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『クルエラ』

原題「CRUELLA」

◆あらすじ◆
親を亡くした少女エステラは、ファッション・デザイナーを目指してパンクムーブメント吹き荒れるロンドンへとやって来る。そしてロンドンで最も有名な百貨店リバティに潜り込んだ彼女は、やがて伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスに出会うと、その斬新な発想力と度胸の良さを買われ、彼女の下で働き始めるのだったが…。




元々『101匹ワンちゃん』には然程興味は無く、クルエラ自体も犬の皮剥いで服作る計画を企てる凶悪女なくらいにしか知らないが70年代の倫敦と言う背景設定に誘われ鑑賞。

はい、皮は剥ぎませんよ!ww
でもその変遷的なシチュエーションは登場させてる。
それがラストの【プレゼント】に繋がるのかな?
それを思うとギャ~~~~~!!!だ。

全体通してまだヴィランとして成長段階だし、ディズニー作品だから『ジョーカー』程の過激さは無いがクルエラと言う【悪】の覚醒モノとしてかなかなか楽しめた。

とにかくパンクテイスト満載の衣装やクチュール用に用意されたドレス達に眼がキラキラしちゃう
( ✧Д✧) キラーン
クルエラの反抗心や野心も程良く痛快で人の心の中の複雑さや変化も読み取れる。


脇役達もサイコーで特に5匹のワンちゃんが役者だったな。
あれは一部CGなんだろうけどでもかなり良く作られてるから違和感全く無しでホントにワン子が演じてると思っちゃうよん。
特にちびっ子のすばしっこさ活かした大活躍ぶりが凄い!もう超キュート(๑˙❥˙๑)
ポール・ウォルター・ハウザーとのコンビがまた良いバランスでね。
太っちょとちびっ子って可愛さ倍増じゃない?
(いや、それほどでもないだろ!ノリで書きました、ソーリー)


勿論、衣装があれだけパンクなんだからバックに流れる音楽もノリノリ!

『I wanna be your dog』って!
ジョエル・フライのギター弾く姿が見られるんだけどかなり好みのカッチョ良さ!
彼は『イエスタディ』では演奏シーン記憶に無いから今回のはキュンで~~すww

ロンドンならではの古着屋の雰囲気も好き。

古着屋のアーティ役ジョン・マクリーは
どこかで見た事あるって思ってたら
『ゴッズ・オウン・カントリー』だったみたい。



クルエラが企てる【SHOW】がいちいちカッコいいよね。
あの蛾のシーンだって或る意味【SHOW】だよね。
それと廃棄ドレスを連ねた衣装を身に付けて車で走り去っていくの大興奮だった!!!
あれはお見事だと思う。

あのバロネス(エマ・トンプソン)の傲慢で出来上がった高い鼻をポキポキ折って行くのが小気味良くてアタシの中の反抗心に大火を燃やしたよねww

まぁ、或る意味復讐劇なんだけどクルエラはこの先もっともっと極悪に仕上がって行くわけ?
それは続編があるって事なんかね?

しかし、エマ・ストーンもポール・ウォルター・ハウザーもイギリス英語違和感無く観られたんだけどどうなんだろ?
昔アンドリュー・ガーフィールドが彼女のイギリス英語は結構上手いって言ってたらしい記事読んだ記憶がある。お墨付きなのかな?


とにかくゴージャスな衣装を見られただけでも個人的には楽しかった。
バロネスのは抜かり無く豪華!

なのでもう一度言いますが衣装がサイコー
٩( ᐛ )و!!!!

てか、後半のマーク・ストロングの献身要素が『キングスマン』と同じじゃないか!!とこれまた大興奮で御座んす❤


2021/06/03



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