猫背かも…？と思ったら。

猫背かも？と思ったら、まず鏡に映った自分をチェックしてみることをお勧めします。鏡は嘘をつきません（笑）客観的にあなたの外見を映し出してくれますので、素直に見てみましょう。

まずは、正面から見ていただきます。

鎖骨を見てみて下さい。あなたの鎖骨、どんな風になっていますか？鎖骨が思い切りV字の場合、肩のトップが前に入っている可能性がとても高いです。

次に、横から。

これは人に見てもらったり、写真に撮ってもらうというのも有効です。何を見るかというと…

・骨盤の上に肋骨が乗っかっているか？

・肩のトップの真上に耳が来ているか？

を見ます。

骨盤の上に肋骨が乗っかっていない場合、基本的に姿勢は崩れています。そして肩のトップより耳が前に来ている方は、頭が肩よりも前にあるということ。

この姿勢の方は、頭という非常に重たい部位を釣り竿の先にぶら下げたような状態なので、その方の後ろ側を支える筋（首~背中にかけての筋肉）に非常に負担を強いている状態になっています。

この、何らかの状態に当てはまっているなら、放っておくと確実に猫背が悪化します。

当てはまった方は、胸を開くストレッチがオススメです。

背中の後ろで指を組みます。この時、左右の手のひらはしっかりとくっつけておきます。

少し体重を後ろにかけ、組んだ指の先が床を押せる位置をみつけます。

背中にお肉を集めるようなイメージで、手は下へ、胸の中心は上へ、とそれぞれ引き離すようなイメージでストレッチします。

この時、腰は必要以上に反らなくてOKです。みぞおちから上の部分だけで、身体の前面は下から上へ、身体の背面は上から下へ、というループをイメージしてみて下さい。

この、みぞおちの裏の部分がヒュッと動くか否かで、人の姿勢はものすごく変わってきます。

言い換えれば、背中の後ろで肩胛骨を少し寄せて下げる、これが自力でできれば、猫背になることはありません。

バレリーナって、みんな顔が小さくて首が長いイメージあると思うのですが、あの姿勢は持って生れたものではありません。筋肉の使い方で、より、そう見せているのですよ。