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灯台下暗しとはこのこと

今住んでいるマレーシアでは数回目のロックダウンが6月1日に開始され、2週間の予定がなかなか感染者数が減らないため、無期限に延長することが発表された。

飲食店や小売店はどんどん潰れ、市民もみんな疲弊していて、もはや諦めてマスクもせず遊んでる人もいるらしい。(そういう人から感染が広がる悪循環)

このコロナの状況にも終わりが来ると信じて多くの人が頑張っていると思うけど、無期限でロックダウンします、といわれると、終わりが見えない。いつまでこのピリついた空気の下で生活すればいいのかわからない。

私はかなりのインドア派で、家で好きなアニメを見て、美味しいご飯が食べられればそれで幸せだけど、そんな人間でもこの不自由な生活はかなり疲れた。

隣町にパンを買いに行ったついでに少し辺りを歩いて、新しい景色を見ただけですごく感動した。

コロナが始まってからずっと、日本に帰りたい、温泉いいな…お刺身いいな…とずっと日本を恋しがっていたけど、マレーシアにもまだ見ぬ素敵なことがいっぱい隠れているはずだ。

そもそも日本育ちの自分が自力で海外で働いているだけで、ものすごい面白い経験をしているし、完全な異文化に慣れて当たり前のようにそこで暮らしている。客観的に見るとすごい経験。

もともと異文化が気になって仕方なくて、一生懸命英語を勉強して、勇気を出してひとり海外に出てみた18歳のころの自分が、今の自分を見たら喜ぶだろう。

そうやって行動してきて、自分の目標や目的を達成して最初の気持ちをすっかり忘れてしまっていた。

そう考えると、コロナ禍の厳しいロックダウン、多文化多宗教の国での今の経験ってものすごい。いつか日本に帰る予定だけど、それまでもっとマレーシアを探索していろんなものを見たい。

写真はマレーシア版ランチパック🥪


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