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2023年の旅を振り返る~コロナ禍明け、走る~

2023年、「自分って、なんで生きているんだ?」と思ってしまった。
今の職場に入って早2年、3年目になりつつあったのだがはっきり言って退屈だ。2022年の年末、大学時代のサークルの先輩がめちゃくちゃ旅行していて羨ましがっていたのだが、先輩は「大丈夫だよ!」と言っていて、本当か・・・?なんて疑っていました。
しかし私も1年ずつ年を重ね、このまま20代を終えていくのかと考えたらなんだかむなしくなってきたんです。思うに学生時代、必ず年に1回は県外旅行に行ってました。本州に行ったのは大学3年生の夏、名古屋・岐阜遠征が最後・・・。そう考えるといてもたってもいられなくなりました。

「まだ未踏破の県、たくさんあるし!もうこうなったら旅行行くぞ!」

ということで2022年年末のクリスマスに九州一周・関門地域をめぐった小旅行をしたのでした。リハビリ旅行(!?)ですね。

宮崎駅からダッシュで向かった宮崎神宮


宮崎駅前


みんなの九州きっぷ。

1日目は九州一周。大分→宮崎(特急にちりん) (観光・宮崎神宮) 宮崎→鹿児島中央(特急きりしま)→久留米(九州新幹線) (観光・・・しようと思ったけどできなかった) 久留米→博多(九州新幹線)→大分(特急ソニック)

そして2日目は関門地域の観光。

大連友好記念館


甲宗八幡神社



和布刈神社


関門トンネル(人道)


関門海峡 下関側から望む

とても楽しくて・・・だから2023年には絶対県外旅行行ってやる!と鼻息を荒くして待っていました。
ちなみに2023年1月時点での制県値はこちら。

2023年1月時点での制県レベル

これを見てまず最初に思ったこと、それは・・・
「四国、近いのに行ってないじゃん!」
てなわけで思い立ったが吉日。2023年最初の県外旅行は2月の愛媛旅行でした。

・西予旅行(2023年2月)


まだ制限が緩和されていない中ではありましたが、感染対策を徹底して早朝、臼杵へ向かいました。
八幡浜フェリー、実はこの日が初めての乗船!
朝、渋滞の中時間ギリギリに駆け込み、申し込みを済ませます。
どうにか間に合い、乗船できました。

甲板より

人生初の愛媛旅行。晴れた日には向かい側の愛媛県は見えるけど、行ったことはなかったわけで、「どんなところなんだろう?」と常々思っていました。
約2時間程、波に揺られて八幡浜にたどり着きました。
ここから走る!走る! なぜなら列車の便が少ないから!
確か1分前に駅に着き、爆速で切符を購入し、そして列車のホーム入線と同時に私もホーム入場・・・。
まずは松山方面へ。向かうのはあの「名城」・・・。

大洲城

そう、大洲城!
天守閣は本格的な木造建築。再建へのこだわりが分かる展示でした。
人が少なくてゆっくり楽しめました。
ギリギリまで楽しんだ後、近くのスーパーで昼ご飯を購入。
そして駅まで走る!
そうしないと1時間待つことになるので!!!

余裕で間に合い、列車内でご飯を食べました。


独身男性が乗るような列車ではない

アンパンマンのラッピング列車で来たのは、宇和島。
下車した後、多くの人が写真を撮っていました。


宇和島城

現存十二天守、その1つがここ宇和島城。
丸亀城くらい小さい。けどここからの眺めは最高です。
宇和島の海がよく見えて、最高。
まあ、かなり上るんですが・・・。

ここまで順調!と調子に乗っていましたが、道に迷いなんと予定の列車に乗り遅れてしまいました。次の列車は2時間後。
フェリーも、予定していた便の1つ後に乗ることに。

港の近くの商業施設で暇をつぶし、そして乗船。

乗船した船の中の様子。ガラガラ。

夜、陸地の明かりから遠ざかる時、なんとなく寂しいなと思いました。
船内にはほとんど人はいません。ゆっくりはできますが、なんとなく寂しい。次はゆっくりと松山周辺を歩き回りたい、そう思うのでした。
(県外旅行がまだタブーみたいな感じだったから、日帰りで愛媛旅行をしました。)

