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深センから届ける中国最新テック企業動向

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深センで現地市場向けに中古ブランド事業を立ち上げた日本人の視点で、日本にあまり出回っていない中国のテックニュース(スタートアップ、大手テック企業)を中心に中国語の記事をピックアッ…
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2021年10月の記事一覧

業績の伸び率は50%超、それでも伝音ホールディングスの株価は下落

業績の伸び率は50%超、それでも伝音ホールディングスの株価は下落

「アフリカの携帯電話王」として知られる伝音ホールディングスは2019年10月の上場以来、株価は最高5倍を超えた。その後、伝音ホールディングスは下落基調に入っているが、その一方で業績もファンダメンタルズも悪くはない。

最近、伝音ホールディングスが発表した中間決算によると、売上高、純利益はいずれも前年同期比50%以上増と高い伸びを示している。しかし2021年2月以降では、伝音ホールディングスの株価は

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華為が取り組む、拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)技術の課題解決とイノベーション

華為が取り組む、拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)技術の課題解決とイノベーション

拡張現実(AR)技術はさまざまな技術の焦点となってきたが、車両用ヘッドアップディスプレイ(HUD)への応用はどうだろうか。この分野ではどのような課題があり、誰がイノベーションを起こしているのか。

多くの人が拡張現実(AR)を考えるとき、まず頭に浮かぶのはスマートグラスやヘッドマウントディスプレイかもしれない。しかし、ARはそれ以外の多くのアプリケーションを、スマートフォンや車にも搭載可能なことが

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クルマのEV化時代、ガソリン車に対する最大の誤解

クルマのEV化時代、ガソリン車に対する最大の誤解

人々が新しい技術や製品に直面した際に、自分がそれを受け入れたり適応したりするのが難しい時、いつも自分に言い訳をし、自分は老いたのだと言う。

しかし本質的には、テクノロジーは人のために使われるべきものであり、もし技術があっても、人々に利用されていないのであれば、技術の提示された形はまだ十分ではない、としか言えるだろう。

思考の惰性はどれくらい恐ろしいのか。私たちが新しいものを受け入れにくいのは、

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