山の爺👴とEVの謎の組み合わせの話
<おじさんDX Vol211>
以前記事にした山の爺ですが、先日、見せたいものがあると言うので行って来ました。
✅小屋に不釣り合いな代物が...
車で行くと、山の爺の小屋が、何やら増築している。
さては...とうとう便利さに目覚めたな😁
と、思って見ると見慣れないモノがある...。
「見慣れない車だ😅」
誰か来ているのかな?なんて思っていたのですが...
爺様:「買うたんだよ」
と言うか...これ新車❓だよな...。と言う事は..軽く1000万円オーバー😅
山の爺は、やはり謎の人物です。
小屋を改築しているのではなく、納屋を車庫に改築しているらしく、珍しく爺様の小屋には、業者も含めて多数の人間がいる😁
(正確には、犬小屋を兼ねているらしい😁)
それにしても居住スペースよりも車庫の方が数倍ある。
✅さっそく試乗
EVは、何台か試乗したことがあるが、このグレードは初めてかも。
爺様:「乗って帰ってもいいよ」
あの爺さん、運転席足元が泥だらけだよ...。まさか、畑仕事をした後そのまま長靴で乗って...
乗ってるわ😅
想像よりも大きい車体、環境重視の結果生まれた車というよりも、「EVでここまで出来ますよ」と言う表現が、適切かも知れない。
たしかグレードがタイプSなら、3モーターだったかな?馬力にして700馬力だったかな?と、予備知識なしでの試乗でした。
内装が安っぽい、ボディーパネルのチリ合わせが、イマイチと言う評判を聞いたことがありますが、こんなモノだろうと思いました。
✅試乗後の個人的な感想
爺様:「どうじゃった」
私 :「速過ぎて、こりゃ危ないわ」
EVは正直、速すぎます。モーターは、最初からトルクがあるのでガソリン車に比較すると加速が良過ぎるのです。普段ゆっくりと走る私にとっては、こんなに力はいらない。まあ新しい物なので、興味はあるのはもちろんなのです。
面白いところは、ソフトウェアを通信によってアップデート出来るところです。既存の車でもアクセルワイヤーではなく殆どの車がフライバイワイヤー化されていおり、その制御はECUが行っています。
搭載されるエンジン型式が同じでも、車両の重量や使用用途、性格によりレスポンス重視にしたり、燃費重視にしたりと特性を変更されているのですが、実はこのプログラム自体は、書き換え可能です(企業秘密)
それが通信で変更改良出来るのは、たしかに興味深いと思いました。
✅新進気鋭
百聞は一見に如かずというように、実際に乗ってみるとEV車と言うだけで普通の車。タイヤが大口径の扁平タイヤで乗り心地はゴツゴツ感が強く、このあたりも日本車とそう変わりない。
車両重量は、バッテリーのおかげか数値上重量こそありますが、動き出せばモーターの力でストレスなく走ります。更に車体底部に搭載されたバッテリーが、低重心化を生んでいますので重量程運動性が悪い車ではありませんでした。
ただし、軽量化を図ったアルミボディーは、錆びない反面やや不安があるのも事実。車のボディーには、鋼板がベストと個人的に思うのですが、モデル3は、鋼板へ戻している様子ですので新進気鋭だけありますね。
個人的に日本のEVとなると、環境面ばかりを押し出し過ぎて「車を楽しむ」という視点から外れている車両が多い印象なのですが、テスラはその辺りも考えられた斬新なデザインと発想もあって、支持されているのではないでしょうか。
今、日本の自動車産業の先行きが懸念されていますが、世界戦略を考えるとトヨタとテスラが、合体したら...なんて一瞬思いました。世の中、ありえないと思われている会社の組み合わせなんて、今までもありましたから...😁
充電設備のインフラ問題や電力供給量などの課題はありますが、なんとなくEVが身近に感じた日でした。でも新車は、まだ高いよね😅
と、帰り道は、20年前の軽自動車を運転しているのです。
そんなおじさんの話でした。
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