・南四国旅行(2023年3月)

制限緩和します!と政府が発表し、あと少しで後ろめたい思いせずに旅行できるぞ!と浮足立っていました。
5月?待っていられるか!というわけで四国へ。今回は鉄路で四国へ上陸。
坂出で降り、JR四国若者限定フリー切符を購入。
いざ東進。

徳島駅から至近距離にある徳島城へ。天守閣はなく、資料館と庭園を見学。

徳島城博物館

3月ということでひな人形の特別展示があった。
あと着物で来ている人がいたのだが、おそらく割引?か入場無料になるかなにかなのだろう。
蜂須賀家の家紋が「卍」なので、参勤交代時の瀬戸内、マジ卍ってなりそうなんてツイートをしました。我ながらつまらないジョークを生産しちゃったな、などと思いました。
博物館に行った後、庭園を鑑賞しました。


徳島城表御殿庭園

訪問者は私くらい・・・。寂しかったですが、数人いたくらいでなんかそんなに人気ないのか・・・って思いました(小並)。
そして博物館裏手の山を登りました。そう、この山に徳島城があったのです。

天守跡

でもね、天守跡はまっさら。ええ・・・(困惑)。
息切らしながら登ったというのに。
でも頂上からはいい景色・・・いや、木が邪魔してあまり景色が見えないというね。

汗かきまくりながら駅へと戻り、岡山へと帰るのでした。

そして2日目。夜中に助けを求められてめちゃくちゃビビってしまい、部屋から一歩も出られなかったというとても怖い経験をしてしまいましたが今日も今日とて元気です。
そして特急に乗車し、本日目指すのは高知!
岡山駅の時点で人が結構乗って来ましたが(朝7時台)、面白かったのが指定席車両に誤って乗っている人が割といたということ。
1両の前方が指定席、後方が自由席、見分け方は座席カバーの色。
なるほど、分かりにくいし他の県から来たら間違いますね。


高知城

高知駅で下車し、早歩きで高知城へ。
現存12天守の1つ。そしてやっぱ方言が強い!周りの人、ツアー客、皆高知弁!
しかも人多い!

板垣退助像

高知ってやっぱり幕末から明治にかけて活躍した人が多いっていうのもあるからなんですかね?理由はともかく、にぎわっているのはいいこと。

お城から駅へと向かう途中、スマホとにらめっこしながら目指したのははりまや橋。有名な観光スポットです。


はりまや橋

結構観光客が写真を撮っていました。
渡れるんですが、実際に歩いてはみませんでした。乗る予定の列車の発車時刻がせまっていたのでですね。


クソデカ鳴子


高知駅前のでかすぎる像

駅前も駅構内も高知一色。とても楽しい南四国旅行でした。

・中国山地をこえてⅠ(2023年6月)

季節はもうすぐ梅雨。
梅雨に入る前にどこか行きたい。4月・5月は激務だったし、結局県外に行くことはできなかったのでさてどうするかな。
・・・せや!大学1年生の時に予定立てたけど「こんなにお金かかるんか?」ってなってアホらしくなって行かなかった島根に行こう!
(あの頃はまだ安く旅行できる知識が無かったので)

旅費を安くする方法・・・そう、それは!
レンタカーで行くこと!!!
Let’s 右足崩壊!

高速道路を走り、イオンでお昼食べて、どうにかこうにか頑張って・・・そして4時間くらいかけて無事出雲大社にたどり着きました。
人が多い多い!

