年収400万~700万の「転職の企業選び」成功者が見る3つのポイント!

HR領域で15年働いた後、40歳(文系資格なし)で外資系に転職したZEROです。今日のテーマは年収400万~700万の「転職の企業選び」成功者が見る3つのポイントを紹介します。

今回はあえて年収のゾーンを限定しています。

「うちの会社給与安すぎだろ!」

「こんなに働いて600万は安すぎる!」

「これ以上働いても700万以上はもらえない給与制度かも・・・」

この記事を読んでいる方々はこのような悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

今回、あえて年収のゾーンを限定している理由です。

ズバリ!!このレンジの年収の方々が本当に転職のチャンスだからです。

コロナ禍においても世の中はやっぱり人で不足で、継続的に求人募集している企業は山ほどあります。企業が今一番欲しいレンジはこの400万~700万のゾーンの従業員です。
700万であれば管理職、500万であれば中堅社員、400万は若手社員。とにかく企業は人材が必要な時代です。

年収をてっとりばやく上げるコツは転職をすることです。是非、今の会社で年収が上がりにくい状況であれば転職を検討してみましょう!

と言いながら、今回は、年収を上げることにフォーカスをするのではなく、転職後によりよい人生を送るための企業選びについて解説を行っていきます。

「転職の成功=人生が豊かになること」だと私は思っています。

人生は仕事だけではありません。あくまでも自分の人生を豊かなものにするために働くのだと私は思います。仕事が人生の中心となっている人でハッピーな方はあまり見たことがありません。

「定年したら誰も友達がいない」

「仕事ばかりやっていて趣味がない」

「働き過ぎて体を壊した」

「家庭をかえりみず離婚した」

「お金に目がくらみ人生踏み外した」

アルアルですね。言い出したらキリがありません。今回勇気を振り絞って転職活動をするのであれば、是非、こういった将来のビジョンも考えながら企業選びをしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、「これがやりたい」という明確なビジョンをお持ちの方もいらっしゃると思います。そういった方々は自らの思う道に進んでもらえれえばよいと思います。ただ、明確なビジョンがない方は是非、下記ポイントを企業選びの参考にしてください。

では、3つのポイントです。

①何かのインフラを持っていること

②急成長を目指さない企業風土であること

③社会の流れ、情勢にあった業界であること

この3つが企業選びのポイントです。こういった企業を時間をかけてじっくり探し、チャレンジしてみてください。「自分の人生を豊かにするために働く方々」は実はこういった企業にいます。

順番に解説をしていきます。

1つ目のインフラを持っていること。これは極めて重要です。

むしろ一番NGなのは、毎月積み上げが必要となる業界・企業です。翌月になると売り上げはゼロ。こういった業界はとにかく毎日が勝負です。プレッシャーも半端ないですよね。それとは逆にインフラがあれば毎日定期的に売上が上がってきます。こういった会社を探していく必要があります。今流行りのサブスクリプションもインフラみたいなものですね。

更にポイントは必ず上流側にいることです。「下流=コンシューマとの接点が近い」というイメージです。

例えば、鉄道会社もインフラで良いと思いますが、駅員とかになってしまうと下流側となります。企画やシステム、その他業務は多々あると思いますが上流側でのチャレンジが重要です。携帯業界もインフラですが、販売や契約の立ち位置だと下流となります。このあたりの感覚が大事です。

何故、下流が良くないかというと、下流の業務は誰でも出来るんですね。ですから代替人員もすぐに確保できますし、特殊能力が身につかない。よって給与が上がらない仕組みとなっています。飲食店やサービス業などはその典型ですよね。また、下流の業界は薄利で回していることが多いことから給与体系が全体的に低い傾向があります。転職はしやすいですが給与が上がりにくいです。

確かにこんなインフラ企業の上流側で働けたら本当に良いですよね。新卒でチャレンジしたけどダメだったって思われた方も多いと思います。だから今なのです!社会人経験が新卒時にはなかった武器となります。そして幸か不幸か大して年収が上がっていない今。だから難攻不落と言われるインフラ企業にチャレンジする価値があるのです。

