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悟り再考

僕たちは「悟り」をあまりにも遠い存在へと追いやってしまったように感じる。

あたかもヒマラヤの頂上にしか咲かない花のように。。

そもそも「悟り」とは何だろう。特別な空間でしか起こせない、あるいは現れない魔法や幻想なのだろうか。ヨガをアップデートし、ジャパニーズヨガに辿り着くためにはまず「悟り」を再考する必要がある。

一般的に「悟り」は、日常用語として「理解すること」、「知ること」、「気づくこと」、「感づくこと」などを意味する。迷いの世界を超えて真理を体得すること。「涅槃」や「解脱」とも同義とされている。

ヨガにはアシュタンガヨガという悟りへの道筋が用意されている。この道筋を眺めると、アウターリムズ(外支則) からインナーリムズ(内支則)へと突き進む。

ざっくりと表現すれば、アウターリムズは<見えるところで見えるものを扱う>こと。インナーリムズは、<見えないところで見えないものを扱う>こと。

「悟り」とは、インナーリムズの先で手招く<見えないものの中にいる、あるいは感じ続けることができる>状態とも表現できるかもしれない。

抽象的で精神的な領域のため言語という枠組みでの表現は難しいが、本質を抽出するとこんな感じだろう。

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