出雲大社

既に結ばれているカップルとか夫婦が多くて、心の中で「いやあなたたち来なくてもいいでしょwww」と思ったのは内緒。
いやでも本当に人が多いんですよ。神社はね。
ぐるり、と一周しましたが結構広い。それでいて茅葺屋根も立派。
さすが出雲大社。日本でも有数のパワースポットなだけあります。


境内にあるモニュメント

鳥居もモニュメントもでかくてすごいなあ・・・なんて思いました。
駐車場も結構埋まってて、他県ナンバーガチラホラ。

さて次はさらに東へ、松江に行きます。
出雲の田園風景に心癒されながら(そして途中迷いながら)、どうにか松江市にたどり着きましたが!
なんと駐車場が満杯!こんなことなら車で来なければよかった・・・と後悔しましたが、10分もせず空きが出たようで。
なあ~んだ、大したことなかったじゃん。


松江城天守閣

黒い天守閣、かっこいいですよね。
白色もいいんですけど、岡山城とか、西日本のいくつかのお城は黒色でおしゃれなんですよ。
そしてここも現存12天守のうちの1つ。


興雲閣

城内におしゃれな洋館あるやん!って思ったけど時間がなく、ここはパス。
トイレ行った時にめちゃくちゃ大声でスマホゲームする中学生?が8人くらいいて、うわあ・・・ってなりましたね。
時間を気にしつつ、急いで松江を出て高速道路へ。
結構高速道路は空いてて、煽り運転されなかったのでとても心地よく運転できました。

EKワゴン。ありがとね!

坂道走る時、アクセルをベタ踏みして「いっけええええええ!」と叫んでいた異常独身男性なのでした。

そんでもって2日目。せっかく広島まで来たので広島観光したいな、ということで、フェリーに乗って宮島へ向かいました。


厳島神社

広島には中学生のころ行ったのですが、観光はしなかったんですよね。
家族がみんなインドア派だったので、宮島まで観光することがなかったので・・・。
そうそう、修学旅行中の中学生らしき方々もいました。
土日に修学旅行ってありましたっけ?
九州とは違う学校文化があるのかもしれないですね。

資料館で平家納経見たり、大鳥居を間近で見たり、鹿に癒されながら宮島を満喫。
楽しかったなあ~。さて次は!
再び広島市街地に戻り、広島城へ。


広島城

外国人がめちゃくちゃ多かった。
なんでだろう?

広島城といえば武家諸法度違反した福島正則の居城でもあったお城ですね。
お城の補修は(勝手に)やってはいけない。

お城を出たら「暑い!」
まだ6月だぞ・・・?日が照りつける中、適当に菓子パンを買い、お昼を済ませた後、原爆ドームへ。


原爆ドーム

ここもかなり人がいました。外国人、修学旅行中の学生、観光客・・・。ありとあらゆる人が戦争の悲惨さを知るきっかけとなってもらえたら、と思いました。
資料館にも行きたかったのですが、G7の効果もあってとても長い行列ができてて断念。

駅の方へ戻りました。
・・・先輩!?なぜここに?
実はこの日の朝、先輩から急にLINEがありまして・・・。
「広島いるの?」と。
先輩は広島旅行を急遽決めたらしく、呉に行っていたようです。


ミックスジュース、ごちそうさまでした!

ちなみにですが、その後先輩は自分と同じ新幹線の隣の席を予約し、一緒に小倉まで帰りました。
先輩、ありがとうございました!

・東海18きっぷ旅(2023年7月)

暑い。けど旅がしたい。
だから旅に出ました(頭がおかしい)。
久々の18きっぷ旅行の始まり始まり~。

1日目は名古屋から三重へ。
快速みえでスッと桑名へ。

本田忠勝像

め、めちゃくちゃ格好いい!!!!!
本田忠勝、好きな武将の一人です。
そういや桑名、忠勝ゆかりの地でしたね。

桑名城から堤防へ。
治水の歴史を知り、改めてこの辺の(木曽川河口)水害と人類がいかに戦ったのかというのを知ることができてとても有意義でした。


六華苑

猛暑で熱中症になりかけてるんじゃないの、と発狂しながら訪れたのは六華苑。有名な建築家コンドルが手掛けたとされ、洋館と和風建築が合体したようなところ。
そしてお庭もめちゃくちゃ綺麗!
インスタ映えしそうなのに、若者があまりいないのって、なんで?

