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ZENKIGENの働く人と組織のあたたかさ

「人生山あり谷あり」とはよく言えたもので、幸運が重なりすぎると後に大きな不幸が待っているのではないかと、ビクビクすることがあります。僕のZENKIGENとの出会いは、そう思ってしまうほどに恵まれたものでした。

はじめまして、ZENKIGEN新卒1期生の福島アキトといいます。
簡単に自己紹介をしますと、都内の進学校から体育科に進学(1/250人)し、体育科では珍しい体育会に属した(1/1000人)物好きな人間です。
性格は、ドがつく真面目で王道が好き。文武両道、質実剛健の正面突破の人生を歩んでいたつもりが、あれよあれよの間に多くの友人達とは一味ちがう人生を選択していました。
現在は、ウズベキスタンの友人とシェアハウスをして暮らしています。

ZENKIGENとの出会い

さて、話は戻ります。
冒頭で触れたZENKIGENとの出会いは、僕の勘違いから始まりました。

6月某日、就活説明会に参加したつもりが、間違えて若手社員を対象とするセミナーに紛れ込んでしまったのです。そこに偶然登壇されていたのが、弊社代表取締役の野澤でした。

僕は就活説明会だと信じて疑わなかったので、前談の話が長いな〜と首を傾げながら拝聴していました。しかし中盤以降は、すっかり野澤社長の言葉に耳を傾けていました。「志」についてのお話でした。

しかし、ZENKIGENはスタートアップの会社。新卒採用の情報はありませんでした。魅力的だったと思いつつも、就活に戻ろうと思った矢先、ZENKIGENから一通の連絡がありました。面談のご案内とのこと。

「面談って何でだろう...?若手社員と間違えられているのかな??」
と懸念しつつも了承し、少しでも会社の事を知ろうと情報を集めました。
すると、ZENKIGEN(全機現)という言葉に込められた想い、創業の背景、Vision等どれをとっても感動を伴った共感で満ち溢れ、身体に衝撃を受けたような感覚になりました。

人生の扉が開く瞬間

弊社人事との面談は、運命のような時間でした。

全機現とは何か。何のために働くのか。人事の方からの言葉は、まるで答え合わせをしているかのように僕が調べた内容と同じでした。自分の妄想の膨らみ過ぎではないことにほっとすると共に、“社長の言葉”ではなく“会社の言葉(社員の方も同じ志でいること)”であることに嬉しさを感じました。
また調べてもわからなかったプロダクト「harutaka(ハルタカ)」の語源について、僕は「青空」の意と予想していたのですが、見事に当てることができました(笑)
こちらは、「次世代に良い社会を残すために、働いている大人が楽しめている=空を見上げれば青空が広がっている」という想いが込められていると教えていただきました。再び身体に感動という名の衝撃を受けました。

ここまで良い事尽くしであったのにも関わらず、更に素敵なニュースが2つありました。

1つ目は、新卒1期生採用が始まること。
2つ目は、茅ヶ崎市の海岸沿いに新たなオフィスができること。

僕の夢のひとつは、海に寄り添った生活をすることでした。大学時代は、年間100日以上は海に入っていたので、海は切っても切り離せない存在です。しかし、その夢を立てた頃はコロナ禍以前。40〜50代になる頃に叶えられたら良いなと僅かな希望を抱いていました。

こんな偶然があって良いものでしょうか。興奮を抑えきれない合間に面談の時間は過ぎ去っていきました。最後に、インターンシップをしたい意向を伝え、運命の時間は終了しました。
振り返るとこの面談は、まさに人生の扉が開く瞬間だったと思います。

人と組織のあたたかさ

時間はしばらく経過し、インターンシップがやってきます。
ここまでは序章に過ぎません。僕は、このインターンシップでZENKIGENの本当の魅力に気づきます。

ZENKIGENでのインターンは1週間で、10月に行いました。夏期は他社のインターンに参加しました。2週間ほぼ寝ずに行ったものや、優勝させてもらったプログラムもあり、ある程度の自信をつけて臨みました。
しかし、そのハリボテの自信はすぐにはがれ落ちました。

まず驚いたことは、インターン参加者が僕1人であったことです。というのも、そもそものプログラムが僕用に特別に準備して頂いていたのです。
プログラムは、新たに完成予定の茅ヶ崎オフィスを活用した取り組みを提案するもので、1人で企画立案からプレゼンまで行うものでした。更に、日常業務として諸先輩方の営業に同行しました。
2日目からは、実践の連続でした。夏期に受けた他のインターンは就活生同士で「ああでもない、こうでもない」と議論するものでした。ZENKIGENで経験したものは、まさにインターンシップ(就業体験)そのものでした。先方とのコミュニケーションから議事録に至るまで、素人の就活生にここまで見せてくれていいの?と心配になるほど、実際の業務を体験させて頂きました。
中でも、極め付けは3日目のことです。海外の投資家向けに行う社長のプレゼンに同席させて頂きました。投資家、社長、通訳の弊社社員、そして僕の4人。まるでプロサッカーの試合中にピッチへ紛れこむ一般客のような場違い感。&英語ムズカシイ...。ただ間違いなく、人生で見たことない世界に触れた瞬間でした。

