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どうしたら「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」が言えるのかの話

<おじさんDX Vol 42>

✅店舗でのあいさつ

「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」

最近では、機械から音声が出る事もあります。

✅「いらっしゃいませ」
✅「ありがとうございました」

主にリアル店舗でよく聞く挨拶です。

中には

✅「しゃいまっせぇ~」
✅「らっしゃいませぇ~」
✅「したぁ~」
✅「ざいましたぁ~」

と聞こえる事も...。


✅すでに当たり前の行為になっている。

✅「いらっしゃいませ」
✅「ありがとうございました」

お客様側としては、言われることが当たり前です。
店員側としても、言う事が当たり前です。

世間一般では、ごく当たり前のこと。

挨拶が出来ていない店は「挨拶も出来ない」と時として苦情が入ることもあります。



✅そもそも挨拶とは

「挨(あい)」という漢字は、「後から押す」「近づく」という意味。

「拶(さつ)」という漢字は「迫る」という意味を持ちます。
元々、禅宗の修行法の一つといわれる
禅問答から来た言葉だそうです。

挨:「自分の心を積極的に開いて近づく」
拶:「心を開いた状態で、人の心に迫る」

自分の心を積極的に開き その状態で相手の心に近づき迫る

そんな解釈になります。


どうして言っているのですか?

✅「いらっしゃいませ」
✅「ありがとうございました」

どうして挨拶をしているのでしょうか。


✅店員としての礼儀だから。
✅周囲も言っているので、言ったほうが良い。
✅あたりまえのことでは?

たしかにそうです。

研修の際にも教育されることの多い挨拶

例 
お辞儀の角度は
45度
30度が現実的
90度が一番敬意を表す

主に、話法やテクニックの話しばかり


これらの話法や角度をはじめとしたテクニックばかり強調するのは、現実的ではないと思っています。


実際にリアル店舗で見られる光景は、

入店の場合
✅お客様のご来店に気付いていない
✅他のお客様に対応中
✅業務に集中していた
✅とりあえず言っているだけ 例「らっしゃいませぇ~」
お客様がお帰りになられる場合
✅お客様のお帰りに気付いていない
✅他のお客様に対応中
✅業務に集中していた
✅とりあえず言っているだけ 例「したぁ~」

現場のスタッフの意識が低いから

という観点からでは、解決できないケースもあります。


✅どうすれば言えるのか


✅お客様に来ていただいて 「ありがたい」
✅ご来店いただいて 「ありがたい」
✅更に、お買い物をしていただけるなんて 「ありがたい」

「ありがたい」と感謝の気持ちを持つ事が重要なのです。

お客様がご来店されるのは、当り前じゃないのです。
この考えを1人1人が持つことが重要と思います。


良く見られる光景として営業マンが、電話をしながらお辞儀をしている

あれって自然と感謝をしているからなのです。
電話先の相手には、表情や態度は見えません。
にもかかわらず、深々とお辞儀をしているのです。

声色からも感謝が、相手に自然と伝わっているのです。

全く関係のない私でも、聞こえてくる会話内容から
「あ~この営業の人は、苦労して契約をとったんだなぁ」
「顔は見えないけどすごく嬉しそうで、満面の笑みが思い浮かぶのです。」
「関係のない私でも、なんだかほっこりするのです。」

聞いただけで、関係のない私でもその気持ちが伝わってくるのです。

顔も態度も見える状況ながら

「どうしてリアル店舗」で、出来ないのでしょうか?

✅「ありがとう」
✅「ありがたい」

そう思えない働く人の心の荒れを取り去る事が優先と思うのです。


ありがたい、感謝していれば、自然と表情は笑顔になり、お辞儀もついてくる。声は明るく、元気よくなる


そしてそれが、お客様に伝わるのです。


話法や角度の問題じゃないのです。

そう思うおじさんの話でした。


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