四日市で町散策しましたが、津や松坂には行きませんでした。
というのも快速みえで津に行くには18きっぷを持っていても追加料金がかかるそうなんですよ。あれです。快速みえは養老鉄道の線路を使って津まで行くため追加料金がかかるんですね。

宿泊先の名古屋まで戻ったのですが、ホテルまで3キロ歩きました。
え?なんで歩いてたのかって?(誰も聞いてない)
いや、泊まるホテルの最寄り駅調べてなかったのでこんなに歩いたんですけどね。

2日目、東海道を東へ。
静岡を目指して、新幹線と並走する普通列車に乗車。


駿府城入口の甲冑プラモ

駿府城、入口から早速面白い。


紅葉山庭園

紅葉山庭園、きれいでした。
富士山を模した山もあって、ザ・静岡って感じでした。
さあ、ここまで時間が結構かかったのでここで折り返し。


掛川城内のゆるキャン△パネル

掛川城、ゆるキャン△のパネルあるんですね。
そういや静岡県はゆるキャン△の聖地があったんですね。掛川もその聖地の1つだったのか。

階段を上り、掛川城天守閣へ。
山内一豊がかつて城主だったお城。


掛川城

帰り際、小さな子どもを笑顔で見送る受付の方を見て「平和ダナー」とのほほんとした次第。

掛川を出て次に降りたのは静岡県内有数の大都市、浜松。


浜松城

大河ドラマ「どうする家康」効果で、人が多かった。
そうそう、松江城の時もそうだったんですけど城内の井戸に小銭投げる文化ってあるんですかね?ここ浜松城の井戸にも(天井とても低かった)小銭がたくさん投げ込まれてました。

帰り際、キチガイチャリが爆走していて「なんだこいつ!?(驚愕)」ってなりました。

3日目、ずっと行きたかったお城、彦根城へ。


彦根城

彦根駅前、めっちゃ寂れてる・・・?って思いながら(多分夜になると賑やかになる?)お城へと向かいました。
現存12天守の1つ。あれ、私今年結構現存12天守行ってる?
駅チカで平山城なので天守閣まではきつくなかろう・・・と思っていた時期が私にもありました。
階段がきつすぎてですね、汗が滝のように流れてきて、大変だった・・・。
国宝の城内には当然冷房なんてものは無く、大型扇風機しかありませんでした。
お土産屋さんに寄った時、マスコットキャラクター「ひこにゃん」は今日は無理だろうと彦根城スタッフの方々(ボランティアの方かな?)が言ってて、そりゃこんな暑さで着ぐるみ着用なんて正気じゃないだろ!と思いました。


玄宮園

彦根城に隣接する玄宮園にも行ってきました。
庭園を鑑賞していたら乗車する列車の出発時間に遅れてしまいました。(時間がなかったのでそんなに鑑賞はしなかったつもりですが、暑さもあって走ったり無理はできなかったので・・・)
まあしょうがない。

午前中通過した岐阜県へ再度戻ってきて、次の目的地に降ります。
列車内で少なくない人数が降りたのは、「関ヶ原」。
明らかにオタクみたいな人が降りて行った時に「同志だ・・・!」って思わず心の中で叫んじゃいました。


岐阜関ヶ原古戦場記念館

駅から早速関ヶ原合戦に参陣した武将の家紋とか色々あって歴オタにはたまらない場所だなあ、と思いました。
駅近くの岐阜関ヶ原古戦場記念館を見学。「内府ちがひの条々」を見れたのは自分にとって一番嬉しかったことですね。


記念館最上階の椅子

猛暑の岐阜から撤退し、また名古屋に戻ってきたけどお昼どうしよう。
暑いし、駅ナカでお昼食べたいな。でもどこも混んでいるし・・・。
せや!こういう時はもう思い切って新幹線改札口に入ってまえ!(なげやり)
そして駅弁を購入し、ホームで食べる。ちなみに食べた駅弁は味噌カツ弁当。とてもおいしかったです。
暑さには相変わらず弱いのですが、旅行楽しくてやめられない。
さて
18きっぷの残り2日分、どう消化しよう・・・。

