ライブハウスが経営困難とか、ただの怠慢。自業自得。時間の問題。コロナは加速させたに過ぎない。

簡単なお話なのです。
ひと昔前のライブハウスは、バンドマンやシンガーソングライターなんかがデモテープを持ち込んで、ライブやらせてください。
と言ってやるものだった。

だからライブハウス◯◯に出演!ってのはひとつの価値があった。

もちろんワンマンなんてのは最初からやらせてもらえない。
有名なバンドの前座からスタートだ。

そうやってその地区その地区で頭角をあらわすバンドが出てきた。

最初はギャラゼロ、そして人気が出るとギャラが出るとか、オファーが来るとかする。

さて、今現在のライブハウスはどうか?
ライブハウスのスケジュールを見てもらったらわかる。
スカスカだし、よーくみたら大学のサークル企画もある。
コピバンの日もあったり、そもそもオリジナルはやらないサークルがある。

むしろオリジナルをやるサークルも減ったがそれはまた別の話。

経営体制が変わったから、音楽をする人も変わった。

出演者は出演料を払い、さらにチケットノルマを課せられる。
友達とかに全部売りさばけなかったら、自己負担。

出る側も見る側もライブハウスに徴収される。

そうなるとライブハウスは音楽なんてどうでもいいから金払いのいい学生サークル企画をして欲しいとかってことになる。

んで、コロナでお困りの様子ですが、
え?ナニ?まだこのご時世にライブストリーミングやってないの?YouTube配信とかしてないの?
カメラ置いて、オーディオインターフェースで流せばいい音でとれるぞー。ライブハウス的にその場の機材で出来てしまう。
なんならもういっそ、iPhoneを100均のスタンドに置くだけでもいいっちゃいい。

クラブもそれをやればいい。
その様子を見て、クラブなら今夜行こうかなってなるわけだし、
ライブハウスならそれを見る人がアンコールやリクエストでスーパーチャットもしてくれる。
気に入ったアーティストの情報をリンクをポチるだけで出てくる。

なんでこんな簡単な経営すらまだしてないの?

TEDという、著名人の演説やスピーチを聞けるサイトがある。
各界の専門家が身になる話をしてくれて、世界各国の言語の字幕がつく。

無料で観れるけど、その場の観覧席は100万とか普通にする。

富裕層が支え、投げ銭で応援する。
よくよく考えてみたら、80年代まではそれが普通だった。

モーツァルトもショパンもみんな宮廷音楽家(という言葉でいいのか知らんが)
パトロンありき。

レオナルドダヴィンチでさえメディチ家のお抱えだ。

作品がどうこうは富裕層が決めるだけなので、金持ちがいいと言えば絵を描くニートだ。

活版印刷ができて、楽譜という権利が発生した。
蓄音機、レコードなんてものでさらに権利が発生した。

ロックの歴史はロックではなく、元々はブルースをしていたバンドがお金になるからってロックバンドに転身して盛り上がったカルチャーだ。

さて、話を戻そう。
インターネットというITバブルが登場し、YouTuberとかその前だとニコ生とか、たしかYahoo!も配信サービスありましたよね。

ほんで?、ライブハウスはなにをしてたかというと、
アーティストとアーティストの友達から金をせしめてましたと、さ。

ちゃんとマネタイズしたり、アーティストに対してライブハウス側からディレクションしたり、
コネがある人を呼んでくれば、そこから売り込んでマネジメントもできる。

できる事やってこなかっただけじゃね?
それだけのお話。

あとあれな、原発はいらねえ!とか言って政府を責めてたやつは、
アーティスト保護を!ライブハウス保護を!とか政府に言うなよな?
坂本龍一とかやってたけど…
恥ずかしくないんかね、と。

いい加減自立しなさい。
大人なんだから。

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