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沉鱼落雁ーー自分に惚れて、自己肯定感をアップしよう!

(1175字・この記事を読む所要時間:約3分 ※1分あたり400字で計算)

【沉鱼落雁】

[日:沈魚落雁(ちんぎょらくがん)]

ピンイン:chén yú luò yàn
意味:あまりの美貌に、魚は恥じて水底にもぐり、雁は空から落ちる。
   とてつもない美人を指す言葉。


『自分に惚れて、自己肯定感をアップしよう!』

 「外見より中身」なんてただのきれいごとだ。所詮、人間は本性には勝てまい。

 例えば人はどうしても美人に対しては甘くなる。
 相手が過ちを犯しても叱りもせず、目尻が下がり「いいよいいよ~」なんて言う。

 おまけに「きれいな人は性格も優しい」や「可愛い子は出来る子」といった錯覚の故、外見が良い人にはつい励ましの言葉を多くかけてしまう。

 いつの時代も、美人の人生はお得なのである。


 そこで私は思った。
 これを上手く利用出来れば、自己肯定感を高めることが出来るのではないか、と。


 手順はこうである:
①自分に惚れる

②自分自身に甘くなる

③「私はきれいだから、性格も良くて出来る子なんだわ」と思えるようになる

④自分に励ましの言葉をかけられるようになる

⑤自己肯定感アップ!!!成長につながる

 うむ!
 完璧じゃないか!!!(笑)


 まぁ一部妄想が入っているのは否めないが、これは決して非現実的ではない。
 そもそも自信感というのは、自己受容、自分を無条件に「愛する」ことと密接な繋がりがある。

 中国語に「情人眼里出西施」という言葉がある。
 「西施」というのはかつて中国にいた絶世の美女で、この言葉を直訳すると「恋人の目には西施に映る」となる。
 即ち、たとえ他人からしてみればごく普通の人でも、その人の恋人の目にはとてつもなく素敵に見えるということだ。

 このように、人は誰かを好きになれると、自然と心の中で相手を美化する。
 欠点があったとしても、チャームポイントのように思えてしまう。

 これは自分に対しても全く同じだ。
 自信満々な人からどこか無根拠さを感じるのも、自分を愛する故美化している部分があるからではないかと思う。


 では具体的にどうすれば自分を好きになれるのか。

 経験上、奇跡が起こらない限り、いきなり自分を好きになるなんて出来ない。
 だから取り敢えずはまず「それ程自分が嫌いでなくなる」ことを目標とするのだ。
 「なんだかんだ言って、私も生きている一つの貴い命だし」ぐらいで良い。

 次は「自分を嫌いにならない」ようになる。
 所謂「好きでも嫌いでもない」こと。
 「大した人間じゃないけど、一応良いところが無いわけでもない」といった具合だ。

 それでようやく好感度を上げる段階に入れる。
 「〇〇が苦手だけど、諦めないで頑張っている」
 「去年の自分より、笑顔になれている」
 「意外と料理上手じゃん」
……

 こういった「良いとこ探し」を積み重ね続ければ
「自分なら大丈夫!」
「私だけの魅力がある!」
と思えるようになる。


 自己肯定感の低さで悩んでいる人は、是非このように自分に対しての感情を育ててみては如何だろうか。

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