・関西18きっぷ旅(2023年8月)

18きっぷ、やっぱり効用高く利用するためには大都市で利用するのがいいよね。ってことで地味にまだ宿泊したことのない大阪府を拠点にして関西旅、してみました。
ところで今回、行きの新幹線で面白い人が隣に来まして。
何度も指さしチェックしたり、パソコンもなんか面白い使い方するし、しまいには何度もどっか行くし・・・・。
「ごめんなさいね何度も」通路側の席の私に謝りもしました(そんな気にしてはないんですけどね)。
なんか服装もしっかりしてるけど、なんらかの障害を抱えている人かな?と思ったりしました。
いやそれはともかく。
早速和歌山行くぞ~と乗り込んだ列車は別方面走り出すし、「やべ~!」と思いすぐに大阪駅方面の列車に乗り換えたのはいいけど地下ホームに行って「ええええ!!!!!」ってなっちゃうし、ドタバタした始まりになってしまいました。
夏真っ盛りの紀州、和歌山の和歌山城へ。

和歌山城天守閣

御三家のお城だけあって、立派でしかも観光客も多い。
天守閣頂上、吹く風があまりに気持ちよくてしばらくいたいんだよなあ~なんて思いました。
市街地をぶらぶらして、お土産屋さんにも寄って(梅干し買って)和歌山を満喫しました。
再び大阪へ。地味に大阪環状線を完乗してホテル最寄りの駅へ。
着いた時は雷が鳴っていて雨もパラパラ降ってたので、急ぎ足でホテルへと向かいました。
さすが都会、夜になってもうるさくて寝かせてくれません!
クラクションうるさーい!!!!!
けれど不思議なもので、そんな騒音下にあっても寝れました。

2日目。無事関西全県訪問を成し遂げたので、今日は前々から行きたかった所へと行きます。


法隆寺金堂・五重塔

中学校の修学旅行では東大寺と薬師寺しか行かなかったので、法隆寺には行かなかったんですよね。
見るものすべてに一々感動しました。金堂、五重塔、夢違観音像、聖徳太子ゆかりの品々・・・。夢殿も資料集で見たまんま・・・。
隣接する中宮寺にも行きまして、中宮寺半跏思惟像と天寿国繍帳(のレプリカ)を見てきました。残念ながら写真撮影はNGということで、写真は撮ってないですけどもとてもよかった。
言わせてください。最高だろ、奈良の文化財~!!!
こんな密度で文化財があったら、時間がいくらあっても足りません。
(余談ですが、駅から降りてしばらく住宅地を歩いていたら「バイパス反対」の看板がたくさんあってびっくりしたんですよ。)


郡山城

名残惜しく法隆寺・中宮寺を去り、次は郡山城へ。
側用人から大名へと、異例の出世を遂げた柳沢吉保ゆかりのお城。
あまりの暑さに疲れ果て、休憩をはさみながら柳澤文庫へ。
予想以上に人がいて(と言っても4人程)、「おお(意外)・・・!」と思いました。
続いて城内にある旧奈良県立図書館へ。

旧奈良県立図書館

ボランティアの方がとても丁寧にガイドしてくれました。
かつて図書館だったのが、一時はフリースクールみたいな感じの施設になったみたいなんですが、今はそうではないとのこと。
そして近々取り壊されるみたいです。とても残念。
しかし施設内にはひび割れもあって、補修工事しないととても利用できない状況。

お城近くの公共施設の中にあるレストランで食事。
おいしかった~(満腹)、と満足していると後方の席のおじさんが従業員にクレームを言っていました。
「ツレがご飯食べ終わるのに、自分のがまだきてないんだけど!」
調理師さんが1人しかいないと言われたものの、おじさんは「それはそっちの都合でしょ」と。
まあなんというか・・・。大変ですよね、サービス業って。

駅に帰る途中、スマホに「圏外」の表示が出て、一瞬「え、ええええ!?(困惑)」ってなっちゃたんですけどね。

・北陸紀行(2023年9月)

