義を! 中央政府は沖縄・香港の自己決定権を認めよ! 中央政府は民意を尊重せよ!民衆の自由と自治尊重! 使用楽曲:香港に再び栄光を!(願栄光帰香港・日本語版) 訳詩&歌唱:まっぺん  https://youtu.be/y7EO_DnbkPA 主催:香港に自由を!連帯行動実行委員会 呼びかけ:APFS労組、ATTAC首都圏、ジグザグ会、      LACC(反資本主義左翼講座)、NO-VOX Japan 報告(ブログ「旗旗」)↓ http://bund.jp/?p=44672 「香港頑張れ」ではなく「香港のように」  アジアの片隅で生きていこうと思う

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          2015/11/29辺野古に基地を造らせない大集会・デモ動画 ジグザグ会Ver

          日本政府=国土交通省による「翁長知事の埋め立て承認取り消し」の効力停止決定糾弾!埋立て工事を阻止しよう! <主催>止めよう!辺野古埋立て 国会包囲実行委員会 <協力>戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 <問い合わせ> 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック ジグザグ会は横断幕を使ったごく小ちゃなパフォーマンス(グルグルデモ)を、警察の強要する規制線の範囲内で平和的に行う予定でしたが、何か勘違いしたのか、警視庁機動隊が私たちを突き飛ばすなど、平和的な表現行為を阻止してきました。 安倍による警視庁機動隊の沖派遣、第二の「琉球処分」と連動した弾圧の強化と、それによる運動の分断と分裂を狙った公安の動きに惑わされず、それを乗り越え、考え方の違いを乗り越えて闘いましょう。 ※本動画は常識の範囲でご自由にダウンロードや再利用していただけます。 常識の範囲とは、あからさまに動画の趣旨(辺野古新基地反対)に敵対したものでなく、かつ草加耕助およびジグザグ会への誹謗中傷(その判断は当方が行うものとします)に該当しない限りということです。

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          2019/5/1 関西生コン労組連帯 第90回日比谷メーデー デモ ジグザグ会&学生メーデーで参加

           関西生コン労組への連帯=経営・公安警察・右翼が一体となった組合潰し反対、辺野古新基地建設反対をかかげて、第90回日比谷メーデーに参加してきました。  メーデー集会後はDAの皆さんらの「学生メーデー」と合流。合同でデモを貫徹しました。動画報告です。  改元天皇制国民統合攻撃に抗し、反戦・反差別・反貧困で共に闘おう!

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          【2013.11.9暴走する安倍政権!私たちはどのように対抗するのか】に行ってきました by 中野由紀子

           先週土曜日。「変革と連帯のための反資本主義連合(準)」主催の講演・討論集会【11.9暴走する安倍政権!私たちはどのように対抗するのか】に行ってきました。  講演は「グローバル資本主義の威嚇と欺瞞ー安倍政権を暴走に駆り立てる根拠」と題して、京都からおいでの同志社大学教員の田淵太一(たぶちたいち)さんが講師です。まだお若い方です。(※我々と同じ年代です=したがって、我々もお若い方々です)  威張った感じや気どりもなく、変な威圧感もない大学の先生です。印象としては「きれいなカ

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          活動継続のお知らせ―総括および今後の方針(3)

          というわけで・・・。  先の「総括および今後の方針(1)」でお知らせした通り、10・13一日共闘としてのジグザグ会は、その性質上、13日の統一行動をもって終了、解散いたしました。その上で、希望者での活動継続を承認したわけですが、一応これは別団体となり、旧呼びかけ人は今後の活動に責任を負いません。  名称につきましては、引き続き「反原発ジグザグ会」とします。「ジグザグ会2」とかいう案もあったんですが、どうもいまいちです。だいたいせっかく作った団体名入りの横断幕を、一回しか使

          活動継続のお知らせ―総括および今後の方針(3)

          いったん解散します―総括および今後の方針(1)

           10・13には多くの方々に合流や賛同をいただき、本当にありがとうございました。おかげさまで、10・13一日共闘としてのジグザグ会は、予想を大きく上回る成功のもとに終了することができました。呼びかけ人一同、あらためて御礼を申しあげます。  さて、私たち反原発ジグザグ会は、参加者の意見表明と総括の場を保証すべく、飛び入り参加した方にもできる限り連絡をとって、相談会を開催しました。その場において今回の行動の感想や総括談義とあわせ、以下のことを決定しましたのでここにお知らせします。

          いったん解散します―総括および今後の方針(1)