#003 ZENKI -oninokuni- 百鬼夜行vol.2 《 written by Kazuya 》
- はじめに.
ZENKI『 百鬼夜行vol.2 』が終了しました!
まずはご参加いただいた皆様ほんとうにありがとうございます!!
この成功を糧に続けていく努力をしていきたいと思います◉
よかったら応援いただけると嬉しいです。
それでは、イベントで何が行われたのかを書き留めたいと思いますので、よかったらご一読お願いしますっ◉
- 百鬼夜行vol.2 - 備忘録 -
◉ 『百鬼夜行 vol.2』のシオリ
それがこちら▼
イベントに来ていただくまでの時間に少しでも楽しい気持ちを大きくできたらと思い作成っ!
◉ 鬼ケそば
集合は11時。まずは腹ごしらえ。
オーダーしてからそばを打ってくれるとのこと。
待つ間にこれらを。
・【松葉(まつば)】
・【山菜の天ぷら】
・【そばがき】
うまい。
食べ物が美味しいと、はじめましての人同士でも単純に話が弾む。
そうこうしている間に【そば】。
うますぎる。
お店のそばは【ざるそば】【おろしそば】の2種類。
全く違う味わい。
量も多くないので両方頼んでも良いかも。
寒波到来の直前で既に現地の気温1℃。
お店の中でも息が白いほど寒かったけど、それでも囲炉裏を囲んで食べると心も身体も温かかった。
◉ オリエンテーション
ZENKIメンバー『大塚』からのオリエンテーション。
今回のイベントがなぜ京都府福知山市大江山での開催なのかを説明しました。
『大江山には鬼が住むから』
そして
『日本の起源を語れる山だから』
◉ 日本の鬼の交流博物館
酒呑童子(シュテンドウジ)の住んだ大江山には鬼の伝説が伝わります。
酒が大好きな酒呑童子はよく悪さをはたらくため、鬼と称されたそう。
その酒呑童子に囚われた姫を助けるべく源頼光(ライコウ)が討伐に行く。
簡単に説明すると三行で終わります。
ただ、行かないと分からないこともたくさん。
大江山のあの空気感。
あそこには、今も鬼が住むと思いたくなる。
博物館にはたくさんの鬼の造形があり、その一部がこれら。
ただ、それだけではなく資料館として全国の鬼にまつわる資料が沢山展示されています。
全部丁寧に読もうと思ったら丸一日は欲しいくらいのボリューム感。
◉ 元伊勢内宮皇大神社
イザナキ、イザナミの子の内の一人、天照大神(アマテラスオオミカミ)を祀る。
伊勢神宮にて祀られる天照大神が伊勢へ行かれる前に居られた場所。
作りは伊勢神宮とほぼ同じ『茅葺きの神明造り』。
鳥居は全国で二箇所しかないと言われる黒木鳥居。
そして樹齢4000年の大木。
今でもここにはたくさんの人が参拝に来ている。
4000年の木の記憶。覗いてみたいっ!
◉ 元伊勢天岩戸神社
天照大神(アマテラスオオミカミ)が兄弟に当たる須佐之男命(スサノオノミコト)のヤンチャぶりを見て、泣いて隠れた岩があるとされる。
岩壁に立っていて
それはそれは圧倒的。
弟のスサノオがやんちゃで姉のアマテラスが泣いちゃうて。
これが神話の面白いところ。
◉日室ケ嶽拝所
原生林におおわれた神霊降臨の神体山。
日本人は宗教が身近にない、などと言う人もいますが
ここまで神が近くにいるのも珍しい、とも聞きます。
自然信仰 / アニミズム
全てのものに神が宿っているらしい。
この山も、山自体が神であり、かつては禁足地とされていたと。
◉ 元伊勢外宮豊受大神社
こちらは外宮。
農業の神様、豊受大神を祀っている。
天照大神が伊勢へ移転された際に共に伊勢へ移転されたから“元”。
◉ 焚き火
1日の締めは焚き火 & バーベキュー。
火を囲んで個々人の興味や熱を共有する場として設けました。
氷点下になっても火の回りは暖かい。
皆がエネルギーの中心に向かった上で人の話に耳を傾ける環境は、雑念なく自然に情報や想いがインストールされる。
◉ その後
イベントは【焚き火】までで基本的に終了ですが、せっかくの京都。
時間のある人と共に山を越えて京丹後へ。
天橋立にて解散。
これにてZENKI『百鬼夜行vol.2』は終了。
お集まりいただいた皆様、本当にありがとうございます。
帰るまで、そして帰ってからも遠足はまだ続く。
現地で教えていただいた『日本一おいしいぼたもち』。
何基準で日本一おいしいかは知らないけど
やっぱり、食べたら日本一おいしかった。
- あとがき
このイベントの趣旨は、日本というバックグラウンドを持つ人同士が『日本』というきっかけを元に、刺激を求めて、そして熱を求めて、集まる。それだけであって、何か答えを出すものではありません。
ただし、今後同じバックグラウンドの仲間は絶対に必要な時代になる。そこに価値はあると僕は信じています。
一方で、コンテンツがここまで不明瞭なイベント、、自信とは裏腹に人が集まってくれるのかZENKIメンバー共々、霧の中を手探りで進むような感覚で不安ばかりでした。
しかし実際に開催してみて、改めて価値を見出し、自信になりました。
これからも続けます。
興味ある方はぜひコメント、連絡ください。
僕らもZENKIというブランドを世界と戦えるように創り上げていきます。
熱をぶつけて高みを目指しましょう。
ZENKI代表
松本和也