インフラ企業であれば今の年収が下がったとしても、将来的にみると入社する価値がある企業も多数あります。企画やシステム等、知識がなくても教えてもらえる側となります。年収ばかりにこだわるのではなく、こういった視点はとても大切です。

2つ目のポイントは「急成長を目指さない企業風土」であることです。

ここは極めて重要なファクターですね。企業体質として急成長を目指す会社とのんびり緩やかに成長していく企業に分かれると思います。経営者の考え方でしょうか。よく求人に「急成長中」などの言葉で会社の成長ぶりを訴求している企業が多いと思います。こういった企業は下記、3つの可能性が高いです。

①とにかくゴリゴリの体育会系=数字が命

②社内の仕組みが成長においつかず中はぐちゃぐちゃ

③離職率が高い

こういった企業に入ると人生疲弊して終わってしまいます。ただ、最近のスタートアップ企業はこういった悪しき風習を打破すべく、ITを活用しながら効率的に成長を目指す企業も増えてきておりますので一概には言えませんが、もし、急成長企業を目指すのあれば、是非、効率的に成長を目指す企業=オートメーション化された仕組みの中で売上が上がっているかを確認してみてください。アナログでヒューマンパワーで数字が上がる会社は本当にきついですから(笑)

最後が「社会の流れ、情勢にあった業界であること」です。

これからの世の中がどうなっていくか。ここをしっかり考えながら転職活動を行うことが重要です。自動運転が実現されそうな世の中において、運転手などという仕事は今後はなくなってしまうでしょう。銀行等も今後は縮小の傾向のようですね。「次の世の中何が来るだろう」、「どういう流れになるのだろう」、そういった観点で転職先を考えることが重要だと私は思います。終身雇用の時代ではありませんから、10年くらいのスパンで転職をするかもしれません。少なくとも10年は持つ業界にいたほうがよいと思いますね。

いかがでしたでしょうか。私が説明した下記3つのポイントの企業で働いている人たちは決して仕事中心の人生ではなく、プライベートを優先している人が多い印象です。正直、汗水流して必死に働いている感じはないですよね(笑)

「この仕事でこんなに貰っていいのだろうか」

そう思いながら働いている方も多いと思います。

繰り返しますが、ポイントは3つです。

①何かのインフラを持っていること

②急成長を目指さない企業風土であること

③社会の流れ、情勢にあった業界であること

日々、汗を流しながら煩雑な業務に終わる毎日ではなく、何かをじっくり生み出し世の中に送り出すような仕事が出来ると思います。また、数字に追われて疲弊することもありません。休日はのんびり過ごすことが出来ると思います。また、急に会社が倒産などということもないともいます。

是非、400万~700万のレンジの方々には、こういう視点で転職のチャレンジをして欲しいと思います。

700万の方は550万に下がってもこういう企業に転職すべきです。新卒では入れなかった企業でも今のあなたの経験値があれば入れるかも知れません。

500万くらいの方々は引く手あまたです。とにかく企業が欲しいのはこのレンジです。異業種でも新入社員のつもりで是非頑張ってチャレンジをしてみてください。

何度も言います。簡単に年収が上がるには転職が一番です。ただ、お金だけの転職はもったいないです。せっかく大きなチャレンジをするのであれば、是非、私の解説する3つのポイントを意識してください。

ちなみに最後に本当に大切な話をします。

どうやってこんな企業探すの?

みなさん、そう思っているはずです。

その答えも教えます。是非、転職支援企業のサポートを受けてください。リクナビ、マイナビ、ビズリーチ。最近は色々ありますよね。こういった企業では担当者がつき面接もしてくれます。そして、求職者の要望にあった企業を紹介してくれます。ですから、是非、担当者に伝えてください。

①何かのインフラを持っていること

②急成長を目指さない企業風土であること

③社会の流れ、情勢にあった業界であること

年収は下がっても良いので、私はこういった会社で働きたい。半年くらいのスパンでじっくり決めたい。こういう姿勢が一番転職を成功させるポイントです。自分だと知らない領域は多々あります。こんな仕事があるんだと、転職活動をして初めて知ることもあるでしょう。是非、そんな新たな発見をしてみてはいかがでしょうか。皆さんの参考になれば嬉しいです!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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