インターン中は、複数の社員の方々と1on1を行いました。
営業のみならず、エンジニアやマーケティングを担当される方とお話をしました。そこから感じたことは、誰と話しても皆さんが同じZENKIGENの核となる志を持っているということでした。そこには「俺が俺が」という利己的な精神は全くなく、温かみを持って包み込んでくれるような空気をまとっていました。1人1人の方々とお話をする度に、ZENKIGENへ対する気持ちが確信に変わっていったことを覚えています。


インターンシップは土日を跨いでいたため、週末はまだ未完成の茅ヶ崎オフィスを訪れました。

オフィス前で社員(日常業務を担当してくれた方。若くてボウズ。)と待ち合わせをしていると、高校生の息子さんを連れた方(ボウズ)がお出迎えしてくださいました。
そのままオフィスの中を見学させて頂いたのですが、大きな違和感が残りました。「髪型は同じだけど、いつもの方と違うような...?息子さん大きいし...!!?」そう混乱していると、待ち合わせをしたはずだった社員(若くてボウズの方)が遅れて到着されて一言「あれ、水野さんも来てたんですね笑」

整理をすると、プライベートで取締役(兼 CBO:Chief Bouzu Offier)の水野がわざわざ会いに来てくださったのです。驚きと緊張で体が硬直したまま、一緒に昼食へ。その後は、取締役から直々に「全機現」という言葉について、また茅ヶ崎オフィスの未来についてお話を伺いました。
予想だにもしなかった、夢の時間でした。


最終発表のプレゼンには、たくさんの方々が業務の傍ら見に来てくださいました。発表前日には、緊張やプレッシャーに加えて、ZENKIGENに対する想いが溢れ過ぎて、感情がいっぱいいっぱいになりました。拙い発表でしたが、温かい声をいただくことができ、とても嬉しかったです。


インターンを通して思ったことは、ZENKIGENの組織や社員の方々からは、人を思いやる心、利他の心といった「あたたかさ」が滲み出ているということです。そしてこれは偶然ではなく、ZENKIGENが育む文化と経営陣の熱い想いが熱源にあるのだと感じました。
僕は正直怖さがありました。自分にとって良い部分だけを見て、大きな落とし穴を見過ごしているのではないかと。だからインターン中は、出来るだけ冷たい目を光らせて、粗探しを試みました。しかしそれは、無駄でした。金太郎飴がどこを切っても同じように、ZENKIGENには「あたたかさ」を感じました。


ここでひとつ、この記事を執筆するために過去の資料に目を向けると、インターン直後に社員に向けて書いた文章が見つかりました。原文のまま、当時の熱量をお届けできたらと思います。

(引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皆さんこんばんは!
10/13~21の約1週間インターン生として参加しました、○○大学大学院の福島です!
この度はインターンのお礼をしたく、1週間の想いを感想に綴りました。

インターン参加のきっかけは、野澤さんが登壇されたイベントにたまたま出席した事でした。そこから面談を重ねていくごとに、ZENKIGENという会社に心が惹かれていく自分に気付きました。

そこでインターン中の感想を全て記そうとするともはやエッセイとなるので、僕が抱いた大きな2つの感情をお伝えできたらと思います。

『プロ野球を知った高校球児』
 インターン中は出来る事を120%でやり切りました。特に議事録の作成や、New Workstyle Project のプレゼンはわからないなりに全力で取り組みました。しかし、出し切った上でレベルが到底及ばないことを肌で痛感しました。まさに高校球児がプロの壁にぶち当たるように。
 もちろん悔しいという思いはあります。ただそれ以上に、まだ次の世界への階段が続いていることにワクワクを隠しきれない思いが強く残りました。この思いを糧に、数年後の下からの突き上げ、さらには世代交代を狙いたいと思います。

『360度の優しさ』
 ◯◯さん、◯◯さんをはじめ、たくさんの方とお話する機会を頂きました。また週末には茅ヶ崎に行き水野さん、◯◯さんと直接お会いする事ができました。この1週間を通じて、全ての方が真正面から向き合って下さったことが、心に強く残っています。正直ビジネスど素人の学生が1人でインターンに飛び込んだため、根強い緊張と不安が頭を離れることはありませんでした。しかしこれでもかというほど皆さんが親切に、優しく接して下さったことで、自分らしさを見せる事ができたのではないかと思います。

 インターンを通して、ZENKIGENに入りたいという気持ちが確信に変わりました。
次は就活生として、堂々と選考を突破して皆さんの仲間の一員になれるよう頑張ります!!
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終わりに

この1ヶ月後、野澤・水野との面接を経て、正式に内定が決まりました。
全ては僕の勘違いから始まりましたが、今では茅ヶ崎に身を移して入社を目前としています。
「人生山あり谷あり」とは言いますが、自分の誇る岐路を辿るならば、谷であっても乗り越えられると思います。この想いを胸に、ZENKIGENと共に歩んでいきたいと思います。


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