個人的に縁の薄い土地、山陰・北陸・東北。
特に日本海にはあまり縁がありません。嫌われてるのかな?
一度は行ってみたいな、ってことで行ってきました。
最寄り駅出発時にナンパおじさんと鉄オタおじさんが対決してたり、新幹線の隣席の女性がこちらにもたれかかりそうになったり(眠気のせい)、序盤から濃い旅になりましたが、京都駅でいったん下車後、特急サンダーバードに乗って福井を目指します。

そんな中、特急サンダーバードの車掌さんが迷惑客がいたことを先輩車掌さんに愚痴っていました。
だ、大丈夫ですか・・・?自分、客ですが客の前でそんなおしゃべりして・・・。(座れる席がなくてデッキにいた自分も自分)

そんなこんなで爆速サンダーバードで割と早く福井へ到着。


守備力高すぎ福井県庁

福井城内の福井県庁を通過。
福井市立郷土歴史博物館・養浩館を訪問。


養浩館

養浩館、庭園とても素敵。
東南アジアからきたらしい外国人の方が水に手つけて遊んでたり、鯉にえさやりする親子がいたり、だけどインスタ映えするだろうこの場所に若者があんまりいないのはなぜでしょうね?
歴史に興味なかったりするんだろうなあ。それはそれで悲しいけど、逆に人が多かったら興ざめしちゃうし、まあいっか!

1日目は福井を満喫して終了。
2日目のハードスケジュールに備え、早めに帰ります。

2日目、特急サンダーバード・北陸新幹線に乗り訪れたのは新潟県。
ヒスイの産地で知られる糸魚川です。
地理オタクには有名かもですが、フォッサマグナで有名です。
ただフォッサマグナの資料館は駅から遠いので、行くのを断念。

日本海の素敵な眺望で我慢することにしました。

日本海

糸魚川市駅北広場キターレで糸魚川大火を知りました。
地理的に強い風が吹くことが火事の被害を大きくする要因のようです。
あと駅近くのお土産売り場でヒスイが売られてたので、見てみたらかなりの金額!
自分には買えない・・・かなあ・・・。(お財布がすっからかんになりそう)

1時間くらい滞在して次は富山。


富山城

富山城を訪問。ポニーがいて、乗馬体験ができるみたいでした。
マンホールにも描かれるLRTも見ました。デザインがかっこよかった!

新幹線に乗車後、十分もせずに高岡へ到着。
暑さにうんざりしながら、高岡城へ。


高岡城跡

高岡市立博物館を見て回って、他は断念。
だって、暑すぎるから体力が奪われていくんだもん。
お城の中に動物園があるの、新鮮でした。通り過ぎましたけども。


高岡大仏

お城から駅へと戻る最中、高岡大仏へ寄りました。
アジア系外国人が写真撮影してました。観光地化してるなあ。
高岡駅で城瑞線に乗ろうとしましたが、あいの風富山鉄道の券売機でどう買うのか分からず、しかもJRの券売機なくね?と困惑したので、しょうがないな、と諦めて新高岡駅まで徒歩で向かいました。
便数少ないから、どのみち歩いたほうが早いでしょ。

発狂しながら新高岡駅へ向かい、本日最後の目的地へ。

金沢駅

北陸最大の都市、金沢。
駅に出入りする人の多さは北陸のどの都市よりも多い。
すごすぎる。


金沢城


兼六園

時間ギリギリで金沢城・兼六園に行きました。
兼六園に関しては、方向を間違えたため猛ダッシュで園内まで向かうという始末。何やってんすか自分!
名庭園なだけあって、人が多くてすごいなってなりました。着物で来ている人も多くて、歴史好きなのか、単に映えを目的としているのかがぱっと見で分かっちゃいますね(そんなこと言うんじゃないよ)。

長蛇の列のお土産屋さんで買い物を済ませ、特急サンダーバードへ乗車。
途中敦賀で下車し、夕飯を食べました。
次の列車が来るまでの約40分で、です。
なので急いでご飯を食べ、走り、駅まで戻りました。スケジュール、きつすぎでしょ!

