見出し画像

ZENKIGENのビジョンに対する信念の強さ

はじめまして!ZENKIGEN新卒1期生のやまねしのです。

日課は筋トレ、趣味はヘルスケアのインプット。中高大は陸上部に所属し、砲丸投に明け暮れていた生粋のスポーツマンです。

11歳の時から「将来はカイロプラクターになり、正しいカイロプラクティックを日本に広めることが夢だ」と語ってきました。

ずっとそれだけを考えて生きてきましたが、その夢を一旦胸にしまうことにしました。それは、ある日突然、今まで誰にも受け入れてもらえなかった自分の価値観と同じ価値観を語る大人が目の前に現れたからです。

今回は、私がなぜ今ZENKIGENにいるのか、どのようにして出会い、なぜ入社を決意したのか、ZENKIGENのVisionとともにお伝えできればと思います。

私がここにきた理由

同期から「ZENKIGENが参加するイベントや説明会に全て出席するほど熱意を持ち、入社を決意した理由は何?」と聞かれましたが、入社を決意した理由はたくさんありすぎました。

その時パッと出た答えは
「今まで自分が抱いてきた信念と全く同じことを考えてる大人が目の前に現れて、一緒に何かしなきゃって直感的に思ったから」
でした。答えになっていないかもしれませんが笑

正直、「入社すると決めたのはこの瞬間だ」という決定打はありません。
強いていうなら、ひびきさん(代表)のお話を初めて聞いた時でしょうか。
ここが私の入社する会社だと思いました。

私は幼い頃から「みんながやっているからやる」という決意の仕方に違和感を感じて生きてきました。

なぜ、みんながやっていたら自分もやらなければならないのか。

非常に天邪鬼で、集団からすれば厄介者ですが、
・納得できる説明なしに自分で選択できないこと
・自我なく周囲の人がその決め付けられた選択を自然と受け入れること
が変だ(納得いかない)と感じていました。

小学校を卒業すればみんなで一緒に中学校へ入学し、中学3年生で高校受験をする。高校を卒業したら大学へ行き、「良い企業」に就職したもん勝ち。そのためにしっかり勉強しなさい。

ランドセルの色は女の子が赤で、男の子は黒が当たり前。
漢字の暗記はみんなやってる方法だから書き取り、九九は暗記カード、板書を写せていなければ減点。

おかしな話だなぁとずっと感じていました。

家庭の事情は様々あるとは思いますが、そこは一旦置いておき、
本来なら義務教育を終えた先の進路なんて自分で選択できるはずなのに、好きな色のランドセルを背負えばいいのに、書いて覚えるのが苦手な子だっているはずなのに。

幸い私は先生に言われた通りのやり方で順調に学習することができ、学業はそこまで大きな壁ではありませんでしたが、自分に合わない方法を押しつけられて、苦しんでいる同級生を何人も見てきました。

ちなみに、ランドセルはオレンジ。冬は半袖。漢字の書き取りは先生が添削するのを嫌がるほど何ページにも渡って書いていました。
「そんな常識おかしいんだ」と幼いながらに訴える唯一の術だったのではないかと今では思います。
先生の指示をとことん真面目にやってのけるとむしろ先生に迷惑がかかるということは百点満点のやり方ではないのではと訴えたかったのでしょう。

小中学校のテストでは、おかげさまで高得点でしたが、高得点を取れたことに喜びを感じることはあまりありませんでした。

私のマインドはいつも、以前よりできることが増えた!困っている人を助けられる知見が増えた!と昔の自分と比較してどれくらい成長したのかを重視していました。
それよりも、「あの子は嫌なのに嫌と言えずに困っている、やり方が分からず途方に暮れている」と誰かが苦しんでいることに悲しみを感じることの方が多かったです。

そんな私は、高校入試に乗り気ではありませんでした。
どうせ、どこの学校に行っても指導要領の内容をするのだからあまり変わらないでしょ。なぜ偏差値で戦ってるのかわかりませんでした。
特徴のある学校で、この先生に教わりたいという学校に進学したいならまだしも、志望理由が「みんな行きたがっているから、親がここが良いと言うから。」

なんのために自分の生を授かり生きているのか、その生き方は生きている心地がするのだろうか。

言い方は残酷ですが、私にはそのように写っていました。

高校3年の三者面談、
私はカイロプラクターになる夢を叶えるべく、大学を卒業したら専門学校に通うと担任の先生に伝えました。
母は横で「だそうです」と笑ってる。担任の先生は苦笑い。

大学をでたら就職するのが当たり前。高校生の時点で卒業後に専門学校に行きたがる生徒なんて珍しい。「最終学歴は何になるの?専門学校?」これがいつものリアクションです。
大学を出るのは母との約束。その先はあなたの人生だから好きに行きなさい。そう言って育ててもらえたことは本当にありがたいことだと感謝しています。

長くなりましたが、私はこのように常々日本の常識に違和感を感じて生きていました。そして、カイロプラクターになるべく大学を出たら専門学校にいくつもりでいました。
しかし、学費を稼がなければならないと考えた時、働きながら学校に通うことしか頭になく、ゼミの先生やキャリアセンターの方に相談しました。しかし、返ってくる答えは全て「学校に通いながら正社員として働ける仕事なんてあるわけないでしょ」の一択でした。
またしても日本の常識は凝り固まっているなと感じました。
世の中ごまんと職があるのに、全くないわけがない
そう思い私の就職活動がスタートしました。

