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指桑骂槐ーー自分を卑下することは、自分と似た誰かを卑下すること

(862字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)

【指桑骂槐】

[日:指桑罵槐(しそうばかい)]

ピンイン:zhǐ sāng mà huái
意味:誰かを非難しながら、実は遠回しに別の誰かを非難していること。

『自分を卑下することは、自分と似た誰かを卑下すること』

 別記事でも書いてあるように、私はあまり自分のことが好きではない。

 そのせいか、普段からついつい
 「私なんか……」
 「どうせ私は……」
といった、自分を卑下するような言葉を使いがちだ。

 「そんな言い方するな」と上司に何回か咎められたこともあるが、長年の習慣を直すのはそう簡単ではない。
 気が緩むとついポロっと出てきてしまう。


 同僚達といる時は特にひどい。
 上司がいないせいか気が緩み、冗談交じりで自分を貶し、「私デブだから(笑)」とか「所詮私は小さな生き物よ」なんて言っている。

 誰かの悪口を言うのは良くないが、自分自身を罵るのは別に大丈夫だろうと高を括っていた。

 そんなある日、とうとう耐え切れなくなったのか、「自分を悪く言うもんじゃありません」と同僚が私を叱ってきた。

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