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バイリンガル違い

私と夫は、バイリンガルです。

今あなたの頭の中に浮かんでるbilingualではなく、byelingualです。

なんでこんなことを言い出したかというと、ネットで見た画像を思い出したから。

ざっくり訳すとこんな感じ。

2つの言語を話すけど、その両言語の語彙を失い始めたとき。
バイリンガル。

ご覧の通り「2つの言語を話す」=「bilingual」と、その言葉を失い始めた状況をかけて「bye」となっています。

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私は日本語、夫は英語のネイティブスピーカーでお互いに出会う前、それぞれ英語と日本語を独学で勉強していました。

バイリンガルの細かい定義は人によって違うかもしれないけど、わたしの英語力はこんな感じでした。(自分の知らない専門用語や強いアクセントで話す人は除く)

リスニング…相手の話していることが問題なく理解できる。
リーディング…散々論文を読んだ&契約書等を読んで内容が理解できる。
ライティング…アメリカの大学の授業で論文を書いて、92点をもらったことがある(満点はない)。その他諸々。
スピーキング…カジュアル~フォーマルまで状況に合わせた話し方が出来て、相手にも理解してもらえる。ジョークも言える。

夫の日本語能力も上記に近いレベルです。

これならbilingualと自称しても、大抵の人には否定されないでしょう。

ところがどっこい、日本で結婚生活を始めて5年目の今日この頃、時の流れの中で状況は大きく変わっています。

私は夫との会話&仕事で対顧客に若干英語を使う程度となり、夫は会社では日本語を話し、英語を使うのは私との会話のみ。

2人ともまめに人と連絡を取るタイプではないので、日常的にコミュニケーションを取るのは基本夫婦間と職場のみです。

そんな2人が話すのは、こんな言葉。

夫:「ほこり fell from the ceiling.」
私:「(会社で)2面テープは、ありますか。」

なんということでしょう。

夫は「dust」という幼稚園児でも分かる英単語を忘れ、私は夫との会話でしか使わない単語を日本語で何と言うか忘れたので、頭に浮かんだ「double-sided tape」の日本語を同僚の前で思い出そうと必死に考えた末出てきた言葉は、「2面テープ」(両面テープのこと)。

そう私達はいつのまにか立派なbyelingualになっていたのです。

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<今日の教訓>

・継続は力なり(Continuity is the father of success.)
→一度辞めるとすぐ力が落ちる。
→そして、それを取り戻すには更なる時間と努力が必要。

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