2020年6月、初めて参加した就活イベントでZENKIGENと出会いました。
その日のスケジュールでは私はZENKIGENの説明を聞く機会はなかったのですが、最後のフリータイムで変な名前の企業があると思い、ブースに入室しました。
そこで衝撃を受けたのです。

私の父よりは遥かに若く、でもどこかオーラの違う男性が
「大手企業に入ることだけが安定じゃないから」と話していたのです。

この言葉が私には人生で一番と言って良いほど刺さりました。
この大人は今まで私が関わってきた大人と違う。
常識を当たり前だと捉えていない。その時、今まで抱いてきたいろんな感情が入り混じり、
鳥肌が立ち、「ここに入社するんだ」「この人たちと何かしなければ」と感じたのです。

それから私は
「とはいえ、あんなに直感的に行きたい企業を決めて良いものなのか」と考え、複数回あったZENKIGENの説明会に全て参加しました。もちろん他社の説明会にも80社程参加しました。

初めはAIが創る世の中は少し怖いと感じていたのですが、説明会に参加すればするほどZENKIGENの社員の方々の考え方や人柄に惚れ込み、夏には入社を決意していました。まだ内定をもらえるかどうかもわからないのに。笑

ZENKIGENは人とAIが調和し、人が判断することに重きをおいている。私はその人間らしさを捨てない価値観が美しいと感じています。

偶然なのか必然なのか

ZENKIGENの選考が進み、秋になった頃、
とある起業家育成のプログラムに応募しました。
特に華々しい経歴があったわけでもないのですが、なぜか合格しました。(後に聞いたのですが、経歴は底辺でもこれくらい熱いやつが一人くらいいても面白いんじゃないかということで合格になったそうです。笑)

そのプログラムでは毎週若手起業家の方にワークショップを開催していただき、最後にVCや起業家の前でピッチをするというものでした。

ピッチ当日、なんとそこにはひびきさんがいたのです。
心底緊張しました。ちょうど選考中だったからです。何か選考に影響があったらどうしよう。そう考えていました。
今考えればこれも貴重なご縁だなと感じています。面接中には伝えきれなかった思いをピッチで伝える機会が与えられたんだなと
必然なのか偶然なのか私の就活は始まりも終わりもZENKIGENでした。

2020年11月7日、今も忘れることができません。
京都のホテルのカフェでひびきさんに最終面接をしていただきました。
たくさんお話ししました。予定よりも随分と長く。伝えたいことが溢れて体温が高くなっていくのを感じていました。
そこで最後にいただいた言葉「一緒に働こう」
これが就活だと思いました。企業側も「この子と一緒に働きたい」学生も「この人たちと一緒に働きたい」
誰かに言われたわけでも常識に決め付けられたわけでもなく、お互いの意思ですり合わせ、納得して決意する。
これが本来あるべき採用だと感じました。
私はこの体験を日本中の人々に届けたい。

だから、ずっと大切にしてきた夢を一旦胸にしまい、このZENKIGENという場所で全力で生きようと決意いたしました。

ZENKIGENで実現したいこと

その人がその人らしく生きた先に
それぞれが全力でやりたいことに打ち込んでいる姿がある。
それが全機現であり、この会社が目指している社会だと思っています。

私はこれを本気で実現したいと考えています。

ZENKIGENに入社し、
世界中の「自分に素直になれず苦しんでいる人々」に
その人らしい生き方ができる社会をお届けしたい。
やりたいことをやりたいと言える社会
辛い時は辛い
悲しい時は悲しい
楽しい時は楽しいと言える社会を創りたい。

この社会を実現するために必要な全ての要素を洗い出すことはまだできていませんが、「謙虚」「尊敬」「詫び」「感謝」の4つを大切にすることは全機現できる社会の実現に欠かせない要素だと考えています。

・今の自分はまだ100%の状態でないと自覚し、「謙虚」に生き
・誰であっても立場は対等だと信じてお互いに「尊敬・尊重」し合い
・自分に非があった場合は素直に認め「詫びる」
・そして、生きていること助け合えていること支え合えていること、あらゆることに「感謝」をする


私はこれまで、やりたいことに全力で挑戦する環境や機会をいただいています。こんなに自分だけ好きなことさせてもらって良いのだろうかと毎日考えます。だからこそ、この挑戦できる環境を採用を通して多くの人にお届けしたいのです。

単なる就職活動のゴールとしてZENKIGENへ入社を決意したわけではなく、社会を変えるという目的を果たすためにZENKIGENにやってきました。

もちろん、社会を変えるというのは簡単ではないと認識しています。
手強い壁に跳ね返される日がやってくるだろうと心の中で構えている自分もいます。
それでも、絶対に手を止めずに粘り続けるという強さだけは持っています。
そして何より今は苦しくても助けてくれる仲間がいます。
背中を押してくれる方たちがたくさんいます。これが私の勇気へとつながっているのです。

私ひとりの力では成し得ない大きなVisionも、このZENKIGENのメンバーとともにチャレンジすれば必ず実現できると信じています。
この志を胸に、これから「全ての人が全機現できる社会の実現」に全力で貢献いたします。


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?