敦賀駅前のメーテル像


3日目、オーシャンビュー・・・ではなくレイクビューを楽しみながら朝食をいただき、いざ駅へ!ところが!
まさかの大雨!はあ!?なんでこんなタイミングで!?
びしょぬれになりながらも駅へ到着。これ京都に着いたら晴れるかなあ?
心配してたのも束の間、京都に着いた頃には晴れてました。

京都では前々から行きたかった所に片っ端から行くことに。

相国寺の庭園?


慈照寺銀閣


水路閣


建仁寺


六波羅蜜寺

特に六波羅蜜寺では、空也上人の像が見れてよかった。
一度は見てみたいと思ってたんでね・・・。
残暑で気が狂いそうになりながらも各所を満喫しました。

・親孝行しに京都に行った件(2023年10月)

まさかの1か月後の京都。
親の誕生日近くで日程を組み、1泊2日ですが旅行に行きました。
1日目は太秦の映画村、2日目は京都市動物園。
ちなみに個人的に2日目の早朝、安井金比羅宮に行きました。

映画村


京都市動物園のウズラ(見えにくいけど)


安井金毘羅宮。ここはさすがにくぐらなかったんですが。


・未踏の地、東北へ!(2023年11月)

ああ~東北行きたい。
行きたい。だってまだ全然行けてないんですよ。
ということで、いざ東北。紅葉きれいだろうなあ・・・。

今回一人旅で初めて飛行機を利用するんですよね。
緊張するな~。
事故を起こしたホバークラフトを見ながら、一旦伊丹空港へ。
そして青森空港に飛びました。
小雨でしたが、しょうがないと思いつつバスで弘前に向かいました。


弘前城

現存12天守の1つ。
丸亀城・宇和島城と同じくらい小さくて、かわいいですね。
でも弘前城は天守閣に行きつくまでにそんなに時間かからなかったですね。

紅葉と霧で、弘前城はかなり幻想的になっていました。

2日目は東北新幹線に乗りました。
全車指定席のはやぶさ、すごいですよね。山陽・東海道新幹線にしか乗ったことのない自分からしたら新鮮な経験です。


中尊寺金色堂


毛越寺庭園

中尊寺金色堂、けっこう上るんですね・・・。
あと結構年配の方が多かったです。同年代の若い人がなかなかいなかったです。
毛越寺も、ですね。
両寺院とも、前々から行ってみたいと思っていたところなんですよね。
本当、行けてよかった!


伊達政宗公像

新幹線で仙台駅へ、そこから仙台市営地下鉄で仙台城に行きました。
資料館には行きませんでしたが、有名な伊達政宗の像を見れたのと心ゆかしき杜の都を一望出来てよかったです。

青森に戻る途中、盛岡へ途中下車しました。
雨が降る中、もりおか歴史文化館へ。東北の冬はすぐに日が暮れ、辺りは既に真っ暗です。
盛岡藩の歴史や盛岡の祭りについて学んだ後、盛岡城跡へ。


真っ暗な盛岡城

が、真っ暗で足元もぐちょぐちょ。靴下まで濡れてテンション下がりまくり。
夕飯を盛岡駅内の飲食店で済ませ、何もすることもなく駅構内をウロウロしてました。
20~30代の3人組の男性がいて、そのうちの1人が明らかに地雷系の女の子をナンパしてて、その女の子に見事なまでに無視されていてちょっと笑ってしまいました。暇な私にエンターテイメントをありがとうございます。

激寒のホームで新幹線を待ち、やっと来たと思ったら降りてきたラグビー選手(日本代表?)達が一様に「寒っ!」って言いながら降りてきて草生えましたね。盛岡は関西に負けないくらい笑いを提供してくれる土地だった・・・?

3日目は奥羽本線で秋田へ。
といっても秋田市内までは行かず、大館の秋田県の里という施設へ行きました。

秋田県の里


秋田犬タワー

実際の秋田犬にも会えるこの施設では、秋田犬の歴史を知ることができるほか、秋田犬グッズが豊富でマニアにはかなりおすすめな施設です。
ちなみに実際の秋田犬ですが、日によって来る犬は違うみたいです。
3,40分くらいで大館から再び弘前へ戻り、そこからリンゴを買って青森空港へと戻るのでした。
人生初の東北。感想は「東北ってデカい」。
とても充実した東北旅行でした。

・中国山地をこえてⅡ(2023年12月)

西日本最後の未踏県、鳥取。
・・・いや沖縄も残ってるんですけどね?でも鳥取行ったら一区切りつくから、ひとまず西日本制覇(沖縄除く)目指して、いざ!

岡山駅から特急スーパーいなばに乗りました。
あんまり人がいないし、なにより特急券と乗車券を正しく買っていない人が多すぎる!!!!!
え、たった数人なのに車内改札で私の席にくるまで結構かかったけど!?って1人でめちゃくちゃ驚いてました。
車掌さん、お疲れ様です・・・。

2時間ちょいで鳥取駅に到着。
予想以上に大きい鳥取駅を見て、「意外と都会だな~」と思いました(鳥取県民に失礼だろ!)

レンタサイクルを借りて、まずは鳥取城へ。


鳥取城石垣


鳥取城天球丸

これこれ!これが見たかったんだよ!!!!!
天球丸。日本のお城でここだけじゃなかったかなあ・・・。
変わった石垣、いやあ、最高!


仁風閣

仁風閣も最高でした。
庭園はもちろんのことながら、中もよかった。
ちなみに地元の小学生が描いた仁風閣の絵が展示されていました。
多分期間限定?

さて、ここから鳥取砂丘へと向かいます。
ですが・・・風が強い。あまりに強いのと、坂道が多い。
辛い。え~こんなん無理でしょ・・・。
それでも、と頑張って砂丘まで根性だけで向かいました。
ところが、です。


荒れ狂う砂丘(一見しただけだと分からない)

痛い痛い痛い痛い、ギャー!!!!!
風強すぎて、砂が容赦なく前進に吹きつけます。あたると地味に痛い。
口の中、ポケット、頭、ありとあらゆる所に砂が入り込んできます。
前世できっと私は鳥取県民に恨まれることでもしたのでしょう・・・。
いや多分、行く時期を間違えたのかな。夏ならこんなことにはなってなかったんでしょうね。
自転車をかっ飛ばして急いで鳥取駅へ戻り、出発1分前に滑り込み乗車。
・・・あれ、車掌さん、もしかして行きの時と同じ?
この時もまた、車内改札で正しく切符を買ってないお客さんの対応に追われていました。
・・・お疲れ様です。

2日目、この日は新幹線で普段通過する所を回ろう、と思いました。


倉敷の美しい街並み


駅から見える福山城


福山城の北側

福山城、実は駅から見えない側は黒いって知ってましたか?
・・・どこかのテレビ番組でやってたことの受け売りです。


三原城石垣

三原に着いた時、雪が舞ってました。
寒い中、駅に近い飲食店を探すのを面倒くさがり、近くのコンビニでお弁当を買い、小早川隆景公像の前で食べました。


小早川隆景公像

全然人がいない。
観光要素があまりないのかな?
駅にはそれなりに人がいましたが、寂しいですね。

帰りはまさかのハローキティ新幹線。
地味に初めての乗車。


車内もキティ仕様

2023年の旅納め、最高の旅でした。

・まとめ

2020~2022年までの失われた数年間を取り戻せたような気がしますが、まだまだ物足りないんですよね。でも、結果として全然行けてなかった日本海側の県にたくさん行くことができて最高でした。
ちなみに2023年現在の未踏破県状況ですが、こんな感じ。

2023年12月現在の未踏破県

年明けには早速関東甲信、南東北行って年度内には沖縄以外は全県行っておきたいところ。
そのためにはしっかりお仕事頑張らないとな・・・。

それでは皆様